メトロでシーク教寺院へ

インド観光3日目はメトロで移動してみることにしました。インドの地下鉄は、阿部玲子さんという地下鉄専門家の指導で建設が進められており、現在6路線ほどあります。デリーという超大都会というか、人口密集地で6路線で足りるわけもありませんので、彼女の活躍で次々と新線が開通しています。あるとき阿部さんが地下鉄に乗っていると、インド人に”あなたは日本人ですか?” と声をかけられ、 ”はいそうですが” と答えると、”地下鉄を作ってくれてありがとう” と感謝の言葉を貰ったことがあるそうです。日本人の、しかも女性の活躍でインドの地下鉄が建設されていることが広く知られているようで誇らしい気持ちになります。乗ってみると、車内放送の調子など、どことなく日本の地下鉄の方式に近いな、と思わせるものがあります。混んでいない限りはとても快適で、渋滞だらけの車よりずっと便利でしょう。

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この日は、デリーでシーク教最大の寺院、Bangla Sahib Gurdwaraを訪問しました。シーク教といえば、例のターバンを巻いた人たちの宗教です。他の観光地のように、外国人専用入場料やガイドの押し売りなどを予想したものの、ここは入場料なしの上、そんな押し売りも居ません。みんな裸足で歩いているように見えたので、あわてて靴を脱いで入り口の階段を登ろうとすると、ターバンを巻いたおじさんが近づいてきて、”案内しましょう” と別室に連れて行かれました。断る、断らないという雰囲気を超えた物言いで、従わざるを得ないものがありました。その別室では靴を脱いで、ターバンの代わりに黄色いスカーフを被せられ、手足を洗い清められます。一通り寺院を案内してもらったあと、寺院内の”給食施設” も見せてくれました。シーク教ではカースト制なども無くみなが平等で、食事を欲するものには無料で提供しているそうです。

IMG_0609*黄色いスカーフ と案内人IMG_0608*パン焼き専門キッチン IMG_0611

*バケツいっぱいのビリヤー二(チャーハンに近い)。大バケツのビリヤー二は、見ただけで食欲が失せそう。

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*不潔ではありませんが、決しておいしそうには見えないバケツいっぱいのカレー IMG_0616

*食事風景。二種類くらいのカレー(スープ)とご飯(ビリヤー二)とチャパティーなど。

案内時間は30分ほどでしたでしょうか、一通り終わると、”では以上です” とあっさり次の”お客” に向かってしまいました。案内料のいくらかも請求されるかと思っていた私たちは肩透かしというか、そんな先入観を持っていたことにちょっと恥ずかしいような思いにも。シーク教はヒンズー教などなんかよりずっとすばらしいじゃないか!などと単純に思ったりしましたが、事実シーク教は裕福で社会的に活躍している人が多いそうです。もちろんこの寺院もそういった人たちの寄付で成り立っており、入場無料はおろか、食事の無料提供も可能なわけです。

 

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