物は考えよう

これまで何かとネガティブというか、日本では考えられないようなことを取り上げて来たように思いますが、そんなネガティブなイメージも見方・考え方次第でプラスにも感じられるのも事実です。インドではそうでもしないとやってられないというのもありますが、そんな一般的にはネガティブなことも捕らえ方次第ではそんなに悪くもないのでは?なんて事象をいくつか挙げてみましょう。

1.時間にルーズ:                                            インドでは時間などあってないようなものだと言われますが、それは事実です。飛行機はかなり良くなってきましたが、電車など時間通りに動くなどということは誰も期待していません。納期を守る、支払い期日通りに支払う、なんてものもまず守られません。時間に異常に正確な日本人にとっては、我慢ならないというくらいのレベルですが、逆に日本人が異常に正確なだけで、世界的には時間を守る方が例外。そんなに気にしなくて、一応の目安程度のものだと考えれば、逆に気楽に生活できるかも知れません。私はこのところ腕時計もしなくなりました。正確な時間が知りたければ携帯があるし、インドで分刻みの正確さなんて必要ないですから。

2.駐車はどこでもOK:                                           東京ではどこに行くにも電車の方が確実で早いので、車での移動というのはまれだと思いますが、駐車場がない、そして駐車料金が異常に高いというのも大きな要因だと思います。しかしここデリーでは、公共交通機関の発達がまだまだで、車なしには動きが取れません。そして、駐車違反というものはあっても無いに等しいです。ここ10年で7倍ぐらいに車の数が増えたそうですから、どの道路も両側とも(駐車違反の)車でいっぱいです。結果、恒常的渋滞をさらに悪化させているのですが、まったく道を塞いでしまうほどでもありません。少なくとも駐車場のことを心配する必要がないというのは、それなりに便利といえば便利であります。さらに交通法規もほとんど守る必要なし。良くないことは明白ですが、自己責任においてどのように運転しても自由、と考えればこれまたさほど悪くないかもです。

3.分別ごみ無し:                                                ペットボトルのキャップまで分ける分別ごみは日本では当たり前ではありますが、インドではまだゼロと言っていいでしょう。生活する側からすれば誠に楽チンです。生ごみもプラスチックも缶もなにもかも一緒でOK。それでも最後には、いつかもこの駐在記で書いたように、人力で分別されます。ゴミ集めする人が、お金になりそうなもの、たとえば空き缶や壜、ペットボトルなどを取り出して分別くれるのです。                          ちょっと話しが逸れるようですが、古新聞も買ってくれます。お金を出して持ってってもらうのではありません。過日は古くなったダウンウェアーをゴミとして玄関に出しておいたところ、部屋の掃除人が良い拾い物でもしたかのように持ち帰って行きました。自分で着るか、売るためでしょう。循環社会?無駄がなくて結構です。

4.人の事は考える必要なし:                                      もちろんこれも良いことではないのは疑いの無いことですが、日本人のように人のことを考えすぎるものいかがなものかと思われます。学会や会議などでインド人が一人で喋りまくって顰蹙を買う、なんて話を聞いたこともあるかと思います。ゴルフなんかでも、スロープレーで後の組がイライラしていようと一向に気にする風はありません。                                                KY(空気が読めない)などという言葉がありましたが、インドでKYなんてあり得ません。すなわち誰もそんなことできません。ひたすら唯我独尊、わが道を行くのみ。これまた人によっては疲れなくて居心地の良い環境と捉えられるかも知れません。

尚、以上は私の後任者募集を意識して書いたものではありませんので、念のため。

物は考えよう」への2件のフィードバック

  1. 一時帰国した際についうっかり・・・・
    缶詰の空き缶をゴミ箱にポイしてしまい、
    すっかりインド化してしまった自分に気づきました。

    インド人のどこが一番キライか?考えた時に、
    (たくさんあり過ぎるのですが・・・)
    他人の事をこれっぽちも考えない所が一番キライかなと思いました。

    1. サントーシーさん
      そんなにインド人が嫌いなのに、なぜにインド?永住かどうかは存知ませんが。
      私も日本に帰ったときゴミの仕分けはとても面倒に感じますが、よい事であるのは間違いないでしょう。
      しかし、一説にはさほど意味がないという話もあるみたいです。

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