新春打ち初め

去年の正月は日本からお客さんが来ていたので、ややあわただしい年末年始でしたが、今年は静かに一人で新年を迎えました。インドでも元旦は休みなのですが、今年は日曜日と重なり、振り替え休日もないのでほぼ普段と変わりません。月曜日の2日から仕事です。 街も特にお祝いといった様子はなく、日本のような”年末年始” の雰囲気はまったく感じられません。

多くの日本人は年末年始には一時帰国するのですが、私のような人も少なからずおり、今年はそんな残留日本人とゴルフで新年をスタートすることにしました。             場所はグルガオンにあるDLFゴルフコースという、知る人ぞ知る超難コースです。このコースは初めての私に、幹事さんから ”ボールは少なくとも10個は持ってきてください” とのアドバイス。なんでもある女子プロゴルファーがプレーしたとき、あまりのスコアーのため、公式記録に残るのを避けるために途中で棄権したとか。                                                    まだ真っ暗な時間に待ち合わせ場所のプロショップに着くと、そこはインドのゴルフ場とはとても思えない店構えでした。その後クラブハウスに移動して、”新春の朝礼” をしたのですが、そのクラブハウスもこれまで見たこともないような豪華さです。グルガオンの街は去年の3月までに住んでいたところ。しかもアパートはすぐ隣です。そんな近くにこんな別世界とも言える豪華なゴルフクラブがあったとは。。。もちろんインド人の会員もたくさんいます。会員権もデリー近辺では破格の金額とか。廻りには道端で生活している人もごろごろしているわけで、インドの格差を改めて垣間見た気がしました。

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*プロショップの入り口。クラブハウスはもっと豪華で、六つ星ホテルのようでした。帰るころ(お昼ごろ)には懐かしいカーペンターズの歌が流れるなかで、インドのお金持ちがランチを楽しんでいるのが見えました。

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*池越えが多く、プレッシャーがかかります。

さて肝心のゴルフですが、フェアーウェーは狭く、長く、また最初の2時間ぐらいはデリー名物の霧で先がよく見えないので、余計遠くに感じるし、超高速グリーンは巨大なポテトチップスを3-4枚繋げたようにうねっています。パットでさえもカップを50cmもはずすと、グリーンから転がり出て10m近くも落ちてしまう、といった有様です。こんなのは初めてです。ということで成績は散々でしたが、ゴルフ場全体はさすがによく整備されていて、こちらもインドのゴルフ場とはとても思えず。日本のゴルフ場よりきれいなくらいです。                                                     終了後は近くのレストランで新年会。なぜかステーキレストラン。もっとも水牛の肉ですが、硬めではあるものの、味は牛肉とほとんど変わりません。しかもしょうゆ味が注文できます。正月といえば日本酒ですが、それは叶わずインドビールで乾杯!

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*久しぶりのステーキ。そういえば10月に日本に帰ったときも牛肉など食べなかった気がします。

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