真夏の停電

インドでは停電は毎日あります。ただ多くの大規模アパートやホテル、工場などは自家発電機を持っており、停電発生即発電機の電気が供給される仕組みになっていますので、それほど不便を感じません。残念ながらデリーのアパートは発電機はなく、”インバータ”と呼ばれる小規模電池(UPSと同じ)を持っており、停電の際には照明などの電気は供給されるものの、冷蔵庫やエアコンなど電気を食うものには対応できません。

昨日23日(月)は、夕方嵐になり、雷とともに強風が吹き荒れました。8時ごろアパートの部屋がなんとなく静かになったような気がして、ふとエアコンを見ると止まっています。電気(照明)は上記のインバータのお陰で灯いたままなので、停電に気がつきませんでしたが、既に始まっていたのです。そう思うと、急に部屋が暑いような気がしてきます。       ”停電はしてもせいぜい1時間ぐらいで復旧する” と聞いていたので、ビールでも飲んで回復を待つことに。それはすなわち夕食なのですが、ガスも使えず(発火できず、またマッチもない)、電子レンジも使えないため、おつまみ、すなわち夕食が作れません。仕方なく冷蔵庫にあった、トマトとかきゅうりを切ってサラダとし、その他冷蔵庫のなかにあった、納豆とか適当なもので凌いだのですが、1時間後の9時になっても一向に回復しません。外はさらに強風になってきた様子。こんな日に、またこんな時間にインド人が、復旧のために働くだろうか?などと思いつつ10時を過ぎても回復しませんので、この分だと朝まで直らないだろうな、と覚悟を決めました。部屋の温度はかなり上がり、じっとしていても汗が出てきますが、電力会社に抗議電話などする気にもならす、諦めて寝てしまうことにしました。

天井に備え付けの扇風機をゆるゆると回して寝ようとしたのですが、さすがに寝苦しくて、寝返りを繰り返していた記憶はあるのですが、何時の間にやらぐっすり寝入ってしまったようで、気がついたら朝の5時です。起きて冷蔵庫を確認すると電気が入っています。居間のエアコンも動いています。何時ごろ回復したのかわかりませんが、どうやらこの居間の冷気が程よく寝室に入り込んで、安眠をもたらしてくれたようです。                                                     翌朝会社の同僚に聞いてみると、どうも11:30ごろに復旧したとの事です。およそ3時間半の真夏の停電。日本では考えられませんが、ここはインド。この程度で腹を立てていては生きていけません。

 

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