月別アーカイブ: 2019年4月

新聞記事より

ちょっと久しぶりですが、例によって新聞記事から3つほど。

1.いつまで経っても出来ない道路工事。(5回目の納期変更)

*およそ2.7KmほどのFlyover(高架道路)なのですが、2016年12月完成の約束で2014年11月に着手。しかしその後納期を3回変更しても守れず、4回目の今回は2019年の6月の完成(目標)だそうです。時間などあってないようなインドですので、もう驚きもしませんが、空港から自宅あるいは事務所に行くには、この道を通らざるを得ず、いつも大渋滞に苦しめられております。私がインドに赴任した2015年から全く変わっておりません。こういういい加減さが通ってしまうのが不思議です。

2.もっとも生活レベルが高く、住みやすい都市はウィーン。インドの都市は?

*世界で住みやすく、クオリティーの高い都市ベスト10は、のきなみヨーロッパの都市が選ばれております。住居、政治的安定度、犯罪率、余暇、大気汚染、インフラ等の要因から評価したものです。全231都市のうち、インドの主要都市は143位のハイデラバッドから162位のニューデリーまで7都市も入っています。ま、そうだろうな。でもアジアでもっとも高くランクされたのは25位のシンガポールだそうです。本当かな??

3.”持参金(結納金)”が少なかったために餓死。

*これはちょっと悲しい、悲惨なおはなし。結婚時に要求した持参金を用意できず、2年間砂糖水と水に浸したお米しか与えられず、20Kgまでやせ衰えた女性が餓死してしまったそうです。要求された持参金は2L、すなわち20万ルピー(32万円ほど)。しかも2人のこどもがいたそうです。でも、記事の最後には、この夫とその両親はカルト的な教義にはまり、精神的に正常ではなかったと書かれています。多少の救いというか、少なくともインドでも良くある話しではないと思います。

 

 

道路封鎖

今年はインドの総選挙の年です。総選挙は5年毎に行われ、広い国土に9億人もの有権者がいるといわれるインドでは一日では終わりません。デリー地区の投票日は5月12日(日)に予定されていますが、場所によっては2-3日もかかるところもあります。                   最近の新聞は総選挙の記事一色と言ってもいいくらいですが、私は背景などが分かっていないため、読んでもよく分からず、政治欄はほとんどパスです。 (政治関係の記事が全体の半分ぐらいを占めています)                                            最近は携帯にも選挙キャンペーンと思われる電話が良くかかって来るようになりました。 電話を取ると、一呼吸置いてから、ヒンズー語で一方的にしゃべってきます。なにを言っているのかさっぱり分かりませんが、時々”BJP=政党名”とか”Kejriwar=デリー市長”の名前が聞こえてくるので、選挙キャンペーンに間違いありません。もちろん選挙キャンペーンの電話とわかったらすぐに切ってしまいますが。

最近になって、私の住む地域が夜になるとバリケードで道路が封鎖されていることに気がつきました。夜とはいいながら、これでは出かけることも、外から入ることもできません。 ”なんでこんな馬鹿げたことをするのだろう?何の意味があるのだ!でもインドだからな、こんな馬鹿げたことやるかもな・・・” などと思っていたのですが、そんなある日の早朝、同僚と空港に向かうべくGovindちゃんに自宅に迎えに来てもらうことになっていました。     しかし、バリケードによりGK-1という私の住んでいる地区に入ることも出ることも出来ません。 でもさすがにGovindちゃん、その地区をぐるりと一回りして、一箇所だけ開いているゲートを発見して約束の時間から15分ほど遅れたものの無事自宅にたどり着いてくれました。

*私の住んでいる地区(GK-1)に繋がる道路は一箇所を除いてすべて封鎖です。迷惑この上なし。GK-1は多くの政治家が住むところでもあるらしいので、テロリストの車での突入、なんてのは防げるかも知れませんが。

空港への道すがら、”デリーポリスはなんでこんな馬鹿げたことするんだろう?住民は大迷惑じゃないか!” と言うと、                                                  ”そんなんですけど、これは選挙の影響なんですよ。先日はこうした検問で、28億ルピーもの選挙資金が摘発されたんですよ。運んでいたのはCongress(国民会議派という政党)の関係者だったようですけど”                                              28億ルピーといえば45億円もの超大金です。現金で運ぶとすれば、乗用車では乗り切らないほどの荷物になるでしょう。こんなのがインドの選挙の実態なのか?インドの選挙ではカーストで7割が決まるとも言われていますが(同じカーストの候補者に投票する)、それを打ち破るにはやはり”実弾”しかないのか!?