ごみをあさるのは誰?

現在のアパートに引越してから9 ヶ月になろうとしていますが、毎週金曜日の朝ドアの外(正確には階段の踊り場)に出したゴミ袋が、夕方家に帰ると必ずと言っていいほど散らかっていました。カラスが散らかしたとも思えず、犬や猫が入り込んだとも考えにくかったのですが、ゴミ袋は必ずしも口をしっかり閉めて捨てるのでもありませんので、通りがかった人が暗闇で蹴飛ばしたりしたら、容易に散らかってしまいます。 インドではゴミの分別などはもちろん必要ありません。”誰の仕業かわからないけど、気をつけて欲しいよな” ぐらいで、 翌日には階段などアパートの共用部分の掃除人が片付けてくれますので、見て見ないふりというか、なるべく気にしないようにしていました。

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*左が朝ゴミを出したとき、右が夕方の状態です。この日は特に散らかり方がひどかったです。

先日、テニス同好会の日本人とそんな話しをしていたところ、”それはゴミのなかんに金目のものがないか誰かが漁っているんですよ” とのコメント。私のアパートからのゴミは生ゴミを別にすれば、ビールの空き缶や牛乳の空き箱、卵のトレーなどです。こんなものがお金になるのか?早速会社のスタッフに聞いてみると、ビールの空き瓶は一本1ルピー(約1.6円)ほどで引き取ってもらえるけど、空き缶や卵のトレーはただのゴミだと言います。でも別の袋にまとめたビールの空き缶は、きれいになくなっているし、きっと何がしかのお金になるに違いないと、同じ質問をGovindちゃんにしてみると、                      ”Yes, Sir!ビールの空き缶も1ルピーで売れます。ビール瓶のふたやシャンプーの空き容器もKg単位で売れます” さすがGovindちゃん、庶民以下の人々の生活をよく知っています。  同時に、掃除人が空のダンボール箱(ビールの入っていた箱)や、卵のトレイなんかを捨てないで、いつまでも部屋に残していた理由がわかりました。売れるものを勝手に捨ててはいけない、と考えていたのです。

それにしても生ゴミまで開けなくても良いおもうのですが、でもまあ開けてみないとわからないですからね。あるいはこのゴミが日本人からのものと知っていて、結構お金になるものを知らないで捨てているかも、という期待してのものか? 誰が持ってゆくのか知りませんが、ビールの空き缶は一週間に10本以上は出しますので、10ルピーは確実です。20ルピーあれば露店で食事することもできますので、最低線で生活している人にとっては悪くないかも。これからは持って帰りやすいように(散らかされないように)金目のものと、それ以外のものを分別して捨ててあげようか。。。                                        こうして考えると、インドでは分別ゴミ収集はやっていないけど、結果的には分別ゴミ収集に近いことになりそうです。ただ分別する人とゴミを捨てる人が別、ということです。           私はとても驚いたのですが、あのシンガポールでも分別ごみ収集は全くやっていませんでした。噂では、捨てられたゴミを人力で仕分けしており、その方がトータルとしては安く上がるとか。そしてそんな仕事に従事しているのが、インドからの出稼ぎ労働者という話しでしたが、にわかに本当の話しに思えてきました。

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