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乗車拒否

モンスーン期を迎え、空気も澄んできて気温もそこそこ下がってくると、オートリキシャーも悪くありません。Ola Taxiの小型タクシーを使ってもさほど値段は変わらないのですが、オートリキシャーの方が簡単に捕まり、値段交渉という面倒はあるものの、待ち時間もなく使いやすいのです。

*デリーの3輪オートリキシャー。たまにこの車に7-8人近く乗っているのを見かけることもあります。ほとんどアクロバット。

ある日、自宅の近くから来客が泊まっているホテルまでオートリキシャーをで行こうと、そこそこの道路に出るとすぐにつかまりました。”New Friends Colonyのスルヤホテルまで” と言うと、一瞬考えて”No” と断わられてしまいました。オートリキシャーのくせに乗車拒否かよ!?と思いつつも、そんなに遠くでもないはずなのにおかしいな、とおもいつつも、すぐに次のオートリキシャーが来たので、同じように行き先を告げると、やはり乗車拒否に会ってしまいました。??? 3台目もすぐに捕まり、こちらは問題なくホテルまで行ってくれましたので(70ルピー=約110円)、それほどイライラはしなかったものの、それにしても2台続けて乗車拒否に会うとはどういうことであろうか?みんな守備地域が決まっていて、よその地域には行かないのだとうか?                                       ホテルに着いてから会社の地元スタッフに聞いてみると、                           ”いやそうではなくて、多くのオートリキシャーの持ち主は運転手とは別で、時間毎に借主が決まっている。もし次の借主の使用時間が近くて、返す場所(たぶん持ち主のところ)が行き先と大きく違っていたら、断られるんですよ” ほうほう、そういうことですか。             ”オートリキシャーのおよそ70%ぐらいは運転手と持ち主が別なんです。リキシャー(人力車)も半分近くがオーナーは別だと思いますよ”                            ここにも地主と小作人のような、持てる者と持たざるものの厳しい現実が。もっとも日本のタクシーも個人タクシー以外は皆会社所有のものを”借りている”わけだから似たようなものですが、でも日本の場合は”会社員” というステータスですから、ちょっと違いますね。

*こちらは(人力)リキシャー。10ルピー(16円ぐらい)単位の料金です。日本に来た会社のスタッフが、”日本にはリキシャーが無くて不便だね!” とぼそっと一言。

そういえばシンガポールのタクシー運転手も、ほとんどが車を所有している会社から車を借りて仕事をしていました。たとえば一日の借用代が100-ドルとすると、200ドル稼ぐと半分の100ドルが自分の収入になるというわけです(もちろんガソリン代等は別ですが)。シンガポールは車の価格が異常に高いので、車を買えないけれど使いたい人は、このシステムを利用して、借用代だけ稼いであとは自分の車として使っている、なんて年配の運転手に会ったこともあります。毎日友人とマージャンをするために車が必要だとか。

新聞記事より

いつものように新聞記事から3つをお届けします。

1.アジア人でもサッカーやれる!?

*こちらはもう何の説明もいらないでしょうが、決勝トーナメントでベルギーに3-2と敗れはしたものの、善戦したことで”Asians can play football” とはちょっと大げさというか情けないというか。まるで、日露戦争で日本が勝った時、”有色人種でも白人に勝てる” と喜んだインド人の話しのような。                                                                                                          また、帰るときにロッカールームをきれいにして、ロシア語で”ありがとう”と書いたカードを置いていった話もインドでも話題になっており、ちょっと誇らしくもありました。

2.蛇に噛まれた女性が授乳し、子供とともに死亡。

*25歳の女性が蛇に噛まれた後、2歳の娘に授乳したところまもなく娘が死亡。しばらくして母親も亡くなったという話です。その母親は腕を蛇に噛まれたとき、包帯したぐらいで医者には相談しなかったそうです。かわいそうな話ですが、インドの毒蛇恐るべし。先日ゴルフ場ではキングコブラが池を泳いでいました。狂犬病の予防接種ぐらいでは効き目はないだろうな。危ない危ない!

3.集団で75歳の女性をレイプ!?

*インドでレイプの記事が載らない日はありません。それも普通のレイプなら記事にもならず、特殊な場合、たとえば3歳児がレイプされたとか、6歳の男児がレイプしたとか。(実際には10歳だったという説もありますが)                                   しかし75歳に対してとは・・・確かにかなり特殊ではあります。

ホームベーカリー

通常の朝ごはんは、ご飯と味噌汁定食。塩鮭や明太子(日本から手持ち、冷凍保存)などで食べることが多いのですが、真夏のニューデリーは、そんな朝ごはんを食べるとエアコンを入れても汗がにじんで来て不快になります。普段はシャワーを浴びてから朝食としてますので、そんなアツアツの朝ごはんは、いまいち気がすすみません。もっとも味噌汁なんかを作るのが面倒ってのもありますが。                                        そんな時はパンを冷たい牛乳かなんかで流し込む、と言うと聞こえは悪いですが、そんな感じで乗りきることも多いです。                                      インドでも普通の食パンは売っているのですが、そのクオリティーは日本の基準に大きく劣ります。パサパサとしてモチモチ感がまるでなく、フレンチトーストにでもして誤魔化さないと食べる気になりません。                                         一方、インドのナンは、パンの仲間のなかでももっともおいしい物の一つと思いますが、釜の壁に貼り付けて焼くものですから、一般的に家庭では食されておりません。(釜のある家庭はまずない) レストランで焼きたてのナンは買えるのですが、レストランは昼か夜しか開いていませんので、朝ごはんにナンを食べるのも難しいわけです。

そこで思い切ってホームベーカリーを導入することにしました。きっかけは、ホームベーカリーのメーカーの人(Panasonic India勤務)のコメントとは言え、”本当に良くてできている” とべたほめするものですから、もともと多少興味もあって、日本に一時帰国した折買って帰りました。同時にインド製の変圧器も購入。インド製でも5000円ぐらいしました。結構な熱量を使いますので、そこそこ容量が必要になります。                         家電量販店のホームベーカリーのコーナーには調整済みの”Panasonic製”のパン生地セットなども売ってます。それを水とイースト菌を一緒に入れて、スイッチをいれるだけで基本的に立派な食パンが焼けるわけです。それも一緒に5袋ほど購入。ぶどうパンが好きなので、スーパーで干しぶどうも。

*パナソニック製ホームベーカリー(約2万円)とインドで購入した変圧器。

さて結果やいかに?                                                  さすがPanasonic、初めてでも見事に焼けました。材料を入れてスイッチをONするだけで、捏ねることから発酵、焼きまですべて自動でやってくれます。味のほうも、それは焼きたてですから悪いはずがありません。ま、普通においしい、といったところでしょうか。水や牛乳、バターなどのバランスをもっと工夫したらさらにおいしい、いろいろなパンができそうです。独り身でどこまで凝るかは??ですが、おいしいパン屋さんがいっぱいある日本ではともかく、インドでこそ価値がある製品と思います。

*焼き上がり直後。

*さすがに波波の刃になったパンきり包丁は良く切れます。レーズンを結構いれたのですが、あまり目立ちません。これを6等分にして冷凍保存しておくと、6日間焼きたてのパンが楽しめます。

 

東大の学食

珍しく6月の梅雨の時期に日本に一時帰国することになったのは、ひとつにはインド人スタッフの日本への案内役というのがありました。営業やエンジニアーは、日本での研修があるので、ある程度定期的に日本へ行くチャンスがあるのですが、アドミ関係はまずありません。そこでインセンティブといいますか、研修と称して日本本社への訪問となったわけです。  6月は雨季(梅雨)なので、5月を強く勧めたのでありますが、真面目な我が社員は”6月上旬まで17年度の決算が終了しないので、それが終わってからにしたい” という殊勝な心がけで、6月13-16日の日程と相成りました。                                普段の心がけがよろしくとも、梅雨には雨が降ります。大手町の事務所を訪問した後、せっかくだから皇居を見てみようと、事務所を出たとたんに雨が降り出し、タクシーで皇居に着いたときには土砂降りになりました。傘は4人で2本しかなくほぼずぶ濡れ。雨のせいか、そこからタクシーを拾うことも出来ず、二重橋までぐちゃぐちゃと歩き、地下鉄で根津に向かいました。

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*二重橋前から丸の内方面。

東大はわが社にとって最大の顧客と言っていいところですので、インド人スタッフにもどんな風に使われているのか一度見せておこう、というわけです。そこで逆立ちしても入れない東大の学食でランチでも食べて、しばし東大の雰囲気でも味わおうという計画です。ま、そんなこと考えていたのは私だけかもしれませんが。

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*手前の薄青いものが1943年に東大で作られた電子顕微鏡だそうです(高さ1m強)。こんなところに無造作に置かれているのは勿体ないとおもうのですが。

ずぶ濡れになった4人も、東大の見学を終えるごろには着ているものはほぼ乾き、安田講堂近くの第一食堂に向かいました。インドからの2人はベジタリアンではないですが、牛肉はもちろんのこと豚肉もだめですから(魚もまず食べない)、選択はかなり限られます。事前に”親子丼” あたりなら問題なかろうと考えて、”半塾の卵は問題ないよね?”などと確認さえしていたにもかかわらず、それらしいメニューが見当たりません。カツ丼はあったかどうか確認してないですが、親子丼なんてメニューはもうはやらないのだろうか?さすが東大、”ハラル料理”なんて選択さえあるのに。                                         仕方ないので、鳥のから揚げに半熟卵を載せたどんぶりを頼んでみました。(結局ほとんど親子丼と材料は同じですが) インド人は食に対してとてもコンサバですので、最初は奇妙なものでも見るように”から揚げ丼”を眺めて後、恐る恐るスプーンで口に運んでいました。一人は”Good”と言ってくれましたが、もう一人はちっともおいしそうな顔をしていませんでしたので、口に合わなかったのでしょう。それでも悪いと思ったのか、なんとか全部食べたようです。日本人にとっては無くてはならないしょうゆ味、インドにはどうも合わないようです。                                                       この第一食堂は最近改修されたらしく、とてもきれいでモダンでありました。さすがに海外からの留学生と思われる人も多く、また昼間からビールを飲んでる人もおりました。学食でビールが飲めるってのは、さすが東大というべきか、インド人もびっくりです。

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*から揚げ丼に半熟卵かけ。確か550円ぐらいでした。Suicaで払えます。

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*付け合せにサラダ(ゆでた豆など)を取っていましたが、ドレッシングなどが目に入らなかったようで、”日本ではやはり素材そのままを味わうんですね・・・”

 

暑い・・・

およそ10日間ほど日本に一時帰国してデリーに帰ってみて、この時期の暑さを改めて思い知らされました。日本は”梅雨寒” などという言葉があるくらいで、夜は軽めの布団や毛布が欲しいくらいでしたので、日本の気候に慣れた体には、最高45度近くにもなるデリーの暑さはひとしおです。ちなみに今日(6月25日)の日本では、宇都宮で35度を越す真夏日、などと報道されていますが、かわいいものです。デリーではそれは最低温度に近いです。

アパートに帰ってみると、触るものがすべて熱いのです。椅子もテーブルもドアもなにもかも。普段住んでいる時は、夜を含めて少なくとも在宅中はエアコンを入れているので、昼間家を開けておいても、ここまで完璧に温まる(熱せられる)ということは無かったということでしょう。慌ててエアコンを入れるものの、10分経っても15分経ってもちっとも冷たように感じません。部屋全体があまりに熱くなっているため、冷えるのに時間がかかるのか?? あるいは外の空気が熱すぎるのか?                                     インドを出る前は、部屋全体でも一台のエアコンで十分快適な温度が得られておりましたので、しばらくしたら適温になるであろうと信じて、汗を流すべくシャワー浴びると、こちらは最初から40度ぐらいのお湯が出ます。しばらくお湯を出し続けていると、徐々に生ぬるいお湯になってくるという、通常とは間逆の状態です。                                                 家に着いたのが夜一時近くでしたので一刻も早く寝たいと思い、ベッドに横になるとまたベッドが熱くて、背中がじわじわ焼かれているようです。少しでもベッドとの接地面積を少なくするべく、横向きになり、めったに使わない天井備え付けの扇風機を回してみると、天井あたりに溜まっていたより熱い空気が体に降りてきます。下から暖められ、上からは熱風を吹き付けられたまったものではありません。再度隣室のエアコンのチェックに行くと、動いてはいるのですが、設定した温度(普段設定したことのない20度!)の空気が出ているようにはとても感じられません。壊れたか?ほかのエアコンもあるにはあるのですが、普段まったく使うことは無く、2年以上も掃除をしてないため使う気になりません。

しばらくして、多少は冷えたように感じ、ベッドに戻って横にはなりましたが、3時間も寝れたでしょうか。でも翌朝は体全体が汗ばんでおりました。寝る前にシャワー、朝起きてシャワー。エアコンはやはり十分機能していないようです。耐え難いので、普段使わないほかのエアコン(2台)を思い切ってスイッチを入れてみました。室外機などさぞかし埃が詰まっているでありましょうが、意外にも冷えた空気が出てきます。きっと詰まったごみや埃などで、苦しい”運転”を強いられていることでしょう。一台のみを使いすぎたため機能が低下したか、あるいは一時帰国中に冷媒ガスが抜けてしまったのか。

やや話は逸れますが、下の写真は翌朝のベランダです。たまった新聞(毎朝下の道から2階のアパートのベランダに投げ込まれる)にかなりの砂が溜まっています。仮に”砂塵嵐” が無くとも、一週間も放置しておくと、このくらいの砂がたまるのがデリーです。しっかり戸締りしても、その一部は部屋のなかまでしっかり侵入してきます。ですから、一年を通して、日本のように”窓を開けて空気を入れ替える” というような習慣はありません。選択物も部屋干し以外に考えられません。                                       過酷な生活に聞こえるでしょうが、エアコンがあれば耐え難いほどでもありません。しかしインドではまだ大多数がエアコン無しの生活なのです。そして何千人もの人がこの暑さで命を落とします。

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*ベランダに投げ込まれた新聞と積もった砂塵。ベランダの色は本来濃い青色です。(青い大理石風)

 

砂塵嵐

今は昔学生の頃、気象について勉強したことがあります。その一つに、天気図作成というものがあり、NHKラジオ第二放送の”気象通報” を元に日本の天気図を作ったものです。気象通報はまだあるのでしょうか?ラジオがないのでわかりませんが、日本の新聞のラジオ番組欄に載ってないので、もうないのでしょう。今は衛星のおかげで天気が正確に予想できますからね。                                                     気象通報はたとえば、”南大東島では北北東の風、風力3、気圧1010ミリバール、天気晴れ” などといった全国各地の情報を聴きとりながら、天気図を作成します。天気図作成用紙というものが専用に売られていたのですが、その天気記号の中に”砂塵嵐”というものもあり、日本の天気図作成にはそんな記号を使うことはないので、”この世にはそんな天気もあるんだろうな”ぐらいに思っていました。                              砂塵嵐はやはり中東の砂漠地帯に多く発生するようですが、インドにもたまに発生します。 あたりいったいが砂埃で靄がかかったようになり、日中だと太陽がぼんやりオレンジ色になります。冬に発生する霧ほど視界が悪くなるわけではありませんが、砂が混じった空気、しかもその砂には牛や犬のウンチなどが混ざっているであろう空気を吸い込むことになります。  インド人でもかなりの人がマスクをしたり、白い布を頭から巻きつけ、目だけを出して、まるでミイラのような、月光仮面のような姿も見かけます。(ちょっと古かった?)

砂塵嵐2

私はそんな天気のニューデリーを後に、運よく日本に一時帰国することになりました。日本は梅雨が始まったばかり。こんな時期の日本には10年以上帰っていません。じめじめと蒸し暑い、という梅雨の印象は私にとってあまり良くはないのですが、成田エキスプレスから見える風景のなんと緑のきれいなこと。感動ものです。                       今回はインド人スタッフの案内も兼ねていたのですが、彼らの感想も同様。日本に来る外国人はみな感心するようですが、”こんなきれいな国は見たことがない”といったものです。 もちろんゴミが落ちていないということも含めてでしょうが。                    日本で生まれ育つと当たり前のように思っている風景かもしれませんが、決して当たり前の環境ではありません。

 

電気代が一気に7倍に!?

このところ日中は45度を越すような日々が続いており、夜はエアコンがなくては眠れません。なにせ最低温度が30度を越え、熱帯夜どころではありません。でも日本の夏に比べると乾燥しているので、温度そのものだけでは比べられないところがありますが、いずれにしてもデリーはただいま酷暑期であります。                                今週電力会社(BSES)より電気代の請求書が届き、6,500ルピー(約1万円)が請求されました。夜はずっとエアコンを使っておりますので、日本の感覚からすると妥当な金額かなとは思う一方、ちょと高い気がして、先回の請求書を見るとたったの960ルピー。            エアコンを使い始めたとしても、一気に約7倍は納得がいかない気がして、昼食時に他の人の電気代を聞いてみたところ、                                    ”一人暮らしで6,500は高すぎ!ウチは6人家族で、2台のエアコンを使っているのに、そのくらいですよ”                                                ”間違いがないかBSESに確認した方がいいですよ” ということだったので、事務所のアドミスタッフにBSESに電話して確認してもらうことにしました。

請求書は以下のようにヒンズー語ではないものの、保険証の詳細説明のようにとても読む気にならないほど細かく、わざと分かり難くしているとしか思えないほど、どこをどう見れば6,500ルピーが計算されるのか、さっぱり分かりません。

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結局は、今回の請求書は4月の分も含まれていること、またインドではある一定の使用量を超えると割引が適用されないなどのことが分かり、6,500ルピーは間違いないとのこと。  支払い記録を見ると確かに4月の支払いがされていないのですが、請求書をもらっていないのですから支払いようがありません。きっとハウスガードが見落としたか忘れたのでしょう。

そういえば先日の新聞に”860,000ルピーの電気代請求をもらい、ショックで自殺”なんて記事がありました。                                              もちろん請求金額が間違っていたのですが(メーターの桁の読み違い)、この住人は野菜の行商人で貧しく、とても払えない金額に絶望して天井から首をつって死んでしまったそうです。電気代ごときでと言ってはなんですが、よくも調べないで死んでしまうことはないとおもうのですが、そもそもメーターを読み取った人も、請求される方も”ありえない数値” であるとは思わなかったのだろうか。

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携帯を失くす

今年も例によってGWは日本で過ごすべく、4月28日(土)の早朝、といっても深夜といったほうが正確でしょう、28日に日付けが変わったすぐの1:20のフライトで、待ちに待った日本へ。家を出たのは27日の22:30ごろ。すこしビールも飲んでほろ酔いでOlaタクシー(Uberと同じ)を呼び、空港への移動中にはちょっとまどろんでしまいました。               チェックインの後、搭乗口で一息ついて、携帯でメールでもチェックしようとバッグをみると携帯が見当たりません。ズボンのポケットにも、背負っているバッグにもありません。無くしてしまったのはまちがいなさそうです。ではどこで?? 家に置き忘れたか。Olaタクシーは携帯で呼ぶわけだから、携帯は持って出たのは間違いなし。チェックインのときパスポートを取り出すときに落としたか?あるいはOlaタクシーの中で落としたか。後者の可能性が高いけど、ここはインド。即刻諦めざるを得ないと覚悟しました。公衆電話もないですから、自分の携帯に電話もできません。誰か見知らぬ人の携帯を借りて電話してみる?仮にできたとしても、戻ってくる可能性はほとんどないだろうな。                                  携帯には自分に必要なあらゆる情報が入っているといってもいいくらい手放せなくなってしまった携帯電話。GWは日本で、などという甘い考えにバチがあたったか・・・落ち込んだGWになるだろうけど、出発時刻は近づいてくるし、インドを離れないわけにはいきません。

日本に帰って、まずは事情をメールで事務所に報告。データが回復できるならこれまでと同じiPhoneがいいけど、出来ないならもっと安い簡単なのでいいよ、などと次はどんな機種を買うべきかと、失くしたものを探し出す気のかけらもないメールを出しました。土曜日にもかかわらずたまたま事務所にアドミスタッフがいてすぐに返事がありました。                                  ”おそらくOlaタクシーのなかでなくしたと思われるなら、至急探してみる”            ありがたい話ですが、戻ってくる可能性はまずないでしょう。日本なら99%安心ですが。                                                      ところがその日の夜になって(インドでは夕方)、”携帯が見つかりました” というメールが入りました。”でもそれがどうして私のものと言えるのだ?” ”Ola運転手の時間と場所(乗った区間)が正確に一致するんですよ。明日運転手のGovindちゃんに取りにいってもらいます”  ありがたい情報ですが、それでもなかば半信半疑でした。

翌日は日曜日ですが、Govindちゃんは朝からOla運転手の自宅に行ってその携帯を取りに行ってくれました。確認方法はなんのことなし。Govindがその携帯に電話して、私のものであることを証明したわけです。きっと前日も同じことをして確かめていたのでしょう。      その運転手の言うには、空港からの帰りに別の客を乗せたけど、たまたま助手席に乗ったとのこと。その客が最後で家に帰って後ろの席を見ると携帯が落ちていたそうです。その最後の客が仮に後ろの席に座っていたら、まず返ってこなかったでありましょう。 運転手も正直者のようだし、幸運が重なりました。                                       お先真っ暗になったGW、一気にばら色に変わり、気を良くした翌翌日のゴルフでは自己ベストが出たのでありました。めでたしめでたし。

新聞記事より

1.移民にとって世界一幸せな国は?

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*一位は北欧のフィンランドだそうです。全人口550万人のうち30万人ほどが移民ですが、アンケートでは移民にとって一番すみやすい国だそうです。二番はデンマーク、3位はノルウェーと北欧諸国が続きます。逆にすみにくい国(150位以下)はシリア、ルワンダ、イエメン、タンザニアなどが並びますが、インドは133位でアフガニスタンが145位となっています。これは日本でも記事になったでしょうか。日本のランクは表示なし。中国が86位ですから、きっとそれよりは上位でしょうね。でもシリアやルワンダに移民する人などいるのだろうか。

2.デリーでは40%の生徒が私立学校に通う。

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*日本では小学校はもちろん、中学・高校とも公立高校に通う生徒が圧倒的に多いと思いますが、デリーでは全体の40%の生徒が私立に通っています。もちろん私立の方が学費がずっと高いですが、公立学校の評判は悪く、多くの人は無理をしてでも私立にかよわせようとします。私の働く職場の社員も全員”私立志向”です。ちなみに学費は月最低1万ルピー(1万7千円)ほどから、多くは2万ルピーぐらいで、上は天井知らずとか。日本と比べて約5倍ぐらいの物価(所得)の違いがある感覚ですが、月10万-15万円以上とするとかなりの負担です。(自ずと一人っ子になる??)                                                    公立学校の12%はグランドがなく、なかには電気も満足に来ていないところもあるそうです。さすがにトイレのない学校はなくなったようですが、先日の別の新聞記事では、公立学校なのにスイミングプールがある学校ができた、と大きな話題となりました。

3.ネズミが3階建てのビルを倒す。

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*これはアグラというタージマハルで有名な町での記事です。何千匹ものネズミが3階建てのビルの下を穴だらけにして、倒壊させたという話です。インドの建物はもともと土台もしっかりしているとも思えないので、さもありなんとは思いますが、何千匹ものネズミがビルの下を穴だらけにしている様子を想像するだけで気持ちわるくなります。

三度目の正直

何がきっかけでそんな話になったのか忘れてしまったのですが、事務所の女性社員が ”今来てもらっている掃除人はとても良いので、よかったら紹介しましょうか?” という話になりました。とてもおとなしくて、なにも文句もいわず黙々と仕事をしてくれ、料金もとてもリーズナブルとのこと。 おおよその料金を聞くと、現在私がお願いしている掃除人よりずっと安い値段です。                                                現在の私の掃除人は、さほど悪くもないのですが、来る時間が一定しないし、時にはなんの連絡もなく来なかったり。また見ていると、いかにもおざなりにやっているのが見え見えで、”プロ”意識に欠けること明らかでありました。もっともプロ意識を期待する方が間違いかも知れませんが。                                            じゃ、トライアルをやってみて、良かったら変えてみよう、ということで金曜日の夕方来てもらうことにしました。月曜日が通常の掃除日だったので、間の金曜日に来てもらって、様子をみることにしたわけです。                                        私は日本人ですから約束の午後6:30きっかりに家で待っていたのですが、30分待っても40分待っても来ません。痺れを切らして、紹介してくれた女性社員にメッセージを送ると、”連絡が取れないけど、この時間に来ないなら今日は来れないかも” との返事。        ま、ここはインドだし、掃除人が来ないから言って何が困るわけでもないので、その日は素直にあきらめ。

翌週その女性社員から、”急に用事ができてしまって来れなかったようです。次回のトライアルは何時にしましょうか?” というので、”じゃ、やはり今週の金曜日にでも” ということになりました。その日の夕方は、この時期にはめずらしく夕立となり、激しい交通渋滞のため、今度は私が30分も遅れることに。”待たせてごめん” という場面を想像していたのですが、家の前には誰もいません。”いないので帰ってしまったか?”とハウスガードに”インド人女性が尋ねて来なかった?”と聞くと、”いや、誰も来ませんでしたよ”。 じゃ、きっと嵐のせいで来れなかったのであろう、とその日もあきらめました。

翌週その女性社員に聞いてみると、”やはり嵐のため行けなかったみないですね” とのことで、”では次はどうしますか?” というので、その週は出張もあったので、来週の金曜日6:10ごろで約束しました。 なぜ6:10かというと、7時までには終わらせて、家に帰って食事の用意をしなければならないから、というわけです。私も6:10に帰るには、終業時刻(5:30)後即出なければなりません。                                               しかし、その日も待てど暮らせど来ません。社員の女性に連絡を取ってみると、”交通渋滞に捕まっているようです。後20分ぐらいで着くそうです”                      もうそのときは6:30を廻っておりましたので、7時ごろというわけです。私は構わないですが、夕食の支度があるので、7時に帰らなければいけなかったのでは?などとかえって心配したりしておりました。7時が過ぎ、7時半を過ぎてもまだ来ません。再度女性社員に連絡をとってみると”彼女は嘘をついていると思う。時間のこともあり、もともとこの仕事に興味がなかったと思う” などと信じられないメッセージが届きました。おいおい、いくらなんでもそれはないだろう。だったら最初から言えよ。いったいどういう神経というか心理というか。あきれるのも、怒りも通り越して、言葉を失うばかりです。

結局3度目の不正直に終わったわけですが、その女性社員は”もう一度別の掃除人を探してみましょう” といってくれましたが、”もう結構です”とお断りした次第です。彼女に非はないとは言え、彼女にも多少の怒りを感じざるを得ないほどの、とても考えられないインド人の行動でありました。日々こういう人たちと付き合わざるを得ないとしたら、気が狂う日本人が出てきても不思議ではないですね。実際引きこもりになったり、ノイローゼになる日本人、特に奥様がたが居るという話もわかります。いやはや恐れ入りました。