インドの国勢調査

たまにはまじめな内容のものを書いておきます。もともとこのブログは、今後インドを担当するであろう人のために情報を書留めておこうとはじめたものですし。

いつもしっかり新聞を読んでいるわけではないですが、今日は土曜日でもあり一面を開いてみるとインドの国勢調査の結果が載っていましたので、簡単にまとめておきます。都会と田舎に分けてそれぞれの生活実態を端的に表わしています。都会に住む世帯が1億1千万、田舎は1億8千万世帯、全体では2億9千万世帯としており、仮に一家族4人としますと、合計12億人ほどになりますので、ほぼインドの人口になります。(もちろん全世帯を調査したものではなく、たとえば都会ですと約半分の6千5百万世帯を調査したと書かれています)

1.都会の生活者:全体の1億1千万世帯のうち、電気が来ている世帯は55%。冷蔵庫、固定電話、洗濯機、モーターバイクの4つを持っている世帯は、7.8%の860万世帯。それらの1つでもを持っている家庭は9%の1千万世帯。あまり変わりません。家に水道が来ていない世帯は4.5%の5百万世帯。収入ゼロが350万世帯(3.2%)。収入ゼロの人たちがどのように生活しているのかは書いてありませんでしたが、Begger(物乞い)は10万世帯となっていました。

2.田舎の生活者:全体は1億8千万世帯ほど。そのうち約半分は貧困家庭。75%は毎月の収入が5,000ルピー(約9,500円)以下。10,000ルピー以上は8.3%。所得税を払っている家庭は4.6%ほど。(インドでは10,000-ルピー以上の収入があって所得税が発生するということですからほぼ一致します)冷蔵庫の普及は11%ということですからこれは都会生活者とほとんど変わらない数値です。暑いから優先されるのでしょうか。一部屋のみで生活している家庭は13.3%。4輪自動車を保有している家庭は2.5%、二輪車ですと17.4%になります。しかし携帯電話の普及率は68.4%とそうとう高い数値です。いまや生活の必需品ですね。確かにこれまで携帯をもっていないというインド人を見かけたことはないです。

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左が一面で、右が続編の16ページ目です。左の紙面の下の方には”17歳の少女が家にトイレを作ってくれないと嘆いて自殺した”という記事も載っています。彼女の家は4つも部屋があったのに、トイレは優先順位が低かったとのことです。

ついでに、インドでは以下のような死亡記事とは別に死んだ人の写真を載せて、”心当たりの人は居ませんか?”と問い合わせる記事が普通に載っています。日本では考えられないですね。

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