Rio 2016-その後

先日のRio 2016ではインドにはまだメダルがもたらされていない、と書きましたが、大会13日目にして女子レスリングで銅メダル、バトミントンで銀メダル以上が確定しました。インドでは”号外”というのはないですが、新聞では一面トップの扱いです。二人とも女性ということでこれも話題になっています。

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女子レスリングで銅メダルを獲得したのはSakshi Malikさんという23歳の女性、さらに大きな話題というか期待を集めているのはバトミントンのP.V.Sindhuさんです。その日は日本の奥原選手を破って決勝進出、銀メダル以上を確定させました。私もビールの時間だったのでたまたま見ていたのですが、残念ながら2-0のストレート負けでした。終わったあと二人が握手するところを見るとSindhu選手と奥原選手の身長の違いがあまりに際立っていたので印象的でしたが、それもそのはず奥原選手は156㎝なのに対しSindhu選手は179㎝と23㎝もの違いがあったのです。バトミントンは体重分けとか身長の区別がないですが、やはりほかのスポーツ同様、上背がある方が有利なんでしょうね。彼女はハイデラバッド出身の21歳だそうですが、インド人は一般的に日本人よりやや小さめですから、女性で179㎝の身長はかなりまれだと思います。

翌日決勝が行われ、Sindhu選手は残念ながらスペインのワールドランキングNo.1のMarin選手に敗れ銀メダルとなりました。それでもというか、さらにというか、翌日の新聞でもトップの扱いで大ニュースです。インド女性の銀メダルは初めてということですし。                               ししかし、ニュースのなかでは”次、すなわち東京大会では金メダルを期待する”                なんてコメントや、彼女の両親も”次は絶対金メダルを獲得します” なんて無責任な発言があったりして、Sindhuさんに同情せざるを得ません。          大昔、1964年の東京オリンピックのマラソンで銅メダルを取った円谷幸吉選手が、次回(メキシコ大会)に向けてのあまりの重圧にさいなまれて自殺した事件を知ってますでしょうか?自殺するときに残した遺書があまりに名文で、私もなかば暗唱できるくらいです。                             ま、それはともかくとして、インドも今後こんな優秀な選手が多数発掘されることでしょう。Rio 2016でも、このほか体操(跳馬)のDipa Karmakar選手やテニスのSania Mizra選手(いずれも女性)などは上位入賞を果たしています。

ところでどうでもいいことですが、同新聞にメダルの組成と価値についての記事がありました。子供のころは、金メダルは純金なのか?なんて思ったりしてましたが、当然のことながら・・・                          金メダルの金の含有率は1%ほどで92.5%が銀、6.5%が銅ということで、素材を金額で現すと$564ほどだそうです。銀メダルは92.5%が銀、残りは銅で$330ほど。銅メダルは97%が銅で、スズと亜鉛が混じって$4.7ほどの価値だそうです。参考まで。

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