床屋に行く

あまり気が進まなくとも行かざるを得ない一つに床屋があります。ただちょっと短くするだけ、とはいってもよく見かける”青空床屋”はさすがに行く気がせず、近くのモールに出かけてみました。中には4-5件の床屋があります。どれもインドにしてはモダンで、清潔そう。最初に見た店KABIという名前で男の人も見えたので、そこに決定。待ち人おらず。まずうやうやしくお盆で冷たいミネラルウォーターを提供され、ちょうど喉が乾いていたので、ありがたくいただく。”全体的に1cmほど切ってくれ(Cut 1cm all over)”といったつもりであるが、バリカンを使ってまずサイド側をかなり切り落とす気配。落ちてきた髪の毛を見て、”ちょっと待て!切り過ぎだよ!”といっても店員はきょとんとしているだけ。英語が通じないのか。すると隣の客が親切にも私の意図を店員に説明してくれる。隣の客は私要求を理解していたので、私の英語はまちがっては居なかったのであろう。

IMG_0025

それにしても店内には店員が多すぎ。カットする人、切った髪の毛を掃く人、シャンプーの後ブローする人などなど。下の写真のように髪の毛の長い女性には、髪の毛をブラシですく人、そこにヘアードラヤー吹き付ける専門の人などいるわけです。

IMG_0024

カットの後、シンガポールでも使わなかった、かみそりを使うようです。しかし石鹸を使わずそのままで生え際を剃ります。”そのカミソリ消毒してんのか?”と聞きたかったのですが、仮にしてなくても”してます”と答えるに決まっているのでやめました。

カット終了後、髪の毛の中に残っている細かい髪の毛を吸い取るか、吹き飛ばしてくれ、と言ってもどうしても理解されず。じゃ、ヘアードライヤーを貸してくれ、といって自分でドライヤーで細かい髪の毛を飛ばそうとしていると、ようやく私の意図が理解されたようで、タオルなど手にしてあわてて首や肩などの髪の毛の切れ端をふき取るしぐさ。形だけですけどね。改めてインド人はサービスには向いていないと認識。

カット料金は280ルピー(約500円)。会社のインド人によると相場は150ルピーぐらいとのこと。ちなみに道端で見かける”青空床屋”は20-30ルピーとのことでした。青空床屋は、ローカルではUMTと言うそうです。Under Mango Treeの略。なかなか良いネーミングだと思います。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です

CAPTCHA