月別アーカイブ: 2018年4月

新聞記事より

1.移民にとって世界一幸せな国は?

IMG_2108R

*一位は北欧のフィンランドだそうです。全人口550万人のうち30万人ほどが移民ですが、アンケートでは移民にとって一番すみやすい国だそうです。二番はデンマーク、3位はノルウェーと北欧諸国が続きます。逆にすみにくい国(150位以下)はシリア、ルワンダ、イエメン、タンザニアなどが並びますが、インドは133位でアフガニスタンが145位となっています。これは日本でも記事になったでしょうか。日本のランクは表示なし。中国が86位ですから、きっとそれよりは上位でしょうね。でもシリアやルワンダに移民する人などいるのだろうか。

2.デリーでは40%の生徒が私立学校に通う。

IMG_2125R

*日本では小学校はもちろん、中学・高校とも公立高校に通う生徒が圧倒的に多いと思いますが、デリーでは全体の40%の生徒が私立に通っています。もちろん私立の方が学費がずっと高いですが、公立学校の評判は悪く、多くの人は無理をしてでも私立にかよわせようとします。私の働く職場の社員も全員”私立志向”です。ちなみに学費は月最低1万ルピー(1万7千円)ほどから、多くは2万ルピーぐらいで、上は天井知らずとか。日本と比べて約5倍ぐらいの物価(所得)の違いがある感覚ですが、月10万-15万円以上とするとかなりの負担です。(自ずと一人っ子になる??)                                                    公立学校の12%はグランドがなく、なかには電気も満足に来ていないところもあるそうです。さすがにトイレのない学校はなくなったようですが、先日の別の新聞記事では、公立学校なのにスイミングプールがある学校ができた、と大きな話題となりました。

3.ネズミが3階建てのビルを倒す。

IMG_2139

*これはアグラというタージマハルで有名な町での記事です。何千匹ものネズミが3階建てのビルの下を穴だらけにして、倒壊させたという話です。インドの建物はもともと土台もしっかりしているとも思えないので、さもありなんとは思いますが、何千匹ものネズミがビルの下を穴だらけにしている様子を想像するだけで気持ちわるくなります。

三度目の正直

何がきっかけでそんな話になったのか忘れてしまったのですが、事務所の女性社員が ”今来てもらっている掃除人はとても良いので、よかったら紹介しましょうか?” という話になりました。とてもおとなしくて、なにも文句もいわず黙々と仕事をしてくれ、料金もとてもリーズナブルとのこと。 おおよその料金を聞くと、現在私がお願いしている掃除人よりずっと安い値段です。                                                現在の私の掃除人は、さほど悪くもないのですが、来る時間が一定しないし、時にはなんの連絡もなく来なかったり。また見ていると、いかにもおざなりにやっているのが見え見えで、”プロ”意識に欠けること明らかでありました。もっともプロ意識を期待する方が間違いかも知れませんが。                                            じゃ、トライアルをやってみて、良かったら変えてみよう、ということで金曜日の夕方来てもらうことにしました。月曜日が通常の掃除日だったので、間の金曜日に来てもらって、様子をみることにしたわけです。                                        私は日本人ですから約束の午後6:30きっかりに家で待っていたのですが、30分待っても40分待っても来ません。痺れを切らして、紹介してくれた女性社員にメッセージを送ると、”連絡が取れないけど、この時間に来ないなら今日は来れないかも” との返事。        ま、ここはインドだし、掃除人が来ないから言って何が困るわけでもないので、その日は素直にあきらめ。

翌週その女性社員から、”急に用事ができてしまって来れなかったようです。次回のトライアルは何時にしましょうか?” というので、”じゃ、やはり今週の金曜日にでも” ということになりました。その日の夕方は、この時期にはめずらしく夕立となり、激しい交通渋滞のため、今度は私が30分も遅れることに。”待たせてごめん” という場面を想像していたのですが、家の前には誰もいません。”いないので帰ってしまったか?”とハウスガードに”インド人女性が尋ねて来なかった?”と聞くと、”いや、誰も来ませんでしたよ”。 じゃ、きっと嵐のせいで来れなかったのであろう、とその日もあきらめました。

翌週その女性社員に聞いてみると、”やはり嵐のため行けなかったみないですね” とのことで、”では次はどうしますか?” というので、その週は出張もあったので、来週の金曜日6:10ごろで約束しました。 なぜ6:10かというと、7時までには終わらせて、家に帰って食事の用意をしなければならないから、というわけです。私も6:10に帰るには、終業時刻(5:30)後即出なければなりません。                                               しかし、その日も待てど暮らせど来ません。社員の女性に連絡を取ってみると、”交通渋滞に捕まっているようです。後20分ぐらいで着くそうです”                      もうそのときは6:30を廻っておりましたので、7時ごろというわけです。私は構わないですが、夕食の支度があるので、7時に帰らなければいけなかったのでは?などとかえって心配したりしておりました。7時が過ぎ、7時半を過ぎてもまだ来ません。再度女性社員に連絡をとってみると”彼女は嘘をついていると思う。時間のこともあり、もともとこの仕事に興味がなかったと思う” などと信じられないメッセージが届きました。おいおい、いくらなんでもそれはないだろう。だったら最初から言えよ。いったいどういう神経というか心理というか。あきれるのも、怒りも通り越して、言葉を失うばかりです。

結局3度目の不正直に終わったわけですが、その女性社員は”もう一度別の掃除人を探してみましょう” といってくれましたが、”もう結構です”とお断りした次第です。彼女に非はないとは言え、彼女にも多少の怒りを感じざるを得ないほどの、とても考えられないインド人の行動でありました。日々こういう人たちと付き合わざるを得ないとしたら、気が狂う日本人が出てきても不思議ではないですね。実際引きこもりになったり、ノイローゼになる日本人、特に奥様がたが居るという話もわかります。いやはや恐れ入りました。