水タンクの掃除

水道の水は直接飲むわけではないですが、引っ越した当初から少々匂うような気がしました。ほのかではありますが硫黄の様な匂い。温泉でもあるまいし、これはきっと水のタンクが汚れているせいに違いないと決め付け、会社のスタッフを通じて大家に水タンクの掃除を依頼しました。水のタンクは地下のものと屋上のものと2つあります。             例によってなかなか予定が決まらないと思いきや、依頼した翌日にやってくれることになりました。それは土曜日で、出かける予定もありましたし、またタンクの汚れ具合を自分の目で見たく無かったので、Govindちゃんに鍵を渡して、立ち会ってもらうことにしました。

作業を始める土曜の午後から翌日朝まで水が使えなくなるので、バケツなどに必要と思われる水を溜めておいてくれ、との事です。飲み水は別途20リットルのタンクで買ってありますので、必要と思われるのはシャワーというか汗を流す程度の水と、トイレを流す水ぐらいです。たまたま初日に掃除用のバケツを買いましたので、それとプラスチックのゴミ箱があったので、その中に水を溜めておくことにしました。                                      夕方その水を使って汗を流そうとしたのですが、意外に困ったことは水を汲むものがないことです。お茶碗や鍋、というわけにもいかないし、さあどうしようか。結局円形のプラスチック容器を見つけ、それでチビチビ汲んで体を洗うことに。結果的には水の量も十分でなにも問題なかったですが、ちょっとしたものでもあるとないとはずいぶん違うものです。

IMG_1182

*バケツの水と汲み出し用のカップ

デリーでは水道の水は常時供給されるわけではありません。朝と夕方一定の時間に”水道局”から各家庭というか地域に流され、地下のタンクに溜まるようになっています。それを各自モーターで屋上にくみ上げて、水道水として使うわけです。翌朝6時には水が自動的に地下のタンク(2,000リッター)に溜まって、水が使えるようになるわけですが、”満タンになったら一旦すべてを流して、汚れているであろう水を流してから、再度満タンにするように” とのアドバイスです。まあ、納得できる手続きではありますが、どうせなら洗った後に”すすぎ”を1-2度してくれればそんな無駄なことしなくても、と思ったのですが、もうそんな事聞いてみる気にもならず ”はいはい” と了解。結果は、少なくとも匂いは無くなり、めでたしめでたし。しかし硫黄の匂いの原因は何だったのか、、、深く追及するのはやめにしよう。

 

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です

CAPTCHA