Money Talks

ビザの延長、引越しとデリーでの外国人登録(FRO)、運転免許の延長等がほぼ同時にやらなければならず、その順番を間違えると資格を失いかねない状況でした。たとえば運転免許は1月に取得したばかりなのに、その有効期限はビザに合わせて2016年4月15日まで。 4月15日までにはグルガオンの住所のままでビザは延長できたのですが、運転免許の有効期限延長には間に合いませんでした。同時進行でやっていれば良かったのかも知れませんが、なにせ初めてのことだったし、引越しでバタバタしていて、そこまで気が廻らず。優先順位も高くないし。 方法としては、期限切れの運転免許をグルガオンの住所のままで運転免許延長手続きができれば、のちデリーで書き換えは可能です。しかし延長申請時、外国人登録書(FRO)を見せろ、と言われると、既にグルガオンからFROを移動させてしまっていたので、”デリーに引越しました” と言わざるを得ず、その場合はグルガオンでの延長は認められず、デリーで再度運転免許の取り直しとなるであろう、との会社スタッフの見解でした。                                                    せっかく取得した免許がたった3ヶ月ほどで無効、取り直しとは!?試験そのものは難しいものではなかったですが、再度免許取得とは勘弁してくれ。とにかく煩雑で分かりにくいシステムにはもうこりごり。

しかし蛇の道は蛇。裏の道がちゃんとあるのです。お金さえ払えば。           Govindちゃんが見つけてきてくれたのですが、その道のブローカー。3,000ルピー(6,000円弱)を払えば、グルガオンのFRO無しで、優先的に延長手続きをしてやろう、というのです。もちろんこのようなCorruption(汚職)に加担するのは不本意ではありますが、背に腹は変えられず、というか単に楽をしたいというだけですけどね。

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*真ん中のおじさんがブローカー。”割り込み”なのですが、不思議なことに周りの人も文句を言いません。

そのブローカーのおじさんは極普通の装いで、他の人たちとまったく変わりません。しかし、職員はみな顔を知っているようで、彼が書類を持ってゆくとさりげなく優先してくれます。ブローカーでも5回ぐらいあちこちの窓口をたらい回しされていましたが、それでも2時間ぐらいで済みました。                                               運転免許事務所には7-8人ほどの職員が働いていますが、Govindによると、私が払った3,000ルピーのなかから各職員に300ルピーずつ均等に配られるそうです。もちろんブローカーの取り分が一番多くなりますが、まさに持ちつ持たれつの関係です。これは決して必要悪とは言えないとおもいますが、インド社会の現実を垣間見た気がします。                  Money Talks。不思議なことに日本語でも全く同じ表現ですね。”お金は物を言う”。

教訓1: 運転免許は必要なし。ビザの有効期限に規定されるので、国際免許(1年間有効)で十分。

教訓2: インドでは外国人は極力引越しを控えること。

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*待っているあいだに、靴みがき。20ルピーと言われたけど30あげました。君は学校に行かなくていいのか?

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