人の採用は難しい

新しい事務所になったこととは関係ないのですが、4月から2人の新人を採用しました。   1人は女性のアドミで4月1日から、も一人は若いエンジニアー(男)で4月10日から仕事開始。どちらも日系の人材派遣会社からの紹介です。                                                女性の方はまずは簡単な仕事からということで、エアーチケットや電車の予約などから始めてもらうことにしました。                                         話はちょっと逸れますが、インドでは電車(メトロではなくて長距離電車)の予約はほとんどすべてネット経由で行われ、日本のように駅に行って買うということはほとんどありません。そう聞くと、”さすがITのインド” と思われるかも知れませんが、長距離電車の切符を買うのは前日の11時に販売が開始され、ほぼ5分か10分くらいで完売になってしまいます。よって駅に行って列に並んで買うなどというのは、不可能ではないものの現実的ではありません。 毎日11時になったら各地から一斉に申し込むので、”国鉄”の切符予約サイトは”炎上” したような状態になり、これまた待たされます。実際に客先に行くエンジニアーや営業マンが、サイト経由とは言え正確に11時に自分で切符を予約する、というのは難しいので基本的にアドミの仕事としているわけです。                                  ところがこの20歳そこそこの若い女性、Shivanjaliさんというのですが、こんな単純な仕事すらも満足にできず、間違ってばかりいました。最初の1日2日はまあ様子見としても、3日4日経っても改善の様子が見えません。しかも、彼女の両親が銀行から借金があって、両親が行方を眩ましているようなのです。その銀行がその両親を追跡するために、彼女や会社に頻繁に電話が入るようになりました。借金の件は彼女本人には責任がないでしょうから気の毒なのですが、チケット予約のような簡単な仕事でも満足にできないようでは長くは置いて置けません。インドでは6ヶ月の試用期間があり、その間に”不適”と認めれた場合は一方的に解雇を言い渡すことができます。 こういう時のお役目は私の仕事であります。銀行から追い掛け回され気もそぞろだったのでしょう。かわいそうですが、仕方がありません。お引取り願うことに決め、心を鬼にして通告しました。涙をこらえながら退席していった彼女の顔が忘れられません。

一方、エンジニアーの方は、1週間会社に来ていたものの、翌週からパタッと来なくなってしまいました。10時過ぎても事務所に現れないので、”彼はどうした?” となり机の引き出しの中を見ると支給されたPCも携帯も引き出しの中に入っています。これはどうしたことか?   この時点では私はまったくNo Ideaだったのですが、ローカルスタッフにはある程度察しがついていたようです。後でわかったことですが。                            連絡の取りようがないので、紹介してくれた人材派遣会社に”捜索” を依頼すると、2時間ほど経ってから、”祖父が早朝に亡くなって、しばらく会社には行けない。直属の上司へも連絡つかず、申し訳なかった” との報告が入りました。ま、仕方がないか、と思ったのは私だけで、実は彼、前の会社を辞めてなかったのです。辞めたとウソをついて、新しい会社に採用されたのですが、恐らく前の会社からかなりよい条件を提示されたのでしょう。ならばやっぱ辞めるのをやめた、ということで前の会社に戻ってしまったのです。なんと。。。でもインドではこういうのは珍しいことではないそうです。地元の人は彼の机の中を見てすぐに察したというわけです。                                            ”まったく信じられないことするね” というと、”日本では考えられなくても、インドではそうでもないんですよ”とコメントがあり、またひとつ面白くもない経験をした次第です。

事務所の引越し2

3月1日に引渡し予定であった新しい事務所ですが、前回お送りしたように工事は遅々として進まず、挙句に中古の家具を持ってくるなど破廉恥甚だしいため、オーナーに工事業者の変更を申し入れたことは前回書きました。その後電光石火で新しい業者を選定し、わずか5-6日ほどで入居ができる状態になりました。万が一3月中に引越しが出来ないと、オーナーは多大な違約金を払うことになっていましたので、超特急で作業させたのでしょう。                                                    このオーナー、人相は悪いですが付き合ってみるとなかなかの紳士です。やるとなったらお金に糸目をつけずにやる、というところがあります。個人的にはゴルフにも誘ってもらい、癒着状態にあったので、工事の遅れについて責めるのはもっぱらローカル社員に任せていましたが、いろいろ聞いてみるとかなりの事業家のようです。不動産で食べているかと思いきや、それはほんの一部にすぎず、いくつかの会社のオーナーで、”これまでの自分の人生については神様に感謝したい” と言い切る、人生の成功者を自認する幸せな人でありました。年齢70歳、Guptaさんという人ですが、そんな風に自分の人生を振り返れる人はいったいこの世にどのくらいいるのだろうか?と思ったくらいです。子供は男の子がひとりだけ。 ペンシルベニア大を卒業した自慢の息子さんなのですが、”自分とは違って息子には運がないからダメだ” とこれまた冷徹に言い切る面白いところがあります。人間にはもって生まれた運というものがあって、それからは逃れられないものだそうです。その運というものは生年月日や星座などから決まるという風に言っていたように聞こえましたが、次回会ったときまた確かめてみましょう。いまさら自分の運など知ったところでどうにもなるものでもないですが、やはりちょっと興味があります。筆者の仕事は科学の世界に多少なりとも繋がりがあり、そういった非科学的なものは否定したいところですが、シドニーに居たときにも”超能力者”と出会った経験もあるし、この世には科学では説明できないものも少なからずあるのかもしれません。

話が逸れましたが、3月28日と29日を引越し日と決め、準備の出来た人から自分の荷物を持って順次2階から3階に上がるという簡単な引越しです。個人の荷物はPCとか事務用品ぐらいで、元の事務所も家具付でしたから移動する必要もなく、大きなものといえばコピー機ぐらいです。Manojという19歳の新しい契約社員が、書類の運搬、掃除など細々としたことはやってくれたので、良くも悪くもインドならではの事務所の引越し、いろいろありましたがなんとかこれにて無事終了です。

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*事務所の入り口で日本でいう地鎮祭みたいな儀式です。もちろんヒンズー教方式。

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*ヒンズー教のお経をありがたく拝聴。日本同様、地元民も何を言っているのか分からないと思います。30分も床に座っているのはつらかった。

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*新しい事務所の内部。荷物を運び込む直前です。

 

信号無視で捕まる

郷に入れば郷に従え、などと言っていたら早くも信号無視で捕まってしまいました。     もちろん信号無視など積極的にやる意思など毛頭なく、その日も赤信号が見えたのですが、横断歩道も停止線もないため何処で止まってよいのかわからず、ほんの一瞬戸惑っている間に、赤信号を無視して行く前の車につい釣られてずるずると前進してしまいました。ややカーブになった信号の先には、それまで見えなかった警官が手招きしています。日本のように、道路の端に止まらせられ、”免許書を見せて” と定番のパターン。                             更新してから初めての免許書、自分でもよく見たことなかったですが、免許書についてはなにも言われなかったので問題ないのでしょう。                           ”信号無視で罰金と免停3ヶ月” と言われ、”罰金はしょうがないけど、免停は困るんですけど。罰金もしくは免停ってこと?” と確認すると、”両方だ” と言います。その警官は私の免許書を見ながらクレジットカードリーダーのようなものを細いペンでなにやら打ち込んでいるように見えました。でも格好だけのようにも見えます。本来はそこから領収書が出てくるのでしょう。                                                   ”罰金はいくら?” と聞くと ”1,100ルピー”(約1,700円) ”今払うですか?” ”Yes”。     素直に1,100ルピーを差し出すと、即自分のポケットに押し込みました。内心、これはきっと自分でねこばばするに違いないと推測し、カードリーダーのようなものから領収書も出てこないので、”じゃ、行っていい?” と聞くと” OK” と一言。                   1,100ルピーは取られましたが、ラッキーなことに免停無しで済んだようです。

その日はよく見ると警官があちこちに立っていました。実はデリーと隣接するハリヤナ州のJatsというコミュニティー(カースト)の大規模な抗議デモが計画されており、デリー市内はそのためにいたるところで警備していたのです。ただ立っていても暇なので、ついでに交通違反を捕まえていた、といったところです。                               ちなみにJatsというカーストは土地持ち農民で、インドでは比較的恵まれているコミュニティーなのですが、Dalitなどの下層カーストに認められている学校や国の機関への優先枠を自分たちにも認めろ、という要求をし続けています。現政権は断固認めない方針のようですが、そもそもそのような”優先枠” を設定したこと自体が間違いの元だったと思われます。表向きは”インドにカーストは存在しない” といいながら、下層カーストに対しはそんな優遇策というか逆差別ともいえる制度を作って、国自らカーストの存在を認めているのですから。                                                      とにかく、普段ちゃんと信号を守っている善良な運転手にとっては誠に不運な日でありました。日本では25年以上も無事故・無違反だったというのに。

後日この話を会社でしたところ、”信号無視など罰金は100ルピーですよ。1,100ルピーは飲酒運転の罰金です。だまされましたね!”。なんと信号無視の罰金は100ルピー(約160円)で済んでしまうそうです。やはりインドでは信号は参考程度になるわけです。

電気も水もなし

デリーのアパートに引越してほぼ1年が経ちます。一年前の入居時、水道の水が硫黄くさい感じがしたので、屋上にある水タンクを洗ってもらいましたが、一年に一回ぐらいは洗ったほうが良い、と会社のスタッフからもアドバイスされたので、運転手のGovindちゃん経由で”掃除業者”に頼むことにしました。当日はGovindちゃんが立会ってくれてお任せです。                                                     夜家に帰って、フィルター付の蛇口をひねってみるといつものように水が出ましたので、一安心。でも冷蔵庫と電子レンジの電気が消えています。電気もTVも空気清浄機も問題ないのに、冷蔵庫のあたりだけが停電となっているようです。部分停電などということもあるのだろうか?でも他の階でも同じだろうから、まもなく復旧するであろうとさして心配もせずビールを飲んで寝てしまいました。                                        年をとると夜中にトイレに起きることが多くなります。4時ごろだったでしょうか、小用を済ませて水を流そうとパネルを押しても、蓋が開くような音がするだけで水が流れてきません。あわてて脇にある洗面所の蛇口をひねってみましたがやはり出ません。昨晩はフィルターの水は出たではないか。。。冷蔵庫も依然停電のままです。これはどうしたことか? 水道から水が出ないことと(部分)停電は関係ありそうにも思えましたが、よく分かりません。 Govindちゃんに聞いてみるにも夜中の4時では電話するのも憚られ、夜が明けるのを待つことにしました。                                                      6時過ぎにGovindとも連絡がとれ、彼の言うには”ハウスガードが分かっている” といいうので、言葉が通じないハウスガードにどのように説明しようか悩みながら、下に降りてみると、日本でいうブレーカーと思われる器具の前で、ハウスガードが見知らぬ人物となにやら話しています。彼はおそらく隣の家のガードでしょう。ハウスガードは、Govindから連絡をもらって、私の部屋の電気を復旧させようとしているようなのですが、何をしていいやら分からない様子。実は彼らは昼間のガードとは別人物で、水タンクの掃除をしたことを知ってはおらず、なにをすべきかの指示も受けていないのです。

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*奥の人物がアパートのハウスガード。左のボックスは各階のブレーカーなのですが、どうしらたらよいやら分からない様子です。                                                        私も今回の一件で学習したのですが、水タンクを掃除するには一旦メインの電源を切って、夜の8時と朝の8時に市から流される水道水をくみ上げるポンプを止めなければなりません。(デリーでは一日2回しか上水道が流されません。そのときにポンプで水をくみ上げてタンクに貯めておくのです)                                                   掃除の作業が終わったら、当然電源を元に戻しておくべきなのですが、昼間のハウスガードがそれを忘れて帰ってしまったらしいのです。夜のガードが2人で、Govindと電話で話しながらああでもない、こうでもないとやっているのですが、一向にラチがあきません。(彼らはもちろん英語も読めません)仕方なく20分ほど後Govindちゃん自らバイクで登場、メインの電源を繋げて、停電も水道も一気に解決。でも、冷蔵庫の冷凍してあるものなどかなり解けてしまったと思われます。またそのまままた冷凍になっていますが。                                                    頻繁にある停電対策のため、メインの電源が切れてしまっても、照明やTVはUPS(無停電電源装置)で供給され、水をくみ上げるポンプや冷蔵庫、エアコン、電子レンジなどはメインの電源を使っている、というわけです。                                      これで停電と水が出ないということは結びつきましたが、フィルター付の蛇口からは水が出たのはなぜ?たぶんフィルターの中に残っていたわずかな水が出ただけとおもわれます。      それにしても真夏でなくて良かったです。エアコンが使えない真夏など考えられません。もっとも一般のインド人はエアコンなど無しでじっと我慢しているわけですが。                                                頭にくるのは昼間のハウスガードの怠慢です。以前、勝手に車を運転してぶつけたガードが居て、即クビにしてもらいましたが、それほどのことでもないし。言葉が通じないのでは怒る気力も起こりません。これもGovindちゃんを通じて”叱る”というなんとも歯がゆい方法しかなさそうです。

新聞記事より

最近の新聞記事に、たまたま日本に関する記事が目に付きましたので、それらをまとめてお送りします。

1.東京は世界一正直者の都市?!

東京に限らないでしょうが、無くしたものがそのまま手付かずで持ち主に帰ってくるというのは日本では普通のことでも(最近はそうでもないか?)、海外からみたら”奇跡”です。    下の記事は、2016年に警視庁に約32億円の現金が落し物として届けられ、そのうち3/4が持ち主に無事返されたと書かれています。                             日本では喫茶店やレストランなどの”席取り”のためにしばしばスマホを置いて、カウンターなどに注文に行くのは普通のこと、とも紹介しています。確かに日本だったら誰も手をつけないでしょうね。これらは”相手(無くした人)の立場になって考えよう” という教育のお陰としていますが、人のものには手を付けない、という社会規範みたいなものが定着しています。世界で類をみない宝物と思います。

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2.日本は飛びぬけて安全な国

こちらは日本の事を書いた記事ではなくて、”リッチになると犯罪が減少する” という調査報告で、10万人に対し何件の殺人事件が発生しているかを1995年と2014年で比べています。ほとんどの国で減少傾向にあり、インドでは4.4人から3.2人に減少。飛びぬけて高い南アフリカでは64.9人から33人と大幅に減少しています。 日本は0.5人から0.3人と、2014年の時点では、安全な国というイメージが高いスイスの0.5人を大きく下回って最低数値です。そんな調査するまでもなく、豊かになれば犯罪が減る、なんて当たり前のことと思いますが、日本やUSAなど過去20年で少しは豊かになったのだろうか?

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3.アジアのなかではダントツに汚職の少ない国

アジアの中でのデータではありますが、日本のクリーンさもダントツです。日本は0.2%と2位の香港の2%の1/10です。 3位は韓国で3%。                                             インドは残念ながら汚職の高さでは堂々の1位で69%。ベトナム59%、タイの41%と続きます。なぜか中国が入っていないのですが、おそらくデータがないのでしょう。         どういう場合に”袖の下”が使われるのかというと、公立病院へのアクセスや、役所での手続き推進、あるいはおなじみの警察へ等。そういえば私自身もインドで運転免許を取得するときには手を染めてしまいました。お陰で特急で手続きしてもらえ、頼みもしないのに3年有効のものが発行されてきました。(普通は1年毎に更新)                        ちょっと前の話ですが、マレーシアの高速道路でスピード違反につかまり、50リンギット(約1,000円)を握らせて無罪放免してもらったこともあります。そのときは警官から”ありがとう” と日本語で言われびっくりするやらあきれるやらでありました。

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Holi休み

今日3月13日(月)はHoliといって春を祝う祭日。日本の春分の日のようなものですが、例年この頃はもう夏のような陽気で春の到来を祝うという感じではありません。2月下旬、日本から帰って来た時にはもう夏の陽気でしたが、数日まえから急に気温が下がり最低が10度を下回っています。もう着ることもないと思われた冬物、といってもちょっとした厚手の上着程度ですが、それが無しではいられないほどです。                                   家の外では、迷惑にもインド特有の音楽が大音響で流れ、人々は色のついた粉や水をかけ合っています。顔や髪の毛、着ているものまでもカラフルに染まり、お祭りの気分を醸し出しているのですが、私にとってみればそんなもの掛けられてはたまらないので、朝から家のなかでじっとしているのでした。この日は、インド人も同じ理由で家でじっとしている人もかなりいるようです。

そうはいっても、一日家のなかでじっとしているというのも耐え難いものです。例によって、運動と練習かねて一人ゴルフでもしようかと、かなり気温が上昇した午後になって出かけてみました。マイナーなゴルフ場は、予約など無しでもいつでもできます。                                幹線道路に出てみると、これまで見たこともないほど道路がガラガラです。   もともとそうなのですが、こんな日は信号などあって無きがごとくです。       郷に入れば郷に・・・とはいっても交通違反三大悪の一つを犯すのはけっこう抵抗がありましたが、仕方なく私も右に倣います。さもないと、下手に止まったりすると後ろから追突されかねません。そもそも多くの信号は壊れているし、こんな日はそれでもいいのでしょう。もっとも下の写真のように、信号の前に看板を掛けて信号が見えなくしてしまう、なんてことも珍しいことではなく、インドで交通信号とは参考程度なのです。

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*異常に空いている道路。やや右上に見える看板(選挙用?)の後ろに縦型の信号が隠れています。みんな迷いなく進むので、私も仕方なく倣いましたが、通り過ぎるときに看板の裏をちらっと見ると、誰に見られることもなくひっそりと赤く灯っておりました。

通常40分くらいかかるゴルフ場ですが、今日はなんと15分ほどで到着。しかし、牛さんたちが相当数侵入しており、牛たちにボールを当ててもまずいだろうし、キャディーが”穏便に” 追い払ってもらうまでプレイ中断したりと、一人ゴルフにもかかわらず結構待たされる羽目になった次第です。

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*丸く刈ってあるところが一つ先のティーグラウンド。このまま打って、ボールを牛にぶつけたら罰せられるのだろうか?

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*隣のホールではかなりの牛がコース上にたむろしています。

 

事務所の引越し

3月末で現在の事務所の契約が切れ、社員も結構な人数になり手狭になってきたこともあり、新しい事務所に引っ越すことにしました。同じビル内で、現在の2階から1階上がって3階になるだけです。もちろんこの引越しは急に決めたことではなくて、昨年末ごろから決まっていたことなのですが、契約には新しい事務所の改修工事と、机などの家具類の据付も含まれております。引渡しは3月1日、現在の事務所と新しい事務所が1ヵ月ダブり、その間に順次引越ししてしまおう、という段取りでした。                                     そうは言ってもインドのことですから、予定通り3月1日に引き渡されるなどは最初から期待してはいなかったものの、ここにきて(3月8日)期待以上の状況であることが判明しました。

改修工事は遅れつつも、昨日になってようやく家具類(机、椅子、パーティションなど)が運ばれてきました。しかし、それらがひと目でわかる中古品なのです。              下の写真で見てもわかりにくいとおもいますが、カレーが飛び散ったようなシミがあり、角が擦り切れているのです。机も埃だらけで、傷もあります。これで新品と言い張るつもりだったのだろうか?あきれて言葉を失います。”あり得ない” と吐き捨てる私に、会社のスタッフは”インドではあり得ないことではないです” などと解説してくれるのですが、要は事務所のオーナーと改修工事業者の打ち合わせ(契約)がはっきりしていなかったようなのです。契約は当然”新品の家具” としたはずで、明らかに中古とわかる家具を持って来る神経を疑います。さすがはインド。

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*パーティションのサンプル。写真ではわかりにくいですが、あちこちにシミがあります。角の部分も擦り切れています。

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*こちらは机の下にはいるキャビネット。この上に板を置いて机になるわけですが、すでに埃だらけで傷もあります。

会社としては即座に拒否、その日のうちにオーナーと改修工事業者との契約を破棄してもらい、新しい業者に入ってもらうことにしました。(この辺の早い決断と行動は、正直私も少々感心しました。会社はオーナーとのみ契約、オーナーは改修業者と契約ということです)                                                      この新しい業者は、同日の夕方には現場に来て、”3月18日までには完成させる” という話でしたが、それも怪しいものです。3月の最終週までに引越しできればメデタシメデタシというところでしょう。

チョーレバチュアー

チョーレバチュアーというインドの料理を知ってますか?名前は知らなくとも、下の写真を見ると、インドに来たことがある人やTVなんかで ”見たことがある” と思う人は多いと思います。チョーレバチュアーは、料理というよりハンバーガーとか牛丼といったファーストフードの一つといった方が近いでしょう。

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*ピンボケで申し訳ないですが、中は空洞の揚げパンです。

要は揚げパンで、豆を煮た料理(チョーレ)と合わせて食べます。揚げたてのあつあつを食べますので、それはそれは美味です。普段揚げ物など食べないようにしている私などには特においしく感じます。                                                                  もともとはインドのストリートフードで、庶民のスナックとしてどこにでもあるそうですが、最近はランチ、あるいはちゃんとした食事としてレストランなどでも出されるようです。ただ問題は手で食べるため、手が油だらけになってしまうことです。店の外に水タンクを逆さにして蛇口をつけた簡易水道のようなものはありましたが、石鹸があるわけでもなく、気にする人は気になるかも知れません。                                          会社の同僚曰く、”これまでこれを食べた日本人はいなかった” とのこと。ストリートフードということで、衛生面のこともあり案内することは控えていたようです。私としてはホテルなんかの面白くもないメニューより、そんな庶民というか一般の人が好んで食べるものこそ試してみたいところです。もちろん衛生上問題なければですが。

上の写真の店に行ったきっかけは、会社が3月から新しい事務所に引っ越すことになったのですが、新しい事務所のオーナーとの契約時、”近くにおいしいチョーレバチュアーの店があるからご馳走するよ” というのがきっかけでした。まあ、金額的には250円ほどのもので”ご馳走する” というほどのものでもないのですが、結果はハッピーでした。そのオーナーは70歳を過ぎ、今は大変なお金持ちになったようですが、幼児体験かどうか、こんな庶民の食べ物が口に合うのでしょう。純ベジタリアンフードですが、たしかにおいしく、ぜひまた行きたいと思わせるものがありました。

空気清浄機の掃除

去年の12月に2台の空気清浄機を導入した事は以前このブログでふれました。        ところでフィルターの掃除はどんな頻度でするのか?説明書を見ると、”空気の出が悪くなったら掃除してください” などときわめていい加減というか、定量的でない説明が書いてあります。空気の汚染度にもよるし、使い方にもよるので、”3ヶ月に一回” とか明瞭に案内するのは難しいのはわかりますが、あんな簡単なもの(扇風機の後ろにエアーフィルターをつけただけのようなもの)に1万円以上払っているのだから、フィルターが詰まってきたなら、赤いランプが点滅するぐらいの機能があってもよさそうに思います。

さて、空気の出が悪くなったかどうかは良くわかりませんが、最悪ともいわれるデリーで2ヶ月以上も使ったならそろそろ掃除の時期に違いないと、めんどうでもあり、見たくもないところでもありましたが、思い切ってカバーを外して掃除をしてみることにしました。                   案の上、フィルターの表面にはべったりと埃が積もっておりました。たぶん細かい砂も混じっていることでしょう。一週間も家を空けると、窓を閉め切っていてもうっすらと細かい砂が降り積もるような環境ですから。                                    久々に掃除機の登場です。(普段、部屋の掃除人は箒のみで掃除機は決して使いません) 一部掃除機をかけてみると、見事に埃を吸い取り、埃が被っている部分と顕著に違いを際立たせてくれました。気持ちわるいですが、おかげさまでこれらの埃を吸わずに済んだと思うと、空気清浄機に感謝の念も沸いてきます。

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*カバーを外し、右側の一部を掃除機で埃を吸い取ったところ。

掃除の後スイッチを入れてみると、動作音(ファンの回る音)がとても小さくなったようですし、目には見えませんがよりきれいになった空気が吸えるようで、ちょっとリフレッシュされた気持ちになったのでした。

新紙幣ショックその3

去年の11月8日にModiさんから発表以来、約3ヶ月間現金の”品不足” が続いていましたが、ようやく事態は収束しつつあります。Modiさんは”私に60日間くれ、そしたら正常な状態にするから” と宣言したのですが、結局90日ぐらいかかりましたか。でもインドとしては上出来だと思います。なにせ時間の観念など無きに等しい国ですから。

前にも書きましたが、カードがある限り困ることはほとんどありませんでした。リヤカーを引いている八百屋から野菜や果物を買うときとか、キャディーなんかにチップをあげるときには現金が必要ですが、それら以外では金額にかかわらずほぼカード支払いでOKです。  たとえ250円の宅配ランチであっても配達員がカードリーダーを持ってきてくれます。この辺はいまや日本以上かも知れません。

さてほぼ収束したと思われる新紙幣騒動ですが、オチがつきました。              2月23日付けの新聞の一面に、ATMから500ルピーの”子供銀行のお札”が出てきたという記事が載せられました。明確に”Child Bank”と書いてあるので偽札ではありません。  なんともお粗末な!ATMから現金を下ろせなかったのは、現金不足も去ることながら、ATMが新札を認識できるように調整するのに多大な時間がかかったことも大きかったのですが、なんとおもちゃのお札も認識できていないとは驚きです。新札に移行したのはパキスタンなどから流入した偽札撲滅も目的だったのですが、これではまた簡単に偽札が横行することになるでしょう。

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