最近週末はゴルフをすることが多いのですが、直前になってゴルフシューズの底が剥がれかかっていることに気がつきました。もちろん靴などはゴルフ場で買えますので、問題はないのですが、左側の靴は問題ないし、右側も問題は底の部分だけですから、まだ捨てるにはもったいないかも、と考えていたところ、”そうだ、インドにはあらゆる修理屋がいるはず。この靴を修理してみる価値はあるかも” と日本では思いつかないような考えが浮かびました。なにせ、減ったタイヤにゴムの帯を貼り付け、また使うぐらいの人たちですから、靴の修理なんてお手のものに違いありません。
*靴の先半分が、パクパクというほどでもなですが、剝がれかかっていました。
ダメもとで運転手のゴビンちゃんに”靴の修理屋って知ってる?” と聞くと、即 ”Yes、Sir”。 コンペ前日の金曜日でしたが、直ったら儲けもん、ぐらいな気持ちでゴビンちゃんに預けました。その日の夕方出来上がり、料金を聞くと、なんと30ルピー(50円ぐらい)。”えっ!300ルピーの間違いじゃないの?” ”No no, Just 30 Rupee only”
さて、結果はいかに?これまで3度も使っていますが、まったく問題なし。30ルピーなら毎回支払ってもいいくらいです。その靴修理屋さんの言うには、”紐で周りを縫ったら完璧になるけど” とアドバイスしてきたそうです。たしかにそうだろうけど、既製品の靴にそんなことできるのだろうか? いずれにしても、たった30ルピーで完璧に直してしまうインドの靴修理屋さんには敬意さえ覚えたしだいです。考えてみれば、これまで修理すればまだまだ使えるものを捨てて、資源とお金を無駄にしてきたのかも知れません。”もったいない精神” 忘るるべからず。
*後日通りかかったので、この靴の修理屋さんの写真を撮らせてもらいました。店を構えているのかと思いきや、UMT(Under Mango Tree)の床屋さんのような、青空商店でした。