デリーの魚市場

デリーの人たちは魚料理にあまりなじみがありません。海から500Km以上も離れているのですから当然なのですが、デリーにも魚市場があると聞いてさっそく行ってみました。そこは事務所があるデリーの東南地区の一角で、聞くところによるとバングラデシュからの移民が中心になっているそうです。バングラデシュは昔インドでしたが、インド独立後イスラム教徒の国として東西パキスタンとして分かれて、東の方が現在バングラデシュですね。コルカタ(昔のカルカッタ)地方と同じ民族というか地域で、ベンガル湾から取れる魚を豊富に使った料理が有名です。やはりカレー味が中心ですが、日本人の口にはとても合うと思います。ベンガル湾で朝獲れた魚を毎日電車でデリーまで運び、11時ごろから市場が開いているというわけです。

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おおよその場所は聞いていたものの、住所までは聞いていなかったので、近くで数人に聞きながらたどり着けたのですが、今回はラッキーなことに”知ってる詐欺”には会いませんでした。小さいところですが、きっと有名なのでしょう。商店街の一角で、写真でみると大きそうに見えるかもしれませんが、4-5件の”個人商店”があるだけです。

まず驚いたのはハエの大群です。上の写真では分かりにくいでしょうが、細かい黒い点はすべてハエです。魚の外観が変わるほどです。普通の日本人ならこれを見ただけで食べる気、というか買う気にならないでしょう。私も同様、中に足を踏み入れるのも躊躇されましたが、せっかく来たのだからと気をとりなおして突入。

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魚の種類はどうもなじみの無いものばかり。暖かいベンガル湾からのものと、淡水魚が混じっています。鯉とかなまずとか。”なまずはおいしいよ!”とずいぶん薦められましたがちょっと、、、良く見ると氷に埋もれてサバがあるではないですか。私の好きな青物魚。氷に埋まっていたので、ハエもたかっていないし、ということで1Kg(4匹)で530ルピ‐(約1,000円)で購入。今夜はサバの煮付けで一杯、なんて考えていたら値段折衝も忘れてしまいました。ちょっと高かったか?鎌を立てたような刃物で尻尾や、背びれなどを切ってくれます(写真右)。ちゃんと氷のなかにも入れてくれました。えびなんかもおいしそうではありましたが、どう料理したらよいか頭に浮かばなかったのでパス。

帰宅後すぐに頭と内臓を取り除き下ごしらえ。多少魚臭くはなりましたが、懐かしさが先立つのでしょうか、それがまた不思議と気になりません。サイトのクックパッドを見てサバ煮を製作。とうもろこしを茹でるくらい簡単です。インドサバでもベンガルサバでもなく、味のほうはまちがいなくあのサバでありましたが、脂ののりがイマイチでやや淡白な味でした。ノルウェーとか寒い国のものでないとたっぷりと脂が乗らないのかも知れません。残ったサバは竜田揚げなんかにしたいけど、揚げ物は面倒だし、どうましょうか。そういえば先日泊まったバンガロールの日本人向けホテルでの朝食はこんなメニューでした。海外ではよく見かける間違いですね。(バサの竜田揚げ?)

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