新聞記事より

1.中国の一人当たりのGDPはインドの今や2.4倍。

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最近なにかと中国と比べることの多いインドですが、1990年にはインドの方が中国よりリッチだったのに、今は2.4倍もの差をつけられてしまった。なぜだ?というわけです。

2.USAでの給与はインドの28倍。

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こちらも似たような内容ですが、各国の給与と、仮にその国の人がUSAで働いた場合の給与と比べて何倍か?というところが面白いです。インド、日本、オーストラリア、中国、パキスタン、イギリスなどです。インドはなんと27.9倍の違い。中国では4.4倍。日本人はUSAで働いた場合、1.33倍ほど多く稼げるというデータになっています。

3.インドのメトロでのスリは74%が女性。

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この1年で521人のスリが捕まったそうですが、74%が女性だったということです。彼女らはなるべく混雑する乗換駅などで、グループで行動し、子供などを抱え回りの人を安心させてお仕事をしているようです。

4.インドの15才の少女、メイドの仕事をしながら共通テストで74%の成績を取得。IMG_1796R

彼女の名前はManishaさん。母親も一緒にメイドをしているのですが、両親の稼ぎはRs. 5,000-/月ほど(約8,000円)。しかも4人も子供がいて、食べるのがやっとで学校にはとてもやれないそうです。Manishaさんは朝から晩まで働きながら、ちょっとした時間を見つけては勉強し、10年生(15歳)の共通テストで74%の成績を取得。メイドの雇い主にも薦められ高等学校に行くことにしたそうです。ちなみに会社のスタッフによると、この共通テスト35%が落第のボーダーラインで、平均点は50-60%ぐらいということですから、74%の成績というのはかなりのものです。しかも学校に行かないのに。インド版おしんといったところでしょうか。上の写真はぼやっとしてますが、たしかにお利口そうな顔立ちです。

 

おかしな法律

理にかなっていないというか、現実に合わない法律というのはどの国にも多少はあるとは思うのですが、そんな決まりが山ほどあると思われるインドにまたへんてこな法律が現れました。                                                    それは、”幹線道路から500M以内での酒類の販売を禁止する” というものです。目的は言うまでもなく、飲酒運転を無くすためです。日本の高速道路のPAなどでは酒類の販売が禁止されていますので、それに似たようなものという感じもしますが、ちょっと違います。   幹線道路というのは、高速道路だけでなく、日本の国道のようなものを想像していただければいいのですが、500Mというのは直線距離ではなくて、道路から店にたどり着くまでの”道のり” ということになります。500M以内にあるレストランなど酒類販売のライセンスを持っているところは死活問題ですので、道路からのアプローチが500M以上になるように、勝手に道路を塞いで遠回りしないと来れないようにするところも出てきています。廃業する酒屋もあれば500M以上のところに移転する酒屋もあり、お酒を販売する側はまことに大変です。

本当にお酒が飲みたければ、600Mでも1Kmでも足を伸ばすでしょうから、500M以内と決めることにどんな意味があるのか?と首を傾げたくなりますが、もともとはチャンディガールという街の高等裁判所の裁判官が酒酔い運転の車に跳ねられたのがきっかけです。ところがその裁判官はもともとお酒が大好きだったのですが、退院してから自宅に戻ってみると、家の周りのレストランも酒屋もみんなお酒を売らなくなってしまい、”誰がこんな法律を作ったのだ!?” と言ったとか言わなかったとか。(ちなみにインドでは裁判所が政治に大きな影響力を持っています)

私が普段ビールを購入していた酒屋もその規制に引っかかってしまい、店を移動させました。酒飲みは白い目で見られる文化ではありますが、酒屋はそこここにいっぱいあるので、私自身は困りませんが、酒を出さなくなったレストランは行く気がしません。多くの日本人は同じだと思います。レストランは簡単に店を移す、というわけにも行きませんので、その規制に引っかかる日本食レストランは少なからずあり、深刻な事態だと思います。        決まりを守らないインドとはいっても、この法律は厳密に守られているようです。酒屋はいっぱいあっても、人間の数にくらべたらわずかなものですので、摘発するのは極めて簡単ですからね。しかし本来の目的である飲酒運転の撲滅に多少でも寄与しているとはとても思えません。悪法といっても法律は法律、とはいいますが、なんともピンボケな法律を作ってくれました。でもまあビールが買えなくなったわけでもないのでいいですけど。

すしおにぎり

以前インドのお米も、それなりに味わいがあるというお話しもしましたが、やはり日本のお米は日本人にとっては格別です。日本に帰った時はコシヒカリとかあきたこまちの無洗米を買ってくることにしていますが、なにせお米は重いので5Kgぐらい買って帰りたいのですが、そうするとほかのもの(日本酒など)が持って帰れなくなるので、通常は2Kgを買います。 それでも2Kgあれば、毎日食べるわけでもないので、一ヶ月以上持ちます。なくなれば地元で売っているカリフォルニア米で凌ぎます。 凌ぐと言っても、カリフォルニア米もなかりの品質で、普通の炊き立てならぜんぜん問題ないとおもいますが、いざ寿司(酢飯)を作るとなるとやはり純粋な日本の米を使いたくなります。寿司といっても、ミツカンの寿司酢を加えるだけで、マグロの刺身があるわけでもなく、ただ出来合いの味付け油揚げを使って稲荷寿司にしたり、卵焼きやおしんこなどとのりで巻いて食べるだけです。いわば簡易手巻き寿司。                                                     その日(土曜日)はちょっと思いつきで、酢飯をおにぎりにしてみようと考えました。考えるというほどのものでもないのですが、ゴルフなどのときは朝が早いので(5時ごろ集合)、おにぎりを持っていって、7時か8時ごろになったら、コースの中で食べるのがピクニックのようでもあり、なかなか味わいがあるのです。寿司飯なら酢で和えてあるわけだから、この暑さのなかでも傷みにくかろう?と塩昆布と混ぜておにぎりにしてみました。考えてみれば、にぎり寿司とはおにぎりみたいなもんですね。

当日(日曜日)はこの季節にしてはかなり涼しく、ゴルフにはとても良い陽気。そしてインドで最もきれいな場所と言えるゴルフコース(ゴミが落ちていないので)での朝ごはんは、日本の公園で食べるかのようです。もともと寿司飯が好きな上に、ご飯そのものが良いので、塩昆布はまぶしてはいたものの、なにもいらないくらいです。                                           もう一人のメンバーも前半が終わったところで、タッパーに入れたおにぎりとゆで卵を出して朝ごはんです。”XXさんは奥さんも来ているですか?” と聞くと、”いや、単身ですよ”。                インドでは多くの人が単身ですが、なかなかマメな人が多いようです。もっとも仮に奥さんがいたとしてもそんな早朝にお弁当なんて作ってくれる人などまずいないでしょうが。

 

インド駐車事情

インドの交通マナーの無茶苦茶さは以前にも書きましたが、当然のことながら駐車マナーもあきれるばかりです。下の写真は新しい事務所(3階)から見える駐車場の様子を撮ったものですが、一応整然とならんだ車の後ろには隙間もなく一列に車が並べられております。あるいは通り道と思われるところにもびっしりと駐車されており、これでどうやって車を出すのだ!?と思われることでしょう。                                    もちろんこのままでは出すことは不可能ですので、一台ずつ手で押して動かし出口を空けます。(塞いでいる車はさすがに手で動くようになっています) 邪魔な車それぞれも前後に挟まれて動けないので、端の方から一台ずつ動かして、なんとか一台分の出口を空けます。40度を越す炎天下のなかこれをやるだけでも大汗をかいてしまいます。でもこの駐車場は管理人がいて、呼べば手伝ってくれますのでまだましですが、管理人のいない駐車場では自分でやらなくてはなりません。

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*出口を塞がれた車はどうすれば出られるのか、パズルを解くようです。

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*ある駐車場で、出口を塞がれた状態(左側)。自分で押して邪魔な車(トヨタ Fortuner)をずらしてInnovaの(会社の車)出口を確保(右の写真)。

一方、路上駐車も目にあまるものがあります。下の写真は私のアパートの入り口(車の出口でもあります)あたりを撮ったものですが、車が出れないくらいにびっしりとめています。時にはまったく出口を塞がれてしまうこともしばしばです。クラクションを鳴らすと、車の運転者がどこからともなく出てきて、動かしてくれるのですが、そのイライラ感は精神上よろしくありません。時には私の車の駐車場(アパートの一階)に勝手に車を駐車されて、入れないこともよくあります。ただ、車の持ち主がアパートの住人であれば必ずしも文句は言えません。”この車はここの住人のものなのか?” と運転手に聞きたいのですが、言葉が通じないので余計にフラストレーションが溜まります。私の車が入ろうとすると、すごすごと出してゆくので、たぶん住人ではないのでしょう。でもガードが駐車場に入れたということはすくなくとも顔は知っているのだと思われます。近所の住人の運転手か?言葉が通じないので、あからさまに睨めつけてやると、 ”空いているんだからその間使ったて文句ないだろう!減るもんじゃなし” と言っているかのようです。                                たしかに、こちらは何を失うわけでもないのですが、そのずうずうしさにはあきれるばかり。他人のことなど考えないインド人の面目躍如であります。

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*右側の入り口からアパートの駐車場に入りますが、ずうずうしくもこの入り口に駐車している輩が時々おります。縦にならんで駐車している車はそのままではほとんど出れません。

掃除人失踪

私の部屋の掃除人が突然いなくなってしまいました。毎週金曜日朝7:30に来てくれることになっているのですが、その日は無断欠勤。携帯は持っているのですが、言葉が通じないし、過去も何の連絡もなしに休むこともありましたので、”またか、しょーがねーなー” ぐらいに思いつつ、会社に行ってみると、窓口のアドミ担当者から ”彼女は一ヶ月ほど故郷に帰った” と告げられました。それならそうと、このアドミに連絡するとか、方法はあったはずなのに。 でもまあだからといって彼女がこれから一ヶ月間掃除をしてくらない事実は変わりません。このまま一ヶ月掃除しないで彼女の帰りを待つか?それともその間一回ぐらい自分で掃除をするか? 掃除というのは家事のなかでももっとも人気のない仕事だそうで、だからこそお金を払ってやってもらっているわけですが、もう何年もそんな習慣に慣れてしまうと、自分でやろうという気が起きてきません。自分でやるとなったら徹底的にやるんですけどね、それだからこそいっそうやる気にならないのか。とにかく一ヶ月間は待てないので ”もう誰でもいいから見つけてきてくれ” ということで、運転所のGovindちゃんが探してくれることになりました。

2日ほど後Govindちゃんから、”週末土曜日の8:00に掃除屋が来るから” と告げられました。”OK,OK、ありがとう” といって、週末8:00に待てども来ません。1時間待っても来ないのであきらめましたが、もうこのくらいでは驚きもしません。インドでは極ふつうのことです。翌週”掃除人、来なかったよ” というと” OK、では別の人を探しましょう” と言ってまもなく、”明日火曜日の7:30に来るから” とのこと。                           果たして、期待を裏切らず約束した時間に来ません。さすがに頭にきて文句をいうと、”掃除人は時間通りに来たのだけど、車がなかったので、アパートのガードから「不在だから帰れ」 といわれて追い返された” という話です。確かにその日は車がなかったのですが、私は部屋にいました。部屋まで来て確かめればいいのに!普段気の利かないガードのくせに、こんなときだけ勝手な想像をしてくれていい迷惑です。                 じゃ、”今日の午後Govindちゃん立会いで、その同じ掃除人にもう一度来てもらいましょう” ということになりました。Govindちゃんは私の部屋の合鍵を持っています。                                                   その日帰ってみると確かに砂っぽい部屋がきれいに掃除されておりました。シャワールームもちゃんと掃除してくれたようです。前の掃除人を比べてどちらがいいとも言えませんが、来週の金曜日にもう一度くるので、どちらでもいいほうを選んでくれ、とのことです。前の掃除人、一言告げてくれればクビになることもなかったろうに。もっとも私のアパートだけだったらわずかの収入でしょうが(1,200ルピー/月=1,800円ぐらい)、それでも彼女らの生活レベルからすると無視できない金額と思われます。インド人って案外お金には執着が無いのか?お金のことも去ることながら、この辺のいい加減さがどうも日本人には理解できないところです。

不動産に100%満足なし

不動産には100%満足することはあり得ないとよく言われます。                  また新事務所の話で恐縮ですが、一見何も問題ないように見えた新事務所、”住んで” みるといろいろあります。                                                          まず第一はエアコンです。私はいくらインドといえども今どきですからエアコンと言ったら温調付のエアコンとばかり思っておりましたが、これがなんと温度コントロールの効かないクーラーのみだったのです。きょうび温度コントロールどころかインバーターエアコンが常識だと思うのですが、インドではこれが普通だそうです。以前にも書きましたように、最初の改修業者はいい加減な業者だったので、途中でその業者をクビにしたのですが、その時点ではもうそのエアコンとトイレだけは工事が終了しており、時すでに遅し。                             モーターの廻る音はうるさいし、冷やすのみですからいつかは必ず冷えすぎて、耐えられなくなります。でも現地人はそれほど寒いと感じていないらしく(女性は別で、やはり寒いと思っているようですが)、私が時々2機あるクーラーのうちの1つの電源を切りに行くことになります。新事務所でもこんなことになろうとは・・・

第二の不満はトイレです。その建付けのわるいこと。やっつけ仕事とはこういうことをいうのでしょう。写真には匂いも音も写りませんが、換気扇が小さすぎるせいでしょうか、やや匂いがこもってしまい、”新築のトイレ” としてはかなりがっかりです。でもまあインドの基準からすると良いほうではあるんでしょうが。

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*高さあわせに木っ端をはさんでいます(左)。 *最初から割れている壁材(右)。      最初は便座もなくてあきれてしまいました。

このほかにもカーペットが既に汚い、水道の水の出方が悪い(いきなり勢い良く出るのみ)会議室のドアの位置関係がわるい(机と近すぎる)等々細かいこと言い出したらいろいろありますが、ローカルスタッフはどう思っているのか聞いてみると、私の不満はさほど気にしていないようでした。たとえば”これはエアコンとは言わないよ” と言っても、軽く笑うのみで、”日本を基準にされても、、、” みたいな顔をしています。クーラーが入っているところで働けるだけでも幸せかもしれませんが、いまどき車のエアコンだって温調くらい付いてますからね。

 

日本もたいへん

今年もGWは日本で過ごさせていただきました。”たとえようもなく美しい日本” というのは変わらぬ事実で、空気もきれい、ゴミも散らかっていないし、季節は最高、何を食べても安心しておいしく食べられ、この世の天国と言っても言いすぎではありませんでした。が、日本もなかなかいいことばかりでもありません。

5月3日に北陸新幹線にの乗って長野に行こうとしたのですが、その日はGW後半の初日。GWが混雑するのは十分わかっているはずなのに、”(事前にネットで予約しておかなければならない)インドと違って、駅に行って切符を買い、目的地に行けばよい” という日本では至極当たり前の感覚で駅に行ったところ、ホームには人が溢れ、自由席の乗り場に移動することさえままならぬほどの混雑ぶりです。                            指定席の位置なのに、なぜか何人もの駅員が”4列に並んでください!” と書かれたプラカードを掲げて立っています。”指定席でなんでそんな指示が必要なんだろう?” と思いつつ、なんとか自由席のあたりまでたどり着くと、長蛇の列か?と思いきやそれほどでもありません。ラッキー、と思うのもつかの間、駅員が近くにやってきて、”自由席は始発からもういっぱいで乗れませんので、指定席へ廻ってください” と案内しているではありませんか。       これで先ほどの駅員が持っていたプラカードの意味がわかりました。通路やデッキに乗る人のための案内だったのです。人を掻き分け掻き分け、来た道をなんとか指定席のあたりまで戻ると、列車が入線してきました。ただでさえホームからこぼれ落ちそうな状態が、入線によってさらに人ごみの密度が高まります。指定席車両のなるべく空いている方を目指して移動しますが、どの入り口も人が溢れて乗り切れません。発車ベルが鳴り始め、”今日はもう無理かも” と思いつつさらに先の指定席車両で何とかもぐりこむことができました。  それでもまださらに入ってくる人がいて、発車ベルはなり続けたままなかなか発車できません。およそ10分ほども遅れましたが、乗れなかった人もいたのではないでしょうか?バックパッカーを背負った外国人なんかもいましたが、右往左往するばかりでなにがなんだかわからなかったと思います。でもまあバックパッカーですから、列車の乗るのは翌日でも問題ないでしょうか。

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*こう混雑しては、さすがの日本も出発直前では整然と並ぶという状態ではなかったです。真ん中の男性は”おい、これでさらに乗れというのかよ” と言っているかのようです。

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*なんとか入り込んだデッキの中。通勤電車ほどではないかも知れませんが、みんな足元に大きな荷物を置いているため、一歩も動けません。関係ないですが、さすが日本人は髪の毛がきれい(清潔)です。

結局終点まで約1時間強ずっと立ちっぱなし。それどころか軽井沢あたりまではずっと朝の通勤電車に揺られているようでした。さすがに軽井沢、リッチな人々がGWを過ごすのでしょう、多くの人が降り、そしてほとんど乗る人はおらず。軽井沢から先はデッキではなくて、車両の通路に入ることができたのでした。(多少エアコンの効きがよい)             教訓その1。もうGW中に移動することは控えよう。

 

MOMOS

MOMOSとはインドのダンプリングのことです。蒸した餃子といったところでしょうか。これまで何度か食べたことはあったのですが、それは中華料理としてのものであって、インドのものという認識はありませんでした。もちろん元は中国からのものでしょうが、日本の焼き餃子のように独自に発展というか変化したものと思われます。                                     たまたま同じブロックに住む女性社員と社有車に同乗しての帰り道、私の家のすぐ近くにもMOMOSを売っている店があると教えてくれました。”私もよく食べますよ。衛生的にも問題ないし、チキンMOMOSがお勧めです” とのこと。その日は家にこれといって食べるものがなかったので、早速その店でMOMOSを仕入れ、その日の夜ご飯にすることにしました。夜はビールと少々のおつまみがあれば十分なので、”餃子” の6つもあればちょうどいいところです。

”チキンMOMOSください” といきなり言うと、”店主”はちょっとうれしそうな顔になり ” どこから来ましたか?” というので、”Japan” というと” ありがとうございます!” と元気に一言。 ”いくついりますか?” というので”どのくらいの大きさ?” と聞くと”1プレート12個” と会話になっているようななっていないような。では6つほど、というと”ハーフプレートね” とちゃんと理解してくれてました。

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顔つきからすると中国系っぽいですが、インドの東北部(上の写真にもあるようにダージリンとかシッキムとか日本でも有名なインパールのあるマニプール州など)はほとんど中国人や日本人と変わらぬ顔をした人たちが住んでおり、このMOMOS屋もそんなところの出身でしょう。もちろん背景に映っている店は別です。

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まさに蒸した餃子ですが、ソースがまさにインド風です。3種類も付いてきて、一つはコリアンダーベースなのでパス(緑色のもの)。もう一つは白いソースで、のりのような感じ。味ものりに多少の甘辛さを加えたようなものです。こちらも味見しただけで実際には使わず。残りの薄茶色のものはまさにインド風。スパイスの効いたソースでベトナムの甘辛ソースから甘さを取り除いたようなものです。でも結局しょうゆにごま油、七味と酢を加えた正統派の餃子のタレを自分で作りいただきました。                                これで25ルピー(約40円)。ソースまでついて利益が出るのだろうか? 安いのはまあ良いとしても、さすがにこの値段の食事では、ひとりで食べる事と相まって少々のわびしさを禁じえないのでした。(もちろんおつまみはこれだけではないですけど)

ランチデリバリーボーイ

外はすでに連日40度を越し、ランチだからといって外に出てゆくもの憚られます。夏場に限ったことではないですが、通常ランチは”出前” を頼んでいます。どの店であっても基本的には”Free Home Delivery”で、欧米諸国が首をかしげる”出前でも価格が変わらない日本” と同じです。                                            一週間(5日間)のうちインド系ランチが2-3日、中国系が1日、ピザや日系が1-2日というパターンで回転しております。店を変えてその都度事務所の住所などを説明するのは面倒なので、店はほぼ決めております。その名はEkta’s Kitchen。店を切り盛りしている人物は日本に居たこともあり、日本語もそこそこわかるらしいですが、電話に出たことはありません。                                                      インドのランチタイムは13:00からが一般的ですので、通常12:30ごろに電話で注文します。Deliveryはいつも若い男の子ですが、問題がひとつあります。夏になると汗臭い匂いを発散させて配達してくることです。せっかくランチを届けてくれてもその悪臭で食欲が削がれてしまいます。ランチそのものも影響を受けているような気分にもなります。 お風呂やシャワーを浴びていないわけではないのでしょうが、着ているものをこまめに洗濯していないということだと思います。 それとも水で汗を流すだけで、石鹸でちゃんと体を洗っていないのか?                  ”君くさいよ” とも言えず、届いてから支払い終了までは息を詰める思いです。

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*現金はふつうに流通するようになりましたが、300円ぐらいの注文でもいまだカード支払いが可能です。カードリーダー持参のランチデリバリーボーイ。

おなじことがゴルフ場でも言えます。キャディーが匂うんです。ですからなるべく風下には立たないようにしています。冗談ではなくて本当にそうなんです。キャディーはすべて男なのですが、こちらも原因は同じと思います。しかもユニホームが決まっているので、(何着持っているのか知りませんが。おそらく一着だけでしょう)それを何日も着続けることになり、夏場などはなかなか強烈なものになります。これから夏本番です。やはり本人には言いにくいので、今度ゴルフ場に申し入れてみよう。

支払いの取立て

これまで仕事のことを書くのはあまり多くはなかったのですが、本来このブログでは、今後のインド赴任者のための情報を書き留めておこうというのがもともとの動機でありました。 が、実際には物珍しいことや、日本では考えられないようなことなどを書き留めたものがほとんどになっています。                                                でも今日は前回の”人の採用”に引き続き、仕事に関するお話です。                             はっきり言ってインドでは支払いは非常に悪いです。お金がないわけでも、悪意を持って支払う意思がないわけでもありません。私の見るところ、単に支払い業務に怠慢なだけです。日本ですと使用者側が検収を挙げるとすぐに購買関係者が動いてくれて、支払いの回収に苦労するというということはきわめて稀です。特に国の機関などは、3月中(期末中)に支払らわなければならないため、本当の検収が未完でも支払ってくれたりします。民間もB to Bばかりで、個人との取引はまずありませんので、仮に間に入った代理店がおかしくなったりしない限り”支払ってもらえない”ということはまずありません。                  ところがインドでは国の機関であっても、代金の回収にはホトホト骨が折れます。正確にいうと、基本的には信用状(L/C)取引ですので、90%ぐらいの回収には問題ないのですが、残りの10%の回収が大変になります。上記のように、”怠慢”なためみんな我関せず状態となり、それが長引けば長引くほどわけがわからなくなり、時には担当者が変わってしまったりして、ますます誰も関わろうとしなくなってしまいます。さらにその事務処理の遅さと言ったら想像を絶します。わざと時間を掛けているとしか思えません。一つの案件に書類が山のように積まれ、仮に担当者が変わってしまおうものなら、手をつけようという気さえ起きなくなってしまうことでしょう。                                            たとえ10%(時には20%)であっても、払ってもらえなければ会社としては立ち行きません。裁判に訴える方法もありますが、それも面倒なので、まずはとにかく請求を繰り返すしかありません。”Out of Sight, Out of Mind”(去れば日々に疎し=うまく訳すもんですね、昔の人は)ということで若い担当者を2日も3日も客先に張り付いてもらって、支払い業務が進むように圧力をかけさせたこともあります。                                      先日たまたまゴルフで一緒にラウンドした日本大使館職員にそんな話をしてみると、意外にも”代金回収には協力しますよ” とのコメントをいただき、インドではどの会社も苦労していることが良くわかりました。しかし、大使館のお世話になるというのは、裁判を起こすほどでは無いにしろ、最終手段に近いでしょうから、その前に自力で努力するしかありません。 仕事の話は面白くもないですね、やはり。