泥棒に入られる

刺激的なタイトルですが、実際には私自身では無く、ある社員の両親の家が泥棒の被害にあいました。その両親の家はパンジャブ州というデリーの北西300-400Kmほどのところにあります。被害者の息子、すなわちその社員はまだ35歳ぐらいですから、両親は60歳を超えたくらいでしょう。家にあった金(Gold)や現金をかなり盗まれたようです。泥棒は5-6人の集団で、午前2時ぐらいに侵入し、寝ていた両親はそれに気がついたものの、身の危険を感じて騒いだりしなかったということです。なにせ年配の夫婦のみでしたから。                                                  こういうケースは家の事情に詳しい人の犯行であることが多く、掃除人やカバディーと呼ばれる不用品回収業者など、家の構造やどこに何があるかわかっている者が犯人であるケースがほとんどだそうです。                                     ”では犯人は簡単に捕まるだろう” と社内のスタッフに聞くと、”まず犯人があげられることはない” と言います。なぜなら、警察そのものがグルになっていて、彼らも一部分け前をもらうことになっているので、犯人など捕まるわけがない、というわけです。困ったものです。 ”では泥棒のやりたい放題ではないか!?どうやって防ぐのだ?” と聞くと、鍵を何重にも掛けたり、鉄格子を付けるなどして防ぐしかない、そうです。

ところで、現金が盗まれたというのはいわば普通のことですが、金(Gold)が盗まれたというのは日本人としてはイマイチピンと来ません。”その家は自宅に金を相当量しまっておけるほどのお金持ちだったわけ?” と聞くと、”いや、それほどでもないけど、インドではそこそこの家であればみんなそれなりの金(Gold)を持っている” のだそうです。私自身は金を買ったり、保有するなど考えたこともないですが、インドでは金を保有することはある意味普通のことで、一種のステータスシンボルと考えています。それなら狙われてもしょうがない、とは言いませんが、現金で銀行に預けておけばインドでは今7-8%もの利子が付くし、より安全と思われるのですが、どうもそれは日本人的発想のようです。金は値上がりすることもありますが、値下がりすることもあります。投資するなら金より不動産の方が確実なのでは?とも思いますが、ステータスシンボルということもあるようなので、この辺はただ単に投資効率云々ではなくて、文化の違いということになるでしょうか。

しばらく両親の元に帰っていた社員によると、およそ300,000-ルピー(約50万円)ほどの被害だったそうです。現金も含めてでしょうから、金(Gold)と言っても、ネックレスなどの装飾品のことでしょう。(当たり前か。金の延べ棒なんかであるはずなし)。警察から形だけと思われる調書を取られて、上記のように家の鉄格子をより強固なものに替え、家を取り囲む塀を簡単には乗り越えられないように改築してきたそうです。

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