鍵の引渡し

デリーへの引越しの日が近づいてまいりました。3月15日にオーナーより鍵を渡され、備品の取り扱い説明を受けました。オーナーは先日会った76歳のおじいさんです。                                  まず備品ですが、今度はサービスアパートではなくて普通のアパートですので、エアコンが3台と扇風機が4機、水のフィルター、シャワー用温水器と水の汲み上げポンプがあるだけです。                                                    特に取り扱い説明など必要ないのですが、水の汲み上げポンプだけはデリーならではのもの。デリーでは水は常時供給されるわけではありません。朝夕など決まった時間のみに供給され、それが各部屋に備えられている地下のタンクに溜まるようになっています(最大2000リッター)。それを屋上にある各アパート独自のタンクに、ポンプを使って汲み上げておく必要があるのです。屋上のタンクは1000リッター。部屋には屋上のタンクの水の残量が示されるようになっています。半分とか1/3ぐらいになったら自分でポンプのスイッチを入れて汲み上げておかねばなりません。                                   昔子供の頃、”蛇口をひねれば自然に水が出てくると思うな” などと戒められた覚えがありますが、インドではまだ本当にそのとおりです。それでもスイッチを入れれば、ポンプが水を汲んでくれるわけですから、慣れればどうってことは無いかもしれませn。

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*地下の2000リッターのタンク。フロートが浮いていて、水量のセンサーになっています。水は透明には見えませんでしたし、この蓋の上は普通に車や人が通ります。フィルターを通すとは言っても。。。見なきゃよかった。

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*地下タンクの水量表示計。緑のランプが3つ点いていると満タンです。各部屋(階)ごとに表示されます。

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*屋上に汲み上げるためのポンプ。自分の部屋からスイッチを入れられます。

さて鍵のほうですが、なんと鍵が30個も渡されました。持つだけでもどっしりと重みがあります。各扉に2個ずつ鍵があり、さらに各部屋にあるクローゼットに3つずつ鍵がついているのです。日本でいうマンションですが、各部屋にそれぞれ鍵が2つずつ付いているなんて考えられません。 さすがに”入り口の鍵だけで十分、各部屋の鍵とクローゼットの鍵は要らないですよ” とオーナーに言うと、”ハハハ、そうですか、じゃ各部屋の鍵は私が預かっておきましょう。クローゼットの鍵は各扉に挿しておきますから、必要なら使ってください” ととても物分りの良い対応。この部屋は日本でいうと3階に相当しますので、泥棒などが入る可能性はまずないだろうし、そもそも盗むものもありませんし。

部屋はリノベーションした後なので、ほぼ新築同様ですが、工事をしたままらしく、ゴミや埃が堆積しています。エアコンの吹き出し口の蓋の裏にもうっすら埃が溜まっています。そこでオーナーに”引っ越す前にエアコンも含めて全体の掃除をしてください” とリクエストをすると、”エアコンはブランドニューですよ” ”もちろんわかってますが、見てください、こんなに埃が溜まっていますよ” というと、”わかりました。我々のきれいさの基準とあなたのとでは違うようですね” それもそうかもしれないけど、この状態で引渡しはないだろう。新しいことは間違いないけど、このままでは生活するのはおろか、家具などを入れる気にもなりません。

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*アパートの外観。1階は駐車場で、各階毎に賃貸されます。5階建ての3階が私の部屋になります。

 

 

 

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