スチュワーデス募集

”スチュワーデス”という言葉はもうほとんど使われなくなりましたね。今ではキャビンアテンダント、略してCA、あるいはキャビンクルー、エアーホステスとか。 エアーホステスという言い方はやや侮辱的か。 CAが一番一般的かも知れません。                                       筆者が学生のころはスチュワーデスといえば、まだ女性のあこがれの職業のひとつでした。中学校の同級生でJALの国際線CA(以下CA)になった女性がいましたが、当時それはそれは恵まれた待遇で、給与の高さも去ることながら、仕事の日は東京の自宅から成田までタクシーで送り迎えしてくれる、と聞いてびっくりしたものです。 数年前、JALが左前になったときには、そんな法外とも言える待遇を思い出したものです。                                      また、面白いことに他の同級生の女子からは、CAになった彼女に対し、陰で悪口を言う言う。それもやっかみがなせるものだったに違いありません。

さてスリランカから帰った翌週、バンガロールにて上期総括の会議を持ったのですが、2日目の朝、ホテルのロビーに、普段見たこともないようなすばらしいスタイルの若い女性が何人か目に入ってきました。彼女たちは受付とちょっと言葉を交わし、ホテル内のどこかに消えてゆきました。それだけだったらまあまあ普通のことですが、似たような女性たちが次から次とホテルに入ってきます。                                               ”あれー、これは尋常ではないぞ。なにかモデルでも集まるイベントでもあるのか?” と思い、ホテルのイベント案内をみると ”Indigo Air Cabin Crew Interview” とあります。なるほど。CAの採用面接の日だったのです。私も含め、会社の他のスタッフも見とれていて、ロビーにあるソファーを離れようとしません。”会議は9時からはじまるんだけど・・・” しかし元々時間などあってないようなインドですから、誰も時間を気にしていない様子。 ま、すこしぐらいいいか。

ところで、インドではCAはまだ憧れの職業か?との問いに対しては、”給与はいいので志望者は多いけど、家庭によってはダメというところも少なからずある” そうです。インドではウェイトレスという職業が無いに等しいと言えるように、女性がお客にサービスする職業を嫌う家庭も多いようです。それは宗教とは無関係ではないでしょうが、カーストとは関係はないそうです。カーストは職業から来ているとも言えますので、カーストができた時代はIT技術者と同じようにCAなんてな無かったわけですから、納得できます。                  ちなみに給与はどのくらいかというと、10万ー15万ルピー/月(約16万円から23万円ぐらい)とのことで、確かに同世代の一般事務職と比べたら、3-4倍ぐらいの違いがあります。しかし、CAの”寿命”は短く、せいぜい4-5年で地上職に配置換えになり、そのまま一般的な給与で働くか、ホテルなどに転職してゆく人が多いそうです。たまたま質問した会社のスタッフのアパートにCAの家族が住んでいたので、詳しいことを知っているとのことでした。でも、給与など聞けるのだろうか?インドなら普通に聞けるかも知れません。                            ただし、エアーインディアは別です。こちらは国営のため、待遇が良いだけでなく、首を切られることがありません。よって、エアーインディアのCAは恰幅のいいおばさんばかりで、ベテランになるとビジネススクラスを担当するとか。序列から言うとわからないでもないですが、高い料金払って、贅肉たっぷりのおばさんCAじゃなー・・・こちらはJALとは別の理由で左前になる日も近いか。いやもうなっているかも。

スチュワーデス募集」への2件のフィードバック

  1. 我が家の近所や同じような低所得者エリアで制服姿のかっこいい女性を
    何回か見た事があります。
    みなキャリーケースを引いてタクシーに乗り込もうとしていました。
    顔つきから東北系と思われます。おそらくキリスト教徒でしょうね。
    10万Rsももらっていたら、
    もう少しいいエリアに住めると思うんですけど・・・

    1. 恐らく家族の家がそこいらに住んでいるのでは?インドでは一人暮らしはまずいないと思いますので。
      またブログに書いたように、”選手生命”は短いようなので、しっかり貯めているのではないでしょうか?

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