鍵が開かない

いつものように帰宅して部屋の鍵を開けようとすると鍵が入らない。ひっくり返してもどうしても入らず。朝までは普通に使えたのに。よく見ると横向きに入れていた鍵穴が縦になっているように見える。はてはシリンダーを変えたか。前日の木曜日に、“鍵を入れたら抜けなくなってしまうことがあるので、見て欲しい”とは管理会社にメールはしたものの、インドでそんな早急な対応を取ってくれるはずがない、と勝ってに決め付けていたため、どうしたものかと思案をめぐらす。このままではどこかのホテルに泊まらざるを得ないかも。

とにかく、アパートのマネージメントになんらかの連絡なり、新しい鍵が預けられているに違いないと考え、コミュニケーションに苦労しながらもなんとかマネージメントの部屋にたどり着く。すぐに“カーペンター”を派遣するとのことで、対応は悪くはなかったのであるが、若いテクニシャンと思しきアンちゃんはなにもできず。挙句には私の首にかけていた事務所の鍵を使ってみろ、などと言い出す始末。“これは私の会社の鍵だからダメに決まっている”といっても聞かず、理解できず。あきれつつも仕方がないのでいくつかを試してみさせる。当然開かない。馬鹿かこいつは、と思い始めたとたん、いきなりロックアウトされた自分に腹立たしくなり、つい“お前は何やってんだ!役立たず”と罵倒するも、英語は通じず、ただニヤニヤ笑っているだけ。

結局ここを紹介してくれた不動産会(日系の会社)に連絡することを思い立ち、7時を過ぎていたが、連絡が付くとさすがに日本人、テキパキとしかるべきところに連絡し、新しい鍵を届けさせるのでしばらくそこで待っていて欲しい、との連絡あり。捕まってよかった。

無駄にした時間は2時間弱ぐらいでしたが、その間のいらだたしさといったら尋常ではありません。なにせいきなり何の通告もなく自分の部屋に入れなくなってしまうのですから。

後で確認したことですが、一応メールは入っており、“シリンダーを交換したので、鍵を取りに来てくれ”とのメッセージ。鍵を取りに来いとは!しかも歩いていける距離ではないのです。しかも私はメールをいつも見れる環境に居るとは限らないのに。やはりインド人はサービス業に向かないと言わざるを得ず。

 

 

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です

CAPTCHA