月別アーカイブ: 2016年7月

カバディ(Kabaddi)

3月のブログ”野菜・くだものの小売” でもちょっと触れましたが、カバディというスポーツがあります。                                                  ありますどころか、実はこれインド発祥でインドの国技であります。13m x 10mほどのコートのなか、左右7人ずつに分かれて、双方から一人ずつ”攻撃者”が相手側コートに進入し、守備側(相手側)の誰か(複数でも可)に触って、自陣に帰ってこれたら得点。触られた人は退場となり、一人減となります。仮に触っても、相手側コートのなかで押さえこまれたら攻撃側の負けとなり失点します。前半20分、後半20分双方攻撃を繰り返して、人数が多い方が勝ちとなりますが、攻撃中はずっと”カバディ、カバディ” と言い続けなければいけないという面白いルールがあります。

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インドでの人気スポーツと言ったらなんといってもクリケットなのですが、最近サッカーが盛んになってきたものの、2番人気はこのカバディかも知れません。なにせ国技ですし、プロカバディもあるくらいですから。                                      もちろん女子カバディもあります。コートがやや狭くなるだけで全く一緒です。この競技、ある程度のスペースさえあれば誰でも出来ます。ボールもバットもなにも要りません。サッカーが貧者のスポーツとも言われますが、カバディはボールも要らないわけで、こう言ってはなんですが、貧しいインドではピッタシかも知れません。                       スポーツチャンネルでは何時の時間でもクリケットかカバディは必ず放送しています。私にとっては見たいような番組がほとんどないTVなのですが、たまたまやっていたのでしばらく見ていると、さすがプロだけあって、それなりに見ごたえがあります。 危険でもなさそうだし、ルールも単純明快なのでもうちょっと普及してもおかしくないかもしれません。                                                 実は日本にもカバディー協会というのがあって、日本代表はなぜか大正大学の在校生、卒業生が中心となって構成されているのだそうです。

 

マンゴー再発見

インドを代表する果物の一つであるマンゴーは、インドを起源とし、現在インドが世界最大の生産国です。その種類は500以上もあり、モンスーンが始まる6月ごろから7月いっぱいぐらいまでが旬で、道端にはリアカーを引いた”マンゴー売り” がいっぱい出現します。私もマンゴーは好きですが、積極的に買ってまでマンゴー食べる、というほどでもありませんでした。マンゴーを店で買う、という習慣がないこともあるかも知れません。                                 7月中旬ごろだったでしょうかある社員の一人が ” レグラ(ラングラ) という品種が旬になったから、出張の帰りに買ってきた” とランチの後みんなに振る舞ってくれました。有名なアルフォンソというのは聞いたことがありますが、”レグラ” という名前は初めて耳にします。外見は緑色で、私の知ってるマンゴーらしくなく、イマイチ食欲をそそらなかったですが、食べてみるとこれが絶品。うまいのなんの。この日は2つほどのレグラをみんなで分けたので、一人分はわずかでしたが、その味は忘れがたいものでありました。私はそれまで、緑色のマンゴーはマンゴーピクルスなどに使う料理用のものと思っていました。             早速、翌朝散歩時にリアカーの果物売りで購入。レグラか?と聞いても、ヒンズー語の発音は少々違うらしく、反応がありません。でも一種類しかなさそうなので、レグラに違いありません。1Kg60ルピー(約100円)で、4つ買えました。

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*写真のように見てくれはよろしくないのですが、中身は絶品です。

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*日本風?に切り込みを入れると確かに食べやすいです。

ところでマンゴーはウルシ科に属し、正確にはウルシ科、マンゴー属、マンゴー(種)となるそうですが、ウルシの仲間といわれるとおり、触ったり、食べたりするとかぶれる人が少なからずいるようです。アレルギー体質と関係あるかどうかわかりませんが、花粉症になる私でも、幸いなことに特に反応はありません。このマンゴー今月いっぱいくらいで終了ということで残念です。500種類もあるのだから、また別の品種が出てきてくれたらうれしいのですが。

 

泥棒に入られる

刺激的なタイトルですが、実際には私自身では無く、ある社員の両親の家が泥棒の被害にあいました。その両親の家はパンジャブ州というデリーの北西300-400Kmほどのところにあります。被害者の息子、すなわちその社員はまだ35歳ぐらいですから、両親は60歳を超えたくらいでしょう。家にあった金(Gold)や現金をかなり盗まれたようです。泥棒は5-6人の集団で、午前2時ぐらいに侵入し、寝ていた両親はそれに気がついたものの、身の危険を感じて騒いだりしなかったということです。なにせ年配の夫婦のみでしたから。                                                  こういうケースは家の事情に詳しい人の犯行であることが多く、掃除人やカバディーと呼ばれる不用品回収業者など、家の構造やどこに何があるかわかっている者が犯人であるケースがほとんどだそうです。                                     ”では犯人は簡単に捕まるだろう” と社内のスタッフに聞くと、”まず犯人があげられることはない” と言います。なぜなら、警察そのものがグルになっていて、彼らも一部分け前をもらうことになっているので、犯人など捕まるわけがない、というわけです。困ったものです。 ”では泥棒のやりたい放題ではないか!?どうやって防ぐのだ?” と聞くと、鍵を何重にも掛けたり、鉄格子を付けるなどして防ぐしかない、そうです。

ところで、現金が盗まれたというのはいわば普通のことですが、金(Gold)が盗まれたというのは日本人としてはイマイチピンと来ません。”その家は自宅に金を相当量しまっておけるほどのお金持ちだったわけ?” と聞くと、”いや、それほどでもないけど、インドではそこそこの家であればみんなそれなりの金(Gold)を持っている” のだそうです。私自身は金を買ったり、保有するなど考えたこともないですが、インドでは金を保有することはある意味普通のことで、一種のステータスシンボルと考えています。それなら狙われてもしょうがない、とは言いませんが、現金で銀行に預けておけばインドでは今7-8%もの利子が付くし、より安全と思われるのですが、どうもそれは日本人的発想のようです。金は値上がりすることもありますが、値下がりすることもあります。投資するなら金より不動産の方が確実なのでは?とも思いますが、ステータスシンボルということもあるようなので、この辺はただ単に投資効率云々ではなくて、文化の違いということになるでしょうか。

しばらく両親の元に帰っていた社員によると、およそ300,000-ルピー(約50万円)ほどの被害だったそうです。現金も含めてでしょうから、金(Gold)と言っても、ネックレスなどの装飾品のことでしょう。(当たり前か。金の延べ棒なんかであるはずなし)。警察から形だけと思われる調書を取られて、上記のように家の鉄格子をより強固なものに替え、家を取り囲む塀を簡単には乗り越えられないように改築してきたそうです。

困ったハウスガード

私の住むアパートには昼夜交替で2人のガードマンがいます。朝の8時~夜8時までと、8時以降夜中を担当するガードです。                                            今朝アパートの一階に止めてある社有車で会社に行こうとすると、近くに住んでいると思われる40歳ぐらいの男性から”ちょっといいですか?” と話かけられました。”この車のオーナーはあなたですね?” ”まあ、そうですけど” ”今朝お宅のガードがこの車を運転して、私の息子たちを迎えに来たスクールバス(と言っても7人乗りぐらいのタクシーのようなもの)にぶつけたんですよ。幸いけが人もなく、車も少々傷ついただけで済みましたが、彼(ガード)は運転免許があるわけでもなし、(恐らく)勝手に車を運転したものと思われます。子供たちの安全のためにも、しかるべき指導と処置を取ってください” と言うのです。(駐車場には複数の車がきっちり止められるように車の鍵をガードに預けてあります。しかし出庫のために車を動かすのは基本的に住人のみです)そのガードは英語がまったく通じないので、”なぜ勝手に運転などしたのだ?!” と詰問したかったのですが、どうしようもありません。ガードは手を合わせているので、謝っているように見えますが、昼間その顔つきを改めて検分してみると、ひどいものでした。酷いというのは、まったく頭の中身が感じられず、教養どころか最低限の常識もない、どうしようもない人物に見えました。歳はまだ二十歳そこそこでしょうか。この年で全く英語がわからないというのは、まったく学校に行っていないに違いありません。

そこに運転手のGovindちゃんが到着。先ほどの40歳くらいの男性から事の次第をヒンズー語で再度説明してもらいました。一通り聞き終わると、Govindちゃんはガードを責めるでもなく、最後にヒンズー語で一言”&%$#%???”(”ちゃんとした処置をするから” と言ったと思われる)言っただけで、会社へ出発。                                   車中彼の言うには、”以前もあのガードは、勝手に車の中に入り込み、ラジオやエアコンを使っていたようだったので、きつく注意したのだけど。きっと夜、車のエアコンを入れて中で寝ていたかも。しかも彼はいつも寝ているだけで何もしないんですよ” 確かにそのくらいの事はやりかねない顔つきです。ラジオやエアコンを使ったなら、元の設定に戻しておけばバレない、などという知恵も沸かない程度なのです。それにつけてもGovindちゃんの英語の上達はなかなかのものです。

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*会社の車の前が空いていますが、そこにほかの住人の車が止められることが時々あります。その場合はガードから前の車の鍵を借りて移動させます。少々めんどういです。

会社に着くと、即刻アドミの担当から大家に連絡してもらってクビにしてもらうことにしました。かわいそうですが、盗人と同じですから当然です。ガードは一応会社組織に属しており、明日その会社の責任者が”現場検証”し、車の修理代などを負担してくれるとのことでした。ガードは、即刻くびになった上に、給与から修理代を差し引かれるだろうとのことですが、Govindによると彼の給与は8,000ルピー(約14,000円)ほど。軽い傷とは言え仮に一月分全額引かれてもとても賄いきれないでしょう。

ドライシティーAhmedabad

Ahmedabad(アーメダバッド)といえば、インドで日本の新幹線を導入することなった暫定的終着駅です。最終的にはデリーからムンバイまで結ばれますので、ほぼその中間地点になります。もっとも完成はずっと先の話ですし、これまでのインドでの経験からすると計画通りに行くとはとても思えません。そもそもインドで250Kmや300Kmのスピードで走る新幹線のようなものが必要なのか甚だ疑問です。現在インドでの最高速度の電車はデリー・アグラ(タージマハールある所)間の特急電車で120Kmほど。料金設定がどのくらいになるかにもよるでしょうが、飛行機の場合は片道5,000~8,000ルピー(約9,000円~15,000円)ほどで、距離は500Km弱。東京-大阪、神戸間ぐらいでしょうか。仮に10,000円ほどだとしたら、インドは人件費が安いので、採算が取れるのかも知れません。客が一杯乗れば、という前提ですが。

新幹線の話はともかく、初めてAhmedabadに出張してきました。Gujarat州の最大の都市と思われますが、州都はGandhinagar(ガンディナガール)という都市で、Ahmedabadとほぼ隣接しています。                                              仕事が終わって、夕食時はいつものようにまずは一杯。”ビールください。Kind Fisher!” と勢いよく注文したものの、”ビールはありません。この州ではお酒は禁止です” ”えーーー!!” と素っ頓狂な声を出しつつも、”そういえばそんなこと聞いたことがあるような” とほぼ同時に思い出しました。Gujarat(グジャラート)は禁酒の州だったのです。そこはホテル内でしたが一切のアルコールはありません。同じインド国内ながらサウジアラビアに行ったようです。なんとも残念、無念、落胆至極ですが、どうしようもありません。サウジアラビアでお世話になったバービカン(ノンアルコールビール)はありましたので、”これはビールである” と自分に暗示をかけて食事をしたのでした。2人でしたが、アルコールがないと食欲もすすまず(もともと夜はあまり食べないのですが)ハッカヌードルという日本の焼きそばのようなものを半分ほど食べて終了。当然ノンアルコールビールでは酔うわけもなく、砂を噛むような夕食、とまでは言わないものの、飲めないとなると余計に飲みたくなるのも人情であり、その夜はなかなか寝付かれず、結果翌朝寝起きも悪く、毎日の習慣というのは実に大切である、と再認識したのでした。

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*右上のビール色したものがバービカンです。

インドが良いか、中東が良いかという究極の選択を迫られた時、多くの人は比較的清潔な中東を選ぶかと思われますが、私はインドを選びます。その理由の一つはお酒が自由に手に入ることも大きいです。Gujarat州といえば現在の首相のModiさんが首長を務めていたところ、産業の誘致などを成功させてインドの首相に選ばれ、それを国全体に広めようともしているのですが、酒を禁止したのも敬虔なヒンズー教徒のModiさんです。ただし、イスラム教と違って、ヒンズー教は酒を禁止にしているわけではありません。一般的には”あまり望ましくない” 程度です。仮にインド全体がそんなことになったら、さすがの私もインドには住めないな。

翌日の朝にはハイデラバッドに移動したのですが、朝早かったので空港で食べるつもりで、ホテルに朝食セットを準備してもらいました。間違いなく2人分お願いしたのですが、なぜかサンドイッチが1つとバナナが2本、牛乳は私個人の好みでお願いしたのですが、500㏄のペットボトルに一本だけ。500㏄もあると2人には十分ですが、分けるコップがありません。そこで空港内にあるお茶屋で、”紙コップを2ついただけないか?”と頼むと、反応がないので、”買ってもよいけど” というと80ルピーと言います。聞き間違いかと思って、18ルピーか?と確認すると80だと言います。500㏄の水が30ルピー、チャイが40.空の紙コップが80ルピーというわけです。”正気で言ってるのか?”と確認しても”Yes” というのみ。たぶんの自分の懐に入れるのでしょう。頭に来て〝じゃ、いいよ”                 結果的にはも一人のスタッフはインドの牛乳を恐れて飲まなかったので、事たりたのですが、ホテルも含めてインド人はほんと客商売に向いていないと思います。

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*空港内のカフェ。一番左の男がむかついた男。

近所の床屋

デリーに引っ越してからも、散髪は一時帰国時に日本で出来たり、以前から馴染みのグルガオンの床屋にテニスのついでに寄れたりで、これまでデリーの床屋には行かずに済んでいました。が、いよいよそうもいかなくなってきました。グルガオンには車で1時間もかかりますので、そのためだけに往復2時間もかけるわけにはいきません。

朝の散歩時に一軒”UNISEX” と書いてある店を発見しておりましたので、今日は初挑戦です。ドア押し開くと、一人の男性客が散髪というか毛染めをしてたようですので、やや一安心。60歳を過ぎたぐらいおじさんが黒いビニールのエプロンを掛けをかけていましたので、彼が毛染め作業をしていたのでしょう。”散髪だけど?” と聞くと、”どうぞ、どうぞ” とそのおじさん。ほかには2人の若目の女性と、アジア人風の若い男性。おじさんも含めてみなお茶(チャイ)を飲んでます。                              待ち時間なしで散髪椅子に座ると、お茶を飲み終わったおじさんが薄汚れたビニールのカバーを私の首からかけ始めました。”このおじさんがやるのか!?”と少々不安ではありましたが、拒否するわけにもいきません。”全体的に1cmほど切って” と注文すると、納得したような顔をして、電動バリカンを使い始めました。右サイドを下から上にかけて思いきりよく刈り取り。あ、あっという間もなく、縦に一条の刈り込みができてました。彼は”OK?” と聞きます。”おいおい、こりゃ切りすぎだよ!1㎝と言ったろう?” と言ってはみたものの、通じてないみたいだし、切ってしまったものを元に戻すわけにもいかないし。左右のバランスもあるでしょうから、あきらめるしかないか、と覚悟を決めました。どうせまた伸びてくることだし。しかし、せっかく毛生えシャンプーまで使って伸ばした髪の毛は無残に3㎝も4㎝もばっさり切り捨てられ、まるでこれまでの努力が踏みにじられたようです。最後には新聞マンガ(読売新聞?)のこぼちゃんのようになってしまいました。

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ところで、店に入ったときに私に多少安心感を与えてくれたほかの3人の若いスタッフは何をしているのでしょうか?若い典型的インド人女性はレジ担当。アジア人風の男はどうも切った髪の毛を集める(掃除する)担当のようです。もう一人の若目の女性はお茶を飲んでるだけ。おじさんの奥さんとも思えず、オーナーでしょうか。その店はインドでは珍しく、カミソリをつかってもみあげや襟足を剃ってくれました。しかも新しい替え刃を使って。しかし床屋も、歯医者などと同じように若い人がいいと思います。新しい技術・知識とセンスを持っていますので。また別の店を探さねば。

小女子

小女子と書いて、”こうなご”と読めて、なんの食品かわかるひとは今や少ないかも知れません。小女子の佃煮は子供のころよく食べた覚えがありますが、その頃は酒を飲むでもなし、さほど好きでもありませんでした。去る3月家族にリクエストして日本から買って来てもらった”煮干し” がずいぶん小さいので、ふと小女子の佃煮を作ってみることを思い立ちました。ネットで検索するとクックパットなどいくらでもレシピが出てきて、作ってみると実に簡単そのもの。10分くらいでできます。そしてお酒のおつまみには最高であること発見しました。小魚を丸ごと食べるわけですから栄養万点、日持ちもしますし、魚が手に入りにくいデリーでもあり、これは重宝します。

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*日本から買ってきてもらった乾燥小魚。

さて、7月7日にシンガポールで会議への参加召集があり、ついでに”買出し” ができることになりました。5月の連休に日本に帰った以来ですから、ありがたいことによいタイミングです。そしてシンガポールにあるホーカーセンター(庶民の食堂街)に隣接してある商店街には小魚を売っている店がたくさんあることを思い出しました。小女子原料の仕入れです。

シンガポールからの出発日。ホテルで”小魚を買いたいのだけど” と聞いてみると、そんなこと聞いてくる観光客などいないのでしょう、最初は”はあ?” みたいな反応でしたが、”ホーカーセンターなんかで売っている、乾燥小魚なんだけど” と説明すると分かってくれて、近くのショッピングセンターを教えてくれました。そこで難なく入手。500gで8ドル(約600円)ほど。安いか高いかなんとも言えませんが、なにせインドでは手に入りませんので、価値があります。すくなくとも私にとっては。

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*一袋8ドル。(600円ほど)

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*白ごまを添えて出来上がり。

出発直前には、シンガポールでの私の好物、ミルク麺も食べれて、満足満足の買出しでありました。

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*揚げた白身魚が入ったミルク麺。

電車で帰宅

デリーのモンスーン(雨季)は7月3日あたりから始まり、気温は10度近くも下がったものの、湿度が高くちょうど東京の夏のようです。最高温度33度、最低温度28度ぐらい。アスファルトの照り返しなどによるヒートアイランド現象や通勤地獄を考えると、東京のよりはまだマシかも知れませんが、インドの場合もそれなりに大変なこともあります。

夕方事務所を出る時間、外はかなりの雨。今日はたまたまGovindちゃんも会社の車も遠い町に出張中。Olaタクシーで帰るつもりでしたが、こんな日はみんながOlaタクシーを使おうとするので、なかなかつかまりません。やっとつかまったと思ったら、通常料金の2.9倍を請求されました。経済原則通り、需要と供給の関係で価格が変動するタクシー料金ですが、もともとが安いので即OK. しかし、予定時間を過ぎてもなかなか到着しません。予約した運転手から電話があり、”近くにはいるけど大渋滞のためさらに一時間近くもかかる” との事。さすがにそれから1時間待つ気が起こらず、同乗予定のスタッフたちと協議してキャンセル、電車で帰ることに。                                            しかし傘がない、電車の駅までどうやって行くかも問題です。でも一人傘をもった女性社員が近くから6人乗りの電動オートリキシャーを捕まえてきてくれました。一応屋根はありますから、なんとかずぶぬれにならず駅にたどり着けそうです。

インドの電車(メトロ)では、飛行機に乗るときのように必ずに荷物検査があります。よってこんな日は長蛇の列。こんなこと東京でやったら、とんでもないことになるでしょう。駅から人間が溢れて、事故が起こって電車が止まったような毎日になるに違いありません。しかし、意外にも電車そのものはさほど混んでいませんでした。あるスタッフによると ”みんな雨と混雑を避けて、事務所で雨宿りをしているのだと思う” との事。”通常この時間帯なら、東京並みに混んでますよ” とのコメントもあり。

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*電車に乗るにも全員が荷物検査を受けなければなりません。それほどまじめにチェックしているようには見えませんでしたが。でもみんなちゃんと並んでましたね、めずらしく。

自宅最寄の駅からはリキシャーです。こちらの道路も酷い混みようですから、屋根は申し訳程度にしかついていないものの、小回りの効くリキシャーの方が早くて、安いです。40ルピー(70円ほど)で、近くに住む女性社員と相乗りです。

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*川のようになった道路。そもそも道路に排水口が無いと思われます。背中の人物はリキシャーの運転手。運転手には屋根もなく、合羽も無くびしょぬれでお仕事です。

電車にしろリキシャーにしろ、彼女にすれば毎日当たり前の通勤風景ですが、私は久しぶりに電車に乗って、あたかも日本で通勤しているような気分に陥りました。車両ももしかしたら日本製かも知れませんし。電車で通勤している日本人など居ませんので、廻りからの視線が若干気にはなりましたが、本来の姿に戻ったような、なんとなくホッとした気分になったのでした。