私の所属するゴルフクラブ、ゴールデングリーンズ(GGG)の受付にRenuさんという女性がいて、予約やコンペのアレンジ等でお世話になっております。 ある日彼女が ”来週の土曜日GGG主催でMedal Roundというコンペを開催するので参加しない?” というので、ゴルフができるならどこでも、誰とでも、という感じで ”いいですよ” と気軽に参加することに。参加費1,850ルピーで食事と飲み放題付きということですから極めてリーズナブルです。しかも途中の”茶店=売店” でソフトドリンクやサンドイッチ(朝食)のサービス付です。
当日受付を済ませて、どんな人が参加するのかと、組み合わせ表で自分の名前を探していると、やはり同組は日本人4人のようです。しかし皆初顔合わせ。その日はショットガンスタートといって、全18ホール一斉にスタートですから、72名近くの参加者、ということになります。私の組は第7組で、7番ホールからのスタートです。日本人の組がもうひとつぐらいいて、そこには顔見知りの人もいました。韓国人と思われる組も2組ぐらいいて、あとはインド人のグループです。
*スタート前の参加者たち。中には女性の姿も(韓国人グループ)。
最初に簡単なルール説明があり、5:50分発砲音とともに一斉スタート。ダブルボギー以上はピックアップというルールですので、進行は早いです。しかも私の組は4人のエントリーだったのですが、1人キャンセルがあり3人でしたので、しばらくしたら前の組に追いつき、多少待たされることに。 早朝のスタートでしたので、11:30ごろには終了し、その後はシャワーを浴びて、ランチパーティー兼表彰式。同組のMr. HさんがHC(ハンディキャップ)15-20の部で優勝、大きな優勝カップをもらいました。 ラッキードロー(抽選会)ではキャロウェーのボール1ダースが4人に当たりましたが、残念ながら私はこちらもはずれ、ちびちびとビールを飲んで変わり映えのしないインド料理をつまんでおりました。
*表彰式。ビールを飲むインド人が多かったのはやや意外。伝統的にインド人の多くは最初からウイスキーを飲みます。
このMedal RoundはGGGの主催とはいいながら、インドの運送会社がスポンサーとなっていました。だからこんな料金でできるのです。しかしゴルフとは関係ないと思われる運送会社がなぜスポンサーに? 要はここに集まっているインド人は皆金持ちで、会社経営などをしている人たちと思われます。そうした彼らに宣伝できることでスポンサーになる価値があるということなのでしょう。 私が働く会社でも、運送会社の質の低さにはずいぶん苦労していますが、この会社は特別な設備やスキルがあるのだろうか?輸送事故を防げたら、ずいぶん経費節減になるのですが、この運送会社のパンフレットがテーブルに置かれていただけで、宣伝めいたものはなかったです。仮に、日本通運など日本の会社であっても、実際に働くのはインド人なので、日本のクオリティーはとても期待できないのが現状です。そもそも現場労働者は、字が読めなくて、たとえば英語で”横積み厳禁”などと書いてあっても理解できないのです。また物を大切にしない、というか乱暴に扱うのはインドの文化なんでしょうか。でもまあ、この辺はまたの機会に。
*ゴルフとは関係ないですが、ゴルフ場への新しくできた道です。なんと道のど真ん中に木が残っています。日本では考えられないですね。役所の許可が出たら切るということなんでしょうか。それともずっとこのまま?ちゃんと前を見ていればぶつかることもないでしょうが、インドでは道路端に木が残っていたり、建造物が道路にはみ出しているのはよくあることです。