運転免許取得

インドでは基本的に車は自分で運転しないことになっています。いつか書きましたように、あまりに交通マナーがメチャクチャですから、普通の日本人なら運転しようなどという気にもならないでしょうし、万が一なにかあったら大変です。聞くところによると、外国人が事故った場合など、近くから野次馬が集まって、なんだかんだとインド人に味方して、場合によっては危害を加えることもあるとか。しかし、そうは言ってもGovindちゃん(運転手)は365日運転してくれるわけではありません。日曜日は休みですし、時には有給だって取ります。緊急に自分で運転しなければならないこともあり得ますので、そんな時のために一応インドの運転免許を取得しておくことにしました。

申請先は、考えただけでもため息が出そうなFRRO取得のときと同じ場所です。(5月の記事参照)建物に入っていきなり左側が”運転免許交付所”でした。今回は心強いことにGovindちゃんが同行。まずは”健康診断を受けて来い”と案内されたのですが、場所もちゃんと教えてくれません。指で”あっちだ” と指し示すのみです。あっちに行って、2度も人に聞いてようやく分かりました。下左の写真は”健康診断所”です。なんのことない、ただ目の検査をしただけです。下右側の写真の数字が読めるかどうか。いわゆる色弱検査のみで、視力検査もありません。検査のお値段は150ルピー(300円)

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必要と思われる書類は事前に準備していったつもりでしたが、案の定新たなリクエストが。 ”この会社で働いていることを照明する書類を持って来い” と事前には案内されていない書類を要求されてしまいました。他の係り官だったら違うことを言ったかも知れません。しかし、Govindちゃんは無抵抗にて”来週またで直しです” とあっさりあきらめ 。それはともかくも、これから免許をとろうとする人に対して、名前や住所はともかく、、車のナンバーを書くところがあるのはなぜ?(Vehicle No.)

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翌週の月曜日、オープン時間の9時ぴったりに再度事務所へ。しかし、係り官が来たのは9時15分ぐらいで、それでもなかなか仕事を始めません。仕事を始める準備しているように振舞っていますが、ただ勿体つけているようにしか見えません。でも”お上” に逆らってもしかががないのでじっと我慢。ようやく顔を上げて、書類を受け取ると、”あっちでサインを貰ってこい” との仰せ。あっちってどこ?でももうそこには列など作らない人たちがわれ先に手(書類)を差し出しています。ようやく”あっち” の係り官と話ができると、なんと”サインは必要ない。あっちへ行け” と元いた場所を指します。

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まったく、よほど気が長くないことにはとても耐えられません。Govindちゃんはえらい!その後、これで終わったと思いきや、いきなりPCの前にすわらされて、”English? Or  Hindy?” と、なんでそんなこと聞かれるのかも分からないまま、”English”と答えると、もう画面には交通法規の試験が始まっていたのでした。最初の画面が問題かどうかも分からないまま、読んでいると”どうも交通法規の試験のようだ” と理解できましたが、もうその時は第2問に移っています。全部で10問ほどでしたでしょうか、自信のない答えもありましたが、最後に”Congratulations!  You passed!”の画面が出てきて終了。こんな試験があるなんて全然聞いていなかったぞ!これでめでたく”仮免許” が取得でき、およそ一ヶ月後に実地の試験があって、その後晴れて本免許が交付されるとのこと。”インドで免許取るのは簡単ですよ” と聞いていたわりには、面くらうことばかり。運転技能は全く審査されないで、仮免許が発行され、公道で運転できるわけですから、日本に比べたら確かに簡単ではありますが、毎年13万人も事故死者が出るインド、運転免許交付はこんなことでいいのでしょうか。

 

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