カテゴリー別アーカイブ: 未分類

物は考えよう

これまで何かとネガティブというか、日本では考えられないようなことを取り上げて来たように思いますが、そんなネガティブなイメージも見方・考え方次第でプラスにも感じられるのも事実です。インドではそうでもしないとやってられないというのもありますが、そんな一般的にはネガティブなことも捕らえ方次第ではそんなに悪くもないのでは?なんて事象をいくつか挙げてみましょう。

1.時間にルーズ:                                            インドでは時間などあってないようなものだと言われますが、それは事実です。飛行機はかなり良くなってきましたが、電車など時間通りに動くなどということは誰も期待していません。納期を守る、支払い期日通りに支払う、なんてものもまず守られません。時間に異常に正確な日本人にとっては、我慢ならないというくらいのレベルですが、逆に日本人が異常に正確なだけで、世界的には時間を守る方が例外。そんなに気にしなくて、一応の目安程度のものだと考えれば、逆に気楽に生活できるかも知れません。私はこのところ腕時計もしなくなりました。正確な時間が知りたければ携帯があるし、インドで分刻みの正確さなんて必要ないですから。

2.駐車はどこでもOK:                                           東京ではどこに行くにも電車の方が確実で早いので、車での移動というのはまれだと思いますが、駐車場がない、そして駐車料金が異常に高いというのも大きな要因だと思います。しかしここデリーでは、公共交通機関の発達がまだまだで、車なしには動きが取れません。そして、駐車違反というものはあっても無いに等しいです。ここ10年で7倍ぐらいに車の数が増えたそうですから、どの道路も両側とも(駐車違反の)車でいっぱいです。結果、恒常的渋滞をさらに悪化させているのですが、まったく道を塞いでしまうほどでもありません。少なくとも駐車場のことを心配する必要がないというのは、それなりに便利といえば便利であります。さらに交通法規もほとんど守る必要なし。良くないことは明白ですが、自己責任においてどのように運転しても自由、と考えればこれまたさほど悪くないかもです。

3.分別ごみ無し:                                                ペットボトルのキャップまで分ける分別ごみは日本では当たり前ではありますが、インドではまだゼロと言っていいでしょう。生活する側からすれば誠に楽チンです。生ごみもプラスチックも缶もなにもかも一緒でOK。それでも最後には、いつかもこの駐在記で書いたように、人力で分別されます。ゴミ集めする人が、お金になりそうなもの、たとえば空き缶や壜、ペットボトルなどを取り出して分別くれるのです。                          ちょっと話しが逸れるようですが、古新聞も買ってくれます。お金を出して持ってってもらうのではありません。過日は古くなったダウンウェアーをゴミとして玄関に出しておいたところ、部屋の掃除人が良い拾い物でもしたかのように持ち帰って行きました。自分で着るか、売るためでしょう。循環社会?無駄がなくて結構です。

4.人の事は考える必要なし:                                      もちろんこれも良いことではないのは疑いの無いことですが、日本人のように人のことを考えすぎるものいかがなものかと思われます。学会や会議などでインド人が一人で喋りまくって顰蹙を買う、なんて話を聞いたこともあるかと思います。ゴルフなんかでも、スロープレーで後の組がイライラしていようと一向に気にする風はありません。                                                KY(空気が読めない)などという言葉がありましたが、インドでKYなんてあり得ません。すなわち誰もそんなことできません。ひたすら唯我独尊、わが道を行くのみ。これまた人によっては疲れなくて居心地の良い環境と捉えられるかも知れません。

尚、以上は私の後任者募集を意識して書いたものではありませんので、念のため。

BIG BAZAAR

インドで4年近くも暮していますが、スーパーというのは食品や日用品しかなく、衣類を買うには小売店とかショッピングモールに行くしかない、日本にあるAEONやイトーヨーカドーのような大規模小売店舗は無いものと思っておりました。ショッピングモールはあちこちにあるのですが、自宅の近くには無く、またあっても大き過ぎて日用品の買い物には必ずしも便利ではありません。

今年の冬は結構寒く、冬物をほとんど持っていない私は、ある日の昼食時、        ”このあたりでカジュアルウェアーを売っている適当な店ないかな?セーターとかシャツなんかが買えればいいんだけど”                                     ”それならラジパットナガールマーケットかBIG BAZAARがいいんじゃないですか?” とのアドバイス。                                                 ”ラジパットナガールマーケットはブランド品とか色んな店があるし、BIGBAZAARは安くてなんでもありますよ”                                                   ”BIG BAZZARって聞いたことあるけど、食品のスーパーじゃないの?” と聞くと、   ”いや、衣類なんかも売ってますよ。値段も手ごろだし値引き交渉も必要ない、すなわち値札通りの価格です”                                            インドでは通常何でも値段交渉して買うものだそうですが、私は面倒だし慣れていないので、高いもの以外はほとんど言われたままの値段で買ってしまいます。仮に野菜など結構な量買っても100ルピー(160円)とか200ルピー程度ですから、値引き交渉する気力も沸きません。 また、政府からそういう通達も出ているのです。すなわち”露天商などはもともと貧しいのだから、払えるお金があるならば値切らないで買ってあげてほしい” というわけです。

紹介のBIGBAZAAR、事務所から自宅までの途中にありました。食品から衣類、電化製品までまさに期待したとおりの総合スーパーで、イトーヨーカドーを小さくしたようなものです。たしかに値段も安いと思われます。そこでパジャマ代わりの長袖Tシャツなどを買ったのですが、数日後たまたま重宝しているYoutubeでNHKスペシャルを見ていたら、”インドの衝撃” という数年前に作成されたと思われるシリーズがありました。急成長するインド経済を扱った番組です。クリックしてみると、なんとこのBIGBAZAARの紹介で始まっています。やはりこのような総合スーパーはインドではわりと最近のもので、拡大しつつある中間層をターゲットとした”モダンな” 店なのです。超大市場インドを象徴するひとつということでしょう。                                                    私にとって買い物などはいわば必要悪で、楽しくもなんともないですが(ほとんどの男は同じだと思いますが)、大きい買い物かごいっぱいになるまで買い物を楽しむインド人家族(とくに女性)がとても印象的でした。

*BIGBAZZARのサイトからコピーしたものです。

バスルームに監禁される

インドの友人がネパール訪問中、ホテルのバスルームに監禁されてしまうという事件が起きました。監禁されたと言うのは、誰かに閉じ込められたのではなくて、閉めたドアが開かなくなってしまったのです。その友人は(御婦人なのですが)、幸い裸で閉じ込められたわけではなくて、服は着ていたようですが、バスルームにあった唯一使えそうな道具、トイレットペーパーの金具(フラップ)を使ってロックがかかってしまったドアのノブの辺りを削って、何とか開けることができたそうです。脱出するまでにおよそ2時間の苦闘だったとか。冷静な判断力と行動力はすばらしいと思います。

数年前の話しになりますが、私の同僚K氏はシンガポールの自宅で同じ目に会いました。男一人暮らしでもあり、真っ裸でシャワーを浴びて、出ようとしたらドアが開きません。シンガポールだから?なかなかしっかりした造りで、ノブの辺りを削るなんてことは到底できそうになかったそうです。道具もないし。アパートは15階で、バスルームの窓はありますが、隣のビルが迫っていて、大声を出しても、たとえばトイレットペーパーを吹き流したところでだれも気がついてくれません。 そこに”Help”とか書けたらよかったかも知れませんが、ペンなどあるはずもなく、また携帯もありません。                                                   結局あきらめて、そのバスルームに閉じ込められること凡そ24時間、会社に出社してこないし、携帯にも出ないことを不審に思った同僚が、大家とともに部屋に入ってきて救出されたそうです。裸だったけど、暖かいシンガポールですからそこは問題ではなかったようですが、狭く何もないバスルームに24時間閉じ込められたところを想像するだけでも気が狂いそうです。

私は数年前、ポルトガルに旅行した時に似たような経験があります。ただ私の場合は逆で、部屋からロックアウトされてしまいました。ホテルのスタッフに開けてもらえば何も問題ない、と思うでしょうが、その日は出発の日の早朝で、そこは夜間は誰もいないホテルだったのです。                                                     バスルームは、部屋の中には無く、自分の部屋を出たところに別途設置されておりました。その夜はとても暑くて、窓を開けたまま寝ていたのですが、朝5時ごろ起きてシャワーを浴びようと、何の疑いもなく隣のシャワールームのドアを開けたと同時に、風がすーーと流れてきて、”ガッタン”。私の部屋のドアが風に押されて閉まってしまったのです。あっ!!と思ったものの、もう自分の部屋には戻れません。オートロックですから。            パニックになりそうな心を抑えて、パンツ一枚で最悪の事態と、何とか部屋に戻る方法は無いか考えます。                                              ”まず、最悪でも帰国できないだけ。チケットが無駄になるかも知れないけど、命までは取られるわけでもなし。遅くとも7時か8時ごろにはホテル従業員が来るであろう。朝6時に予約しておいたタクシーの運ちゃんには、こんな格好だけど、事情を話してお引取り願うか”                                                  さて、ドアを開ける方法はありやなしや?隣の部屋の客を起こしたところでどうにかなるものでもなし。外に出て、開いている窓から入るか。部屋は2階ですが、壁に窓はあってもよじ登るような足場はまったくありません。

しばらく考えて、”そうだ、確かレセプションは無人でカーテンが閉まっているけど、中には自分の部屋の鍵があるに違いない”                                       一階に下りて、レセプションの中をカーテンの間から覗いてから、カウンターを乗り越えて内側へ。まるでこそ泥のようです。机の引き出しを開けてみると、いきなり鍵がいくつか出てきました。”自分の部屋の番号が書いた鍵はいずこに?”  なかなか見つかりません。でもそのなかに、ポルトガル語ですが”マスターキー” の意味ではないかと思われる字が書かれた鍵がありました。(どのような綴りだったのかは今は覚えていませんが) それを手に、部屋にもどって一か八か試してみると・・・正解でした。ああ、なんと、、、助かった!!その間およそ20-30分ほどでしたでしょうか。

後日、この一部始終をメールにて、このホテルを予約してくれた知人に連絡すると、”それは大変申し分けなかった。私だったらハートアタックに見舞われていたところでしょう。ホテルに改善するよう申し入れておきます” というコメントをもらいました。こじんまりとしたそのホテルはきれいで、値段も手ごろで快適だったのですが、一瞬の不注意で途方にくれたものの、物事なんとかなるものです。

新聞記事より

新年あめでとうございます。今年も皆様にとってより年でありますように。

1.2019年元旦の新聞の一面が”2009年”。

*Times of Indiaという新聞ですが、元旦早々2019年とするべきところ、何と2009年と印刷ミス。こちらの新聞では第一面が広告のみということも珍しくないのですが、これはホンダのバイクの広告です。新聞社のミスと思われますが、日本企業の広告であったのが残念。日本でもし修正が間に合わなかったとしたら、削除するでしょうね。でも裏面もあるから無理か。インドではこのくらいの間違いは、たいしたことではないかも。

2.レストランの配達業者がつまみ食い。

*ZOMATOというレストラン検索サイトから注文された料理が、配達人(ZOMATOとは別の業者)によってつまみ食いされていたことが発覚。配達人は、料理の蓋(カバー)を開けて、つまみ食いして後、再度蓋をしてお客のところへ。かねてより、客から”蓋が開けられたのでは?” とか”量が少ない” などの苦情があったようで、つまみ食いしている現場をビデオに撮影されYouTubeで流されてしまいました。そのビデオでは、ちょうとピザ配達人のように、スクーターに座ったままこっそり食べている映像が。しかし、これはZOMATOの競合業者がZOMATOを陥れるために”やらせ” をやったという説もあります。

3.デリーの交通マナーがいかに酷いかをデータが証明。

*インドの交通マナーがいかにムチャクチャであるかについては、過去にも書いていますが、この新聞ではそれを数値で示しております。なぜかコルカタはかなりマナーが良く、デリーは最悪というデータがでています。以下参考数値です。                                1.信号無視の比率:デリー42%。(インド全体では22%)                      2.制限速度を守らず、車線内で走らない:チェンナイ(94%) (インド全体45%)            3.(歩行者がいても)横断歩道で止まらない:デリー44% (36%)                     4.駐車場に止めない(駐車違反):デリー55% (32%)  *ちなみにこれは個人的には結構ありがたいです。どこに止めても駐車違反のステッカーを貼られることもないし、レッカー車に持っていかれることもありませんので。                                                   5.飲酒運転:ムンバイ:39% (18%) *インドでも飲酒運転はとても厳しい処罰が下されると聞いていますが、なぜかムンバイがひどいようです。

4.観光地で外国人料金との入場料差額をネコババ。

*デリーにある有名な”フマユーントム”というタージマハールの原型になったお墓なのですが、インド人の入場料は40ルピー(約65円)に対し、外国人は600ルピー(960円ほど)と約15倍の差が設けられています。他の観光地も大体似たようなものなのですが、外国人から600ルピーを徴収し、入場券はインド人用を提供して、差額を懐に入れ、28万ルピー(45万円ほど)をネコババしたいたとう話です。ま、インド人のやりそうなことのような気もします。

 

 

2018年打ち納め

娯楽が少なく、また単身赴任が多いインド駐在者にとって、ゴルフは数少ない娯楽のひとつです。私がインドに赴任した時は、5月の酷暑期でもあったため、早朝からゴルフに出かける人たちを横目に、”このクソ暑いのに、頭おかしいんじゃないの?” と思ってたものですが、11月ごろになってだいぶ涼しくなってきたので、”テニスだけではなくてゴルフも再開してみるか” と日本人ゴルフ同好会に参加し始めてから、いまでは”ゴルフをしない人は週末は何しているんだろう? などとと思ってしまうほど、ゴルフにはまってしまいました。    ほんと、その立場になってみないと、その人の気持ちというものは分からないものです。

いまでは日本人ゴルフ同好会のみならず、干支会など複数の同好会にも参加し、週末2日間とも参加することも珍しくないほどになっています。比較的料金は安く(インドの物価水準から見たら高い=日本の料金よりもやや安いぐらい)、デリー近郊ならそこそこの数もあり、インドは、そういう意味では意外な”ゴルフ天国” であるかも知れません。過日も書いたように、ゴルフ場のクオリティーはとうてい日本のそれに比較できるものではありませんが。

そうこうしているうちに、2018年も年末を迎え、”打ち納め” の日がやってまいりました。  デリーの冬は、寒いだけでなく、朝方は濃い霧が発生することもしょっちゅうです。こんな濃霧のなかでほんとに出来るんですか?と聞きたくなるほどですが、これでもやるんです。 闇夜のなかで刀を振り回すようなものですが、ちゃんとまっすぐ飛ぶ人にとってはさほど問題ではありません。一人ひとりに必ず付いてくるキャディーも慣れたもので、ほぼ落下地点に行き着くことが出来ます。まるで日本の屋内練習場で、打球の速度と方向、回転数から、落下地点を計算できるシュミレーターのようです。視界は20mぐらいはありますので、落下地点半径20Mぐらいまでのところに行くことができれば、まずボールを見つけられるというわけです。

*人が立っているあたりがTee(スタート地点)で、前方の左右の木の間を狙います。すなわちフェアーウェーです。でも左右の木々の中や、藪の中に入ってしまったら、そのあたりはさらに霧が絡まっており、慣れているキャディーを持ってしても、”ロスト” の可能性は高いです。

*一番左の人がTee Shot(スタート)しようとしているところ。しょっぱなから”ロスト” となるとたいそう気落ちしますが、仕方がありません。この霧は通常10時ごろには晴れてきます。

インドも1月1日は休日で、今年も ”打ち初め” から2019年が始まります。               読者の皆様、良いお年をお迎えください。

 

インドも寒い

日本から見るとインドというと”いつも暑い” という印象でしょうが、インドは大国であり、北のカシミール地方にはスキー場もあるし、同じ時期に南部では30度を越します。ニューデリーは北部に属し、しかも内陸に位置するため、夏は45度を超え、冬は5度以下に下がります。(マイナスは無い)                                                    クリスマスを迎えるこのところは今年一番の寒さで、ニューデリーでは4度まで下がりました。私のアパートの中でも、朝起きると吐く息が白く見えたこともあり、そんな時は10度を下回っていると思われます。部屋には電気ヒーター2つありますが、一つは買ってからまもなく壊れてしまい半分しか機能していません(800ワットのところ400ワットのみ)。部屋を暖めるというには程遠く、アイロン掛けなど作業している分には問題ないのですが、じっとしている時には、ヒーターをまん前に置いて暖をとるという、極めて侘しげな風景になります。                 シャワーからはもちろんお湯は出ますが、お湯の出方は誠に元気なく、温まるというより、冷え切るまえに、気合を入れて体を洗ってしまわなければならない、というようなこれまたつらいというか、インドらしいというか。ホテルでもお湯が出ない、ということもしばしばですからね。日本の生活環境が恵まれすぎているのかも知れません。                  夏には一日に2回以上も浴びていたシャワーも、冬には毎日浴びるのも面倒になり、それでもどうってことないな、などと新しい発見をしたような気になったり。

インドではホームレスが山のようにおり、日本の比ではありません。彼らにとって、夏も大変ですが、冬はもっと厳しいものになります。私のアパートの近所にもいっぱいおり、彼らは少なくとも雨を凌げる陸橋の下などで、毛布に包まって夜を過ごします。彼らの生業はわかりませんが、物乞いであったり、掃除人夫として日銭を稼いだりしているものと思われます。 同じ陸橋の下というか、道路の脇で火をたいて、チャパティなどを作っているところを見ることもよくあります。燃料は、あたりから集めた木々や、乾燥させた牛の糞でしょう。もちろんそれなりの”カレー” も作っているに違いありません。が、水はどこから?、トイレはどこで?お風呂は冬の間ずっと入らないのだろうか?などとあまり追求したくない疑問点はいっぱい出てきます。                                                    たまに彼らがまったく居なくなることがあり、それはデリー政府が立ち退かせているようなのですが、どこからともなくまた戻ってきます。デリー市がホームレスのためのホームを用意できるとも思えないので当然ですね、ホームレスですから。

*朝6時ごろの陸橋の下のホームレスたち。左側の女性がちょうど起きたところで、これから食事の支度などをするのでしょう。

*同じ陸橋の下、右側半分の風景です。全部で20人ぐらいは寝ています。

親が居ない、ストリートチュルドレンも方々に居るようですが、以下の新聞記事によると、彼らを利用する悪い大人が居て、日中は彼らを何らかの仕事をさせて、夜は食事を与えるのでしょうが、ビデオを見せたり、寒さに対する感覚をマヒさせるために麻薬を与えたりする、というから驚いてしまいます。そしてビデオや麻薬の代金を日銭から差し引くというのですから、”あこぎ” なものですが、彼らもそうやって生きて行くしかないのでしょうか。

 

ぬか漬けに挑戦

過日、ある日本食レストランで食事していた折に、”ぬか漬け” が出てきて、その出来具合に感心しました。                                                      ”やっぱ、ぬか漬けはおいしいっすね。インド人にも教えてやりたいわ”            ”私、自分でぬか漬け作ってますよ”                                  ”えー、すごいですね。でも、ぬかなんかインドで売ってないですよね?”                               ”もちろ日本で買ったものですけど、夏は冷蔵庫をかなり占領しますが、今の時期だったら冷蔵庫に入れる必要ないし、簡単ですよ”                                  漬物というか、発酵食品をこよなく愛する私としては、それまで”一夜漬けの素” すなわち塩に少々の化学調味料や昆布、鷹の爪などが入った便利なものなのですが、少々飽きを感じていたので、 私もぜひぬか漬けを作ってみよう、と思い立ちました。                                                    すぐに作ってみたいと思ったものの、ぬかなどインドに売っているはずありません。来年の2月に予定している一時帰国まで待つしかないか、、、とあきらめつつあったところ、二週間後に日本からの訪問者があることを思い出しました。このようなこと誰にでも頼めるわけではないですが、今回の来訪者Hさんなら気軽に頼めそうです。                                     ぬか床の作り方は、サイトでいくらでも検索できます。やや面倒ではありそうですが、おいしいぬか漬けが食べられると思うとそれくらいの労は厭いません。

二週間後、H氏より無事ぬかをゲットし、早速挑戦。インターネットで調べるまでもなく、さすが日本の商品、袋の裏に作り方が書いてあります。極端なはなし、水を加えてかき混ぜるだけです。塩とか昆布などはすでに入ってます。漬かる時間は野菜の種類にもよりますが、きゅうりなら8時間くらい。大根なら12時間ぐらいとあります。いわゆる一夜漬けなら、夜漬けておくと翌朝食べられるわけです。明日の朝食のおかずはぬか漬けと味噌汁だけの”ぬか漬け定食” でもいいか、なんてうきうきした気持ちにさえなってきました。

*一袋だけ頼んだのですが、インドへの出張者は気を利かせて2袋買って来てくれました。食べる前には当然ぬかを洗い落とすので、結構ぬかが減ってゆきます。そのことを知ってか知らずか、2袋買ってきれもらったのはありがたかったです。

*タッパーに作ったぬか床。一袋分で、この中に野菜を埋め込むだけです。

さて初めてのぬか漬けのお味は?                                   うーん、はっきり言っていまいちでした。たぶんぬか床の発酵が十分でないのでしょう。インターネットには”捨て野菜” を入れてしばらく待つように書いてありましたが、ぬかのパッケージの案内だと、すぐにぬか漬けができます、なんて書いてあったので、期待した私が間違いだったかもしれません。あるいはきゅうりの品質が良くなかったか。はたまた漬けた時間が足りなかったか。

*にんじん、きゅうり、大根の一夜漬け。漬かり具合はいまひとつでした。

翌日もうちょっと漬かったものを食べてみると、確かにベターです。きゅうり、にんじん、大根、ナスを一気に漬け込んでしまったので、比較的早く漬かるきゅうりから順に食べておりますが、漬かりにくいナスもさすがに3日目ぐらいになると、結構塩味が強くなり、漬かりすぎの感あり。ぬか漬けは簡単といえば簡単ですが、本当においしいぬか漬けを作り出すには少々の修行と試行錯誤が要りそうです。

 

インドでインプラント‐その2

長年、歯で苦労している私は、自分の症状を自覚し、それに対して歯医者が言ってくるであろうことをかなり正確に予想できます。アポを取るときのメールでは ”この鈍痛を感じる歯は、10年以上前に治療してたところで、神経が無く、おそらく歯根の部分が化膿していると思われます” と書いたのですが、レントゲンを見たDr. Poonam先生は、                            ”状況はよろしくないです。歯の根っこの部分が化膿しておりますので、早急にこの歯を抜いて、インプラントを入れるべきでしょう”                              ”わかりました”                                               私は予想した通りの見立てだったので、なんの迷いもなくそのアドバイスに従うことにしました。実は私、既に3本のインプラントを入れており、インプラントにさほど抵抗感が無かったというのもあるでしょう。また、噂のとおり、自信に満ちた、”私に任せておきなさい” みたいな、頼りがいがある肝っ玉先生のように見受けられたのも安心材料だったかも知れません。

”4日後の夕方もう一度来れますか?抜歯します”  ”分かりました”                           ”来る一時間前にこの薬を買って飲んで来てください。まずは悪い歯を抜いて、腐食している骨の部分の再生を待ちましょう。それにはおよろ3ヶ月かかります。しっかり骨の部分が再生したら、インプラントを入れます。その”ネジ”が固定されるまで3ヶ月ほど待って、良好ならセラミックの歯を取り付けることになります”                                      価格は明朗会計で、既に表になってます。

*インプラントで50,000ルピー(約8万円)と日本に比べるとかなりリーズナブルです。これにプラス歯(セラミック)が15,000ルピーほどかかります。

さて、4日後の抜歯の時が来ました。アポの一時間前に指定の薬を飲んで、いざ。    いったん覚悟を決めてしまうと、任せるより他ありません。                     日本と同じように麻酔の注射を打って、10分ほど待ったものの、毎日お酒を飲んでいるせいか、効きが悪いとみえて再度追加注入。もちろん注射の痛みはもうありません。     しばらく待ってから、ペンチのようなものでいとも簡単に抜歯完了。神経も無く、根っこが傷んでいたため、なんの抵抗もなかったのでしょう。                                ”これから一時間は、熱いものは飲んだり食べたりしないでください。たとえばコーヒーとか” すかさず、”じゃ、ビールはいいですか?”                                     ”ビールは冷たいのでいいでしょう” ・・・なんと予想に反し、問題なしとのこと。アルコールの作用で血が出たりしないのか、などと内心心配しつつも、医者が良いといっているんだから、これ以上の質問はやぶへびになるから止めておこう。

ところが家に帰っても、麻酔薬をいっぱい注入したせいか数時間経過しても、右半分の感覚が戻りません。ビール飲めなくもないですが、せっかく飲んだものが、右半分からこぼれ出ても気がつかないかも、といった感覚です。でもなんとか気をつけて、ちびちび流し込んだのですが、ビールをちびちび流し込んだのではいまいち味気なし。一旦はあきらめていたものを手にして得したような気持ちになったものの、結局その日は軽く缶ビール一本だけで止めておきました。                                            本治療のピーク、インプラントを入れるのは来年の2月初めの予定です。その3はそのときまでしばらくお休みです。

インドでインプラント‐その1

過日初めてインドの歯医者に行ってみて、そこの結果が良かったからというわけではありませんが、今度はインプラントを入れる決意をいたしました。                      そこは、外れたクラウンを接着した歯ではなくて(接着してもらったクラウンはその後良好です)、まったく別の歯なのですが、元々調子が悪く、いつかは入れ歯かインプラントにしなければいけないだろうと予想していた部分です。ここ数年は小康状態を保っていたので、日本に本帰国したら治療してもらおうと考えておりました。                             そんなある日、たまたまゴルフ仲間の一人、Mr. Y氏が、上の前歯がまったく無くなって登場し、みんなを驚かせたのですが、事情を聞いてみると、上の歯をすべてインプラントにすることに決めたというのです。                                                   ”え、それってインドの歯医者でやるんですか?”                         ”もちろんそうですよ。日本に帰る予定もないですし”                                          ”よく決断しましたね。しかも上の歯すべてということは14本ぐらいになりますよね?”   ”インプラントを4本ほど入れて、その4本ですべての歯を支えるんです”           ”その歯医者はどこですか?”                                  ”Safdarjungにあるなかなか評判の良い歯医者ですよ”

そんな話をしてからしばらくの後、私の調子の悪い部分、そこは右下の奥歯から2番目ぐらいの歯なのですが、噛むと鈍痛がし、右側で十分に噛めなくなってしまいました。ご飯ぐらいなら問題ないのですが、たとえばナンでは少々固いため痛みを感じてしまいます。困った困った、これは日本への一時帰国まで待てないかも。                                                                        この際Mr. Y氏にその評判のよい歯医者を紹介してもらって、たぶんインプラントになるだろうけど、覚悟を決めて治療するか。私も次の一時帰国まではたっぷり時間がありますし、仮にインプラントを入れるとしたら、一週間や二週間で済む治療ではありませんから、日本に帰ったついでに、というような簡単なものではありません。                                         というわけで、覚悟を決めてMr. Y氏にその歯医者を紹介してもらい、治療することに決めました。 インドの歯医者が日本の歯医者より劣っているという証拠はどこにもありませんし、たまたまですが同じ頃、日本のH医科大学整形外科よりインドの病院に派遣されている先生とも知り合いになり、”インドの病院と医師の質の高さにびっくりしました” という情報も背中を押すことになったと思います。もっとも医師と歯医者はちがいますけど。

その評判の良い歯医者は、Dr. Poonam Batraという女性の先生でした。メールで、アポをとるため症状を記したメールを出すと、間もなく返事が来て、2日後の9:30に来るように、とのこと。診療所は自宅からかなり近く、車で20分ほどのところです。

*Dr. Poonam Batra先生。サイトより拝借。

*待合室。壁にはここで治療した人たちの写真とコメントが。多くは各国大使とか外国人がほとんどです。日本や欧米の人たちも少なからずいますのでそれなりに安心材料ではあります。

Youtubeはありがたい

いまさらですが、Youtubeはありがたい。                               まずはゴルフの先生。当然ながらインドで日本語のゴルフの本など売っているはずもなく、しかしYoutubeがあればいくらでも無料で”レッスン”を受けることができます。もちろんYoutubeで会話ができるわけではありませんし、自分の欠点などを指摘してくれるわけでもありませんが、動画で見れますので、少なくとも本を読むよりはずっとマシです。       いい加減な事を言っていると思われるものも少なからずありますし、人によってはまったく反対なことを言ってたりして混乱しかねませんが、この辺は本でも同様、ゴルフとはそういうものなんでしょう。ゴルフは発展途上のスポーツと言えるのかも知れません。                    インドにも打ちっぱなしはそこここにあり、そこでゴルフレッスンも受けられます。しかしインド人が英語でやってくれるものですから、言っている事はほぼわかるものの、お互い微妙なニュアンスというか感覚的なものが伝わらないような気がして、途中で辞めてしまいました。言っていることは正しいんだろうけど、それが自分に一番必要なことなのか?誰にも同じ事言っているんじゃないか?もっとも私の質問が十分に伝わらなかったのかも知れませんが。

いつかの記事に書いたように、今や日本のTV番組が自宅で見れるようになりましたが、時差の関係でいまひとつ活用できていません。たとえば日曜日の夜8時から始まるNHKの大河ドラマを見ようとすれば、午後4時半にTVの前に居なければならないことを考えると、それほど簡単なことでもないことがわかってもらえると思います。ところがYoutubeですと、いつでも見れます。  大河ドラマだけではありません。力作ドラマやドキュメンタリー、スポーツ物など。映画も音楽もなんでもあります。秋の夜長はYoutube。”Youtuberさんありがとう” と言いたいくらいです。

ところで、Youtubeってだれが考え出したのだろう?とGoogle先生に聞いてみると、2005年ある3人のアメリカ人が考え出し、”Tube”とはブラウン管、すなわちTVを意味し、”あなた独自のTV”とでも言った意味で、いまや毎年10億時間も見られているそうです。10億時間とは、1億2千万の人口を持つ日本人だけが見たと仮定すれば、一人一日10時間視聴していることになるそうです。 (世界中では10億人以上の視聴者だそうです)                                                 もともとは個人が撮ったビデオを公開するのが始まりのようでしたが、いまやTV番組や映画のコピーなどは星の数ほどあり、尽きることがありません。                        中にはこんなのもありました。 世界中が感動したタイのCMだそうです。でも何のCMなんだろうか?3つ目のCMは、以前も見たことがあり、確か保険のCMだったような記憶がありますが、ここではそんな風には見えません。