マトンはヤギ、ミルクは水牛

インドに赴任してちょうど4ヶ月。最初は東京から、その後シンガポールからインドに関わるようになって15年も経つのに、知らないことはいっぱいあるものだとつくづく思い知らされました。

いままで普通に食べていたマトン、私はチキンよりも好きなのですが、インドではほとんどの場合羊の肉ではなくて、山羊(ヤギ)の肉だそうです。知らなかった・・・だからといって牛だと思って食べていた肉が実は犬だった、みたいなショックはないですが、確かに車窓から見える風景には羊はあまり見ないし、インドの羊毛なんてのも聞いたことがありません。なぜ羊ではなくて山羊なのか?教えてくれた人によると、羊はインドでは暑すぎるとか。”どういう意味?” と聞くと”インドは暑いからあんなふさふさした羊毛を着ている羊は耐えられないのでは?” とのコメント。なるほど。また、山羊の乳は栄養価がとても高くて、且つ脂肪分が少ないすぐれものの食品だそうです。ガンジーもあんなに痩せていたけど、山羊の乳のお陰で彼のエネルギーが支えられていたとの事。山羊を育てるのは牧場で山羊を飼うといったものではなく、農村部の家庭で4-5頭家畜として家で飼っていて、時期が来たら”市場”に出荷するわけです。乳を出さないオスの子山羊が生まれたら、一部は”ラム(子羊)=柔らかい子羊の肉”として売られてゆきます。

一方、街で売っているミルク、実は牛ではなくて、水牛のミルクがほとんどなんだそうです。牛のミルクは”Cow Milk” と特に表示され、値段も高め。水牛のミルクと牛のミルクは味の区別がつくかというと、まず違いがわからないそうです。たしかモッツァレラチーズの原料は本来水牛のミルクだったと思いますので、そう考えると違いはほとんどないのでしょう。じゃ、なぜわざわざ水牛のミルクが普通なのか?水牛はミルクの出方(搾乳量?)が良いから。それも薬を使ってよく出るようにしているとか。店ではビニール袋に入れられて売られていて、賞味期限は2-3日です。私は長持ちするパック入りの加工乳を買っていますが、インド人でも普通は煮沸して飲むようです。

ちなみに鶏も同様、成長促進剤や排卵促進剤をたっぷり使われています。余談になりますが、中国はもっとひどくてこの”成長促進剤”のジャブ漬け肉が普通となっており、4-5年も駐在すると4-5cmぐらい身長が伸びることが珍しくないそうです。もちろん動物でなくてそれを食べる人間の方です。都市伝説みたいな話ですが、一応理にかなっています。特に副作用もないとか。インドでも似たような状況と思われますので、一年ぐらいたったら身長測ってみようか。1cmぐらい違っていたりして。

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