あきれた交通マナー

一年ほど前に”Organized Chaos” というタイトルでインドの交通事情について書いたことがあります。普段、車の運転はGovindちゃんに任せているので、インドでの車の運転マナーの悪さは知ってはいてもさほど気にならなかったですが、いざ自分で運転してみるとその”強烈さ”に改めてあきれ返ります。                                                   逆走はごく普通のことで、それに対して誰も注意せず、クラクションさえ鳴らしません。普段はのべつまくなしクラクションを鳴らしているくせに。(公共物である)道路なんだからどのように走ろうが勝手だろう、と言わんばかりです。                                10㎝でもわれ先に割り込もうとするのはインド人のメンタリティーでしょうか。生存競争が激しいので、一歩でも他人より先んずるのが習いとなっているのかも知れません。また、譲るという精神が希薄なため、信号の無い交差点などは車が”3すくみ”のようになって、にっちもさっちもいかなくなっている場合も良くあります。 それがために大渋滞を招いていたとしても、”一歩譲る” なんてことは思考回路には無いようで、平然とその場を動こうとしません。                                                     信じられないでしょうが、信号も守らない人がほとんどです。左右から車が来ていないとみれば、赤信号でも突っ込んでいきます。私などは信号無視などは3大悪の一つと刷り込まれていますので、素直に信号で止まっていると、”なんでバカ正直にとまってんだよ!” とばかりに後ろからクラクションを鳴らされることも良くあります。ですから信号は決して信用してはいけません。青信号なので、減速しないで通過しようとしたら、左右から車が入ってきてヒヤリとしたことも何度もあります。信号ではなく、ひたすら自分の目のみを信じて運転する以外にありません。もっとも信号の半分近くは壊れていますが。                             車から物を捨てるのもあたりまえ。タバコの吸殻なら良いとは言いませんが、まだかわいいほうです。先日などは前の車が、おしっこで黄色くたっぷり膨張した紙おむつを窓から捨てたのにはあきれました。”ぼたっ” と道路に落ちた時の音が忘れられません。後ろから追いかけて”いったい何考えてるんだー!!” と一括したいところですが、仮にそんなことしたところで、”何をそんなに怒る必要あるの?” ぐらいの反応しかしないでしょう。ま、逆切れされる可能性も高いので、見て見ぬふりが身のためです。                         とにかく一言で言って、無茶苦茶であります。

これらの現象をカメラで捉えてお見せしたいところですが、自分で運転しているのでそうもいかないのが残念です。インドも一年半もいると、良くも悪くも感動することも減ってきて、とかく悪いところが目につくようになってしまうのは、誰しも、あるいは他の国にいても同じでしょうか。

 

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