インドの焼き芋屋

インドにも焼き芋屋がありました。しかも事務所の入り口あたりで、日本のようにリヤカー(屋台)で売っています。夏には見なかったですから、こちらでも焼き芋は秋か冬の”風物詩”なのでしょう。見たところ日本のサツマイモとちょっと違うようにも見えますが、聞くと”Sweet Potato”と言ってますので、間違いなく、サツマイモでしょう。”一つ頂戴” というとほのかに煙のでているあたりから焼けた芋一つを取って、皮をむき始めました。左手で食べる部分に直接触られるのは少々気になりましたが、もう仕方がありません。味付けは、軽く塩を振っただけのものと、カレー風のスパイスであえたものの2種から選択です。お昼を食べたばかりのことでもあり、塩味を選択。(お昼はビリヤー二といって必ずしもカレーではなかったのですが、おすそ分けでカレーも食べてましたので)お値段は10ルピー(20円)。

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で、お味のほうはいかに?ほのかな塩味は大正解。芋そのものも日本のサツマイモとあまり変わりません。さすがインド、これで20円は安い!

近くを見渡すと結構屋台の物売りが出ています。アイスクリーム屋、いり豆売り、豆を主体にしたカレー売り、スナック菓子屋、あるいはミシンで縫い物をしている人もいます。ミシンを使って何の商売をしているのか聞こうかと思いましたが、どうせ英語が通じないだろうから、とやめにして、後で現地社員に聞くと、”格安で洋服を作って売っていると思う” と至極当然な答え。

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またそのすぐ近くでは、レンガを積み上げて壁(たぶん家)を作っているのですが、そのレンガを10個ほど頭に載せて運ぶ女性がいたり。わずか10mほど運んでいるだけです。ならば、製作中の壁の近くに積荷(レンガ)を降ろせばよかったじゃないか、と考えても詮無いことです。きっとなにか理由があることでしょうし、少なくともこの女性はこれで今日の仕事は得られたわけです。これまでは暑くて、事務所の廻りを散歩するなどあまり考えもしなかったですが、ぶらぶらしてみるとそれなりにいろいろな風景と営みがありました。

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