ホームパーティー

大学の同窓会、通常はどこかのレストランでやっているのですが、今回はあるメンバーの自宅でホームパーティーをすることになりました。場所はHauz Khasと言ってデリーの代官山とも青山とも言われている、現地では憧れの場所でもあるのですが、恐らく日本人の目には他の場所と区別がつかないでしょう。雑然さと汚さは他の地域とほとんど変わりなく、ただおしゃれなお店が多少多めにあるといった程度ですので、現地に一年以上住む私にも違いはあまり良くわかりません。                                                そういう一等地なのですが、道は狭くまた例によって道を聞いても適当な教え方をされるので、運転手のGovindもずいぶん迷ってしまい、定刻に10分ほど遅れて到着。それでも私が一番乗りでした。他の人も日本人なので時間にルーズなわけでは決してないのですが、やはり迷ってしまったようです。                                        会費は一人たったの500ルピー(約900円)でビールと料理込み。その他飲みたいお酒は各自持ち寄りで、参加者10人ほどでしたが、ワイン、日本酒、ウィスキーなど10本以上が持ち寄られました。                                                 驚いたのはその日出されたお料理です。予想されたことながら日本料理のオンパレードなのですが、それがすべてインド人メイド(男ですからサーバントというべきでしょうか)の作品と聞いてびっくりです。大根とえびの煮付け、インゲンの胡麻和え、酢豚、ゴーヤチャンプル、鳥のから揚げ、なすの煮浸し、酢の物など他にもあったとおもいますが、最後には五目御飯。味も見栄えもすばらしく、インドの材料でしかもインド人が作ったものとはとても思えませんでした。                                  このサーバントは、メンバーのご主人が独身のころからの付き合いで、彼がじっくり和食の作り方を教えるなど、かれこれ15年以上仕えてきているそうです。なるほど、そこまでの付き合いなら不思議ではないかも知れません。彼は住み込みではなく通いのサーバントで、料理などが一通り準備できると、その日は一旦自宅に帰り、翌朝後片付けに来てくれるそうです。ホームパーティーの時のホストはそれはそれは大変だと思いますが、そんなお手伝いさんがいたらかなり楽になるでしょうね。                                                                                 その日は飲むのと食べるのに一生懸命で、料理そのものの写真は撮りそこねてしまいました。下の写真は帰る間際にテーブルのあたりを撮ったもので、料理そのものはあまり写っていませんが、雰囲気ぐらいは伝わるかも知れません。

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