インド製ホンダ車

かつてはスズキ(マルチ)が8割ぐらいを占めたと思われるインドの車市場ですが、最近は韓国のHyundaiなども多くなり、日本のトヨタやホンダなども徐々にシェアーを上げています。日産はたまに見ることはありますが、マツダはまず見かけません。たぶん日産は現地生産しておらず、マツダは積極的に販売していないのでしょう。もっともMAZDAと書かれたインド製の車はよく見ます。それはゾロアスター教の最高神がMAZDAという名前で、たしかインドのTATA社だったと思いますが、ある車種にMAZDAという車名を使っています。(日本のマツダも創業者の松田さんの名前とこのゾロアスター教の神MAZDAをもじって車名にしているようです。ちなみに以前も書いたことがありますが、ゾロアスター教は近親相姦や婚姻を推奨しているという日本人の常識では考えられない教義を掲げております)                                       こうしていろんなメーカーが増えてくると、その分スズキ・マルチのシェアーは下がることになりますが、市場全体が急拡大しておりますので、スズキにとっても問題ないことでしょう。

先日2台目の社有車としてホンダのBR-Vという車を購入しました。1500ccのコンパクトワゴンというか小型SUVといった感じのものですが、エンジンなども含めて100%インド製ということです。そうは言っても設計そのものは日本のモデルを元としているに違いないのですが、この車種と同じものが日本で走っていることはないでしょう。なぜなら、どう見てもインド仕様に変更していると思われるからです。                                                  外見もインド用に変えている感じもしますが、運転席に座ってみるとそのダッシュボードというか計器類のシンプルさが印象的です。こんな高級感のない計器類ではいま時の日本では売れないでありましょう。ダッシュボードそのものも一部が汚れているような感じで艶が一様ではありません。この辺はインド人なら気にしないでしょうが、日本人ならすぐにクレームされる、というか品質保証が通らないと思われます。ちなみにお値段は税込みで100万ルピーほどです。(約160万円)やはりかなり安めですね。

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*たぶんこのモデルは日本にはないでしょうが、基本設計はCityとかCivicなんかだと思われます。

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*左からタコメーター、速度計、燃料計です。燃料計などはタコメーターを流用したように見えます。でもまあシンプルで結構。

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でもエアコンはオートだし、ラジオ、CDプレーヤー(もう古い?)なども付いていますので、実用上はまったく問題ありません。マニュアルで6速もあって面倒なのですが、インドではいっぱいギアがあったほうが受けるようです。

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