インドにはネコがいない?

出張であってもインドにしばらく居た人なら気がつくかも知れませんが、インドではネコをほとんど見かけません。犬は飼い犬や野良犬含めて普通にいます。家の周りでも、朝散歩すると野良犬がまとわりついて来て困ります。フレンドリーなのはいいのですが、誤って足や尻尾を踏んで噛み付かれては、狂犬病の予防接種をしているとはいえ、どんな病気になるか分かったものではありません。かといって仲良くなって、毎日待たれるのも困るし。犬は一度えさをもらった人はずっと忘れないといいますから。この酷暑の時期、犬にはとてもつらいことでしょうが、暖かいところが好きなネコは居てよさそうなものだけど。

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実は豚もいっぱいいます。”のら豚”です。のら豚ですから持ち主は居ないと思われます。野良犬に襲われないのか心配になりますが、犬たちはそれほどまでには食べるものに困っていないということでしょうか。インド人は豚をまず食べません。インドに1億人ほどいるイスラム教徒はもちろんのこと、ヒンズー教徒の人たちも「豚なんか食えるか」見たいに言います。どうして?と聞くと、「何でも食うし、不潔そうじゃないか」。

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不潔って。。。ブタもインド人には言われたくないかも。でも一番の理由は豚を食肉として処理する人が居ないということのようです。豚は食べる人が少ないので、それを業務として肉にする解体業者というか、流通網が無いということのようです。こういった野良豚を素人が適当に肉にして売っているかも知れず、怖いというか気持ち悪くて食べる気がしないというわけです。その点、鳥や羊は当局にしっかり監督された業者が扱っているので安心であるとか。じゃ、先日韓国料理屋で食べた豚の骨付き肉スープも、その辺に居る野良豚をだれかが適当に処理したものだったのだろうか。

話がやや逸れてしまいましたが、なぜネコが居ないのか最近理由がわかりました。ネコはねずみを採るからです。どういうことかというと、ヒンズー教ではねずみは神様の使いとされているのです。よってそのねずみを採るネコはけしからん、というわけで好まれないわけです。もちろん食用にする人もいませんので、ペットとし飼われなければ当然見かけなくなりますね。

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