3月のブログ”野菜・くだものの小売” でもちょっと触れましたが、カバディというスポーツがあります。 ありますどころか、実はこれインド発祥でインドの国技であります。13m x 10mほどのコートのなか、左右7人ずつに分かれて、双方から一人ずつ”攻撃者”が相手側コートに進入し、守備側(相手側)の誰か(複数でも可)に触って、自陣に帰ってこれたら得点。触られた人は退場となり、一人減となります。仮に触っても、相手側コートのなかで押さえこまれたら攻撃側の負けとなり失点します。前半20分、後半20分双方攻撃を繰り返して、人数が多い方が勝ちとなりますが、攻撃中はずっと”カバディ、カバディ” と言い続けなければいけないという面白いルールがあります。
インドでの人気スポーツと言ったらなんといってもクリケットなのですが、最近サッカーが盛んになってきたものの、2番人気はこのカバディかも知れません。なにせ国技ですし、プロカバディもあるくらいですから。 もちろん女子カバディもあります。コートがやや狭くなるだけで全く一緒です。この競技、ある程度のスペースさえあれば誰でも出来ます。ボールもバットもなにも要りません。サッカーが貧者のスポーツとも言われますが、カバディはボールも要らないわけで、こう言ってはなんですが、貧しいインドではピッタシかも知れません。 スポーツチャンネルでは何時の時間でもクリケットかカバディは必ず放送しています。私にとっては見たいような番組がほとんどないTVなのですが、たまたまやっていたのでしばらく見ていると、さすがプロだけあって、それなりに見ごたえがあります。 危険でもなさそうだし、ルールも単純明快なのでもうちょっと普及してもおかしくないかもしれません。 実は日本にもカバディー協会というのがあって、日本代表はなぜか大正大学の在校生、卒業生が中心となって構成されているのだそうです。