インドでインプラント‐その2

長年、歯で苦労している私は、自分の症状を自覚し、それに対して歯医者が言ってくるであろうことをかなり正確に予想できます。アポを取るときのメールでは ”この鈍痛を感じる歯は、10年以上前に治療してたところで、神経が無く、おそらく歯根の部分が化膿していると思われます” と書いたのですが、レントゲンを見たDr. Poonam先生は、                            ”状況はよろしくないです。歯の根っこの部分が化膿しておりますので、早急にこの歯を抜いて、インプラントを入れるべきでしょう”                              ”わかりました”                                               私は予想した通りの見立てだったので、なんの迷いもなくそのアドバイスに従うことにしました。実は私、既に3本のインプラントを入れており、インプラントにさほど抵抗感が無かったというのもあるでしょう。また、噂のとおり、自信に満ちた、”私に任せておきなさい” みたいな、頼りがいがある肝っ玉先生のように見受けられたのも安心材料だったかも知れません。

”4日後の夕方もう一度来れますか?抜歯します”  ”分かりました”                           ”来る一時間前にこの薬を買って飲んで来てください。まずは悪い歯を抜いて、腐食している骨の部分の再生を待ちましょう。それにはおよろ3ヶ月かかります。しっかり骨の部分が再生したら、インプラントを入れます。その”ネジ”が固定されるまで3ヶ月ほど待って、良好ならセラミックの歯を取り付けることになります”                                      価格は明朗会計で、既に表になってます。

*インプラントで50,000ルピー(約8万円)と日本に比べるとかなりリーズナブルです。これにプラス歯(セラミック)が15,000ルピーほどかかります。

さて、4日後の抜歯の時が来ました。アポの一時間前に指定の薬を飲んで、いざ。    いったん覚悟を決めてしまうと、任せるより他ありません。                     日本と同じように麻酔の注射を打って、10分ほど待ったものの、毎日お酒を飲んでいるせいか、効きが悪いとみえて再度追加注入。もちろん注射の痛みはもうありません。     しばらく待ってから、ペンチのようなものでいとも簡単に抜歯完了。神経も無く、根っこが傷んでいたため、なんの抵抗もなかったのでしょう。                                ”これから一時間は、熱いものは飲んだり食べたりしないでください。たとえばコーヒーとか” すかさず、”じゃ、ビールはいいですか?”                                     ”ビールは冷たいのでいいでしょう” ・・・なんと予想に反し、問題なしとのこと。アルコールの作用で血が出たりしないのか、などと内心心配しつつも、医者が良いといっているんだから、これ以上の質問はやぶへびになるから止めておこう。

ところが家に帰っても、麻酔薬をいっぱい注入したせいか数時間経過しても、右半分の感覚が戻りません。ビール飲めなくもないですが、せっかく飲んだものが、右半分からこぼれ出ても気がつかないかも、といった感覚です。でもなんとか気をつけて、ちびちび流し込んだのですが、ビールをちびちび流し込んだのではいまいち味気なし。一旦はあきらめていたものを手にして得したような気持ちになったものの、結局その日は軽く缶ビール一本だけで止めておきました。                                            本治療のピーク、インプラントを入れるのは来年の2月初めの予定です。その3はそのときまでしばらくお休みです。

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