デリーに一人暮らしは居ない

先日のYahoo Japanの記事だったか、東京では30%の人が一人暮らしだそうです。他のアジアの国々では多い国でも4%程度。クアラルンプールやバンコクで4%、北京で3%ほど。デリーではなんと0%。正確には0ではないでしょうが、1%に満たないのでしょう。 (これはアジアの国と比べてのデータでした。欧米はわかりません)                                                    なぜ東京がそんなに突出して一人暮らしが多いのか?男女ともに独身者が多いということと年配の一人暮らしが多いということでしょうか?学生が多いというのもあるでしょう。サイトにはその辺の分析までは書いてなかったですが、きっとそんなところでしょう。やむにやまれずという人も少なからずいるでしょうし、自分で選択しての一人暮らしも多いのだろうと思います。一人暮らしは不経済だけど、気楽であることは間違いありません。寂しいけれども衝突したり、気兼ねするような相手もいない。

一方インドの0%ってのはなぜか?恐らく経済的な理由が第一だろうと思われます。デリーでは大卒の初任給が4万円程度とかなり良い方なのですが、アパート代なんかもそれなりの金額ですので、さすがのインドでも一人暮らしは困難か、とても不経済です。 仮に独身であっても、友達と同居するとかで2人以上で住む、というのが普通だということです。                                                  確かに社員を見渡してみても、夫婦2人だけの家庭もいますが、2世帯家族は普通のことで、義理の親と自分の兄弟夫婦との8人家族とか、大家族の家庭が多いです。こんな給与でどうやって暮らしているのだろう?なんて金額でも、家族で持ち寄れば十分食べてゆけるというわけです。

大家族だと経済的なメリットの他にも、じいちゃん、ばあちゃんが孫の面倒みたり、逆に孫たちは社会、人間関係というものを学んだりと良い点もたくさんありますが、定番の姑と嫁との問題や舅とか小姑との軋轢などはないのか? この辺を会社のスタッフに聞いてみると、やはりというか、当然のことながらインドでも99%の家族はそんな問題を抱えているとのことでした。そしてそのほとんどは嫁と姑の確執ということです。 この辺は万国共通でしょう。                                          ”もしどうにもならなくなったらどうするの?” と聞くと、”若い夫婦が出てゆく” という極めて当然の答え。昔から一人なら食えないけど、夫婦2人なら食える、なんて言葉もありますから、大家族から離れても、それなりになんとかなるのでしょう。なんともならない人はじっと我慢するか、離婚するしかありません。

そう考えると、一人暮らしや核家族が選択できる日本はやはり経済的には恵まれているのは間違いありません。それが幸せの形なのかは別にして。では、自分も将来は独居老人になるのか?家族(義理も含め)に気を使うぐらいならその方がいいですね、正直なところ。死んだら後は野となれ山となれ、ゴミになるだけです。

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