クラブ東京

デリーの日本人で構成された干支会というゴルフクラブがあるのは以前にもちょっと触れたかも知れません。十二支を6つの組に分けて、各組24名の精鋭を集めて、年に一度”全干支戦”という対抗戦をします。全18ホールから2組ずつほぼ同時にスタートするショットガンスタートで、18ホール X 4人 X 2組で144人の参加者が集まります。                                 日本人向けホテルの協賛やそこからの”おにぎり=朝食”の差し入れなんかもあって、それはそれは盛大な大会です。この大会に勝つために、各干支は一年間修練を積むのですが、これがまた気合の入ったもので、全干支戦が近づくと”練習試合”も何度か入り、たまたま生まれた年で分けただけのチーム編成なのですが、自ずと対抗心と団結心が生まれてくるから面白いものです。韓国人ほどではないにしろ、年齢を気にする日本人には向いているのかもしれません。

お昼過ぎごろにゴルフは終わり、その後は近くにあるクラブ東京という、これまたちょっと怪し気なレストランで成績発表と祝勝会あるいは残念会と宴会が盛大に催されます。”クラブ”というだけあってコンパニオンもいまして、彼女らの外見は日本人的なアジア人なのですが、実はれっきとしたインド人で、中国との国境に近いマニプール州などから来ている女性たちです。彼女たちをまとめる日本人女性(ママさん?)もいるようです。

15135994_10202320737817228_8240515451418744221_n 15181156_10202330620064278_3720912426473839596_n

*左はコンパニオンご一同。右は宴会のスナップですが、彼女がママさんか。(クラブ東京のサイトより)

15219490_10202330623984376_207240713761678148_n

*こちらもクラブ東京のHPから拝借。料理は純和風。日本のカレーなんかも定番で人気があります。

IMG_6142

*こちらは当日の写真。各組6種類に色分けされたユニホームを着用。

IMG_6117R

*こちらは全干支戦参加の若い日本人女性です。昔なつかしいセーラームーン。全干支戦前には前夜祭があり、そこでの余興もポイントが加算されますが、再びセーラー服で登場しおじさまたちを喜ばせます。 干支会というだけあって、歳がバレバレになるという問題もあります。(若い人は問題なし)

今回の全干支戦は私の所属する干支はデフェンディングチャンピオンだったのですが、残念ながら2部落ち、5位に終わりました。まあ、実力もその通りかとおもうのですが、ハンディー戦であり、前夜祭の(余興の)得点や女性が参加すると加点されたりと遊び心も入っており、一喜一憂するほどでもないのでは?などと理屈では思うのですが、優勝したチームは大歓喜につつまれ延々と大宴会。勝てなかったチームも残念会と一年後に向けての決起パーティーと、要は宴会の口実にしているだけかも知れませんが、この盛り上がりがなかなかなのであります。娯楽の少ないインドだからか??

クラブ東京」への2件のフィードバック

    1. サントーシーさん
      あけましておめでとうございます。
      こちらこそよろしくお願いします。
      だんご会でお会いできるの楽しみにしております。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です

CAPTCHA