Govindちゃんは偉い

運転手のGovind(ゴビン)は、宗教的行事への参加のため3週間ほど故郷のChennai(昔のMadras)に帰ってしまいました。(日本でいう七五三の儀式のようなものらしい)       私も運転免許があるし、OLAタクシーはいつでも使えるのでそれほど困るわけではありませんが、6月5日からお客さんが3日間ほど来ることになっており、仕方なく運転手とタクシーを手配してもらいました。                                          5日は日曜日だったので、社員の一人が雇っているGaneshさんという神様の名前を持った運転手を”借りる”ことにしました。その日はインド日本大使館でレセプション(懇親会)です。日本からのお客さんを空港まで迎えに行ってもらい、宿泊先でチェックインの後 ”では次は日本大使館にお願い” というと”Yes Sir” と返事までは良かったのですが、各国大使館が集まっている地区で少々迷い気味。でもしばらく行くと、左側に”Japan Embassy”という看板が見えたので、一安心したのもつかの間、運転手は通りすぎてしまいます。それでも自信に満ちた顔つきで運転していたので、分かっているのだろうなと思いつつも、なかなかたどりつけません。いくらなんでもJapanの字が読めないはずはないだろうけど、一応”今Japan Embassyの看板が見えたけど。。。”と言うと、”え?Koreaではないのか?” と仰天するような発言。私は間違いなく”Japan Embassyへ”と言ったはずですが、彼は勝手に我々をKoreanと思い込んでいたようです。このGanesh氏の思い込みにはあきれるばかりですが、過日のブログでも紹介したように、携帯や電化製品などから、今やインドでは日本より韓国の方がなじみがあるのです。残念ですが。

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*菊のご紋も神々しいインド日本大使公邸の入り口。

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*大使公邸内でのレセプションの風景。かの財務大臣先生のご尊顔も見えます。メニューはさすがにすべて和食。カレーもありましたが、日本のカレーに間違いありません。

翌日Ganashさんは本来の社員の家族の運転をしなければならないので、別途タクシーを一日借りることにしました。朝8時に自宅に迎えに来ることになっていたのですが、8時を過ぎても来ません。まあ、この辺はインドですからある程度予想はしていたことですが、その日は自分だけではありません。東京からのお客を案内しなければなりませんので、遅れるわけにはいきません。余裕をもって設定した時間ではあったものの、8時半になっても来ず、暑いなか30分以上も待たされイライラは募るばかり。結局到着したのは8時50分。                       さすがの私も怒り心頭に来て、”いったい何時だと思っているんだ!!” と怒鳴っても、どこ吹く風と言った顔つきで、謝る気配など毛頭ありません。”俺のボスが今朝になってからここに来るように言われたんだ。しかも8時15分になって。それでどうやって8時に来れると思う?とにかく俺がわるいんではないよ” ”バカヤロー!お前のボスがどう指示したか知らないけど、とにかくそちらのミスだろう。ざけんな!” でもどう文句を言っても最後まで”すみません”の一言もありません。自分たちのミスを認めたら支払いに響くとでも思ったのでしょうか。                                                     結局その日は9時に待ち合わせしておりましたので、このタクシーでは間にあわず、急遽社員の一人にホテルまでお迎えに向かってもらったのでした。何のためにタクシーをチャーターしたのやら。                                               その日は改めてGovindの偉大さを再認識しました。彼がいままで時間に遅れたことや道に迷ったりしたことはまずありません。英語もほぼ通じますし、正直Govindは立派です。

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*翌日のIndiaーJapanワークショップの風景。参加者は日本を代表する官庁、財界人、技術系企業のトップ級の集まりで、なんで私がここにいるのかちょっと不思議な気もしたのでした。(これはホテルで、日本大使館ではありません)

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