新聞記事より

このところ”新聞記事より” が頻繁な感がありますが、今日も3つお届けします。

1.英国の大学に入学する娘のために12人の召使いを募集。

*インドの金持ちは”半端ない” ということを聞いたことがあると思いますが、あるインドの大金持ちが、娘を英国の大学に入学させるに当たって、12人の召使いを募集中とのことです。執事、3人のハウスキーパー、庭師、料理人、運転手、外出時の付添い人等々。日本人には考えられないことですね。仮に皇太子が留学するとしてもそこまではしないでしょう。大学側は個人的なことなので関知せずとのこと。ちなみにこの大学は、St. Andrews UniversityでPrince WilliamsがKate夫人と出会った大学だそうです。

2.政府の金銭的支援がなかったので、銅メダルしか取れなかった!

*やや古い記事ですみませんが、ジャカルタで行われたアジア競技大会関連の記事です。Devya Kakranという女子レスリング選手が銅メダルを取ったのですが、”デリー政府が十分な金銭的支援をしてくれたいたら金メダルを取れたのに” というコメントを載せたものです。これも日本人にとっては、少々違和感を覚えるコメントだと思います。           日本人なら、結果を人のせいにするのは見苦しいと考えますが、インドではそうでもないかも。ひょっとしたらDevyaさんの主張はあるいは正しいのかも知れませんが、でもやはり、それを言っちゃーなー・・・

3.デリーにある技術系大学の25%は認可されていない!

*これはデリーだけのことではなくインド全国での問題です。全体で277大学が無認可で、デリーでは66大学が無認可。日本の文部省に当たる機関では、”これらの学校で学位などを取得してもなんの価値もないので、気をつけるように” などと呼びかけているようですが、にわかには信じがたいような数字です。なにせインドだから、そんな事もあるかも・・・  でもお上は”気をつけるように” とい言うだけなんだろうか。

 

 

ナンとロティーとご飯

仕事を終え、事務所を出ると近くに住む女性社員と一緒になりました。事務所は日本でいう4階ですので、朝はエレベーターを使いますが、帰り(下り)は階段を使うようにしています。その女性も、”私もいつも階段を使うようにしているんですよ。多少運動になりますので”  その女性は確かにインド人にしてはスリムなので、”日常何かエクササイズでもやっているですか?それともダイエットに気をつけている?” とセクハラにもなりかねない質問をすると、”特にエクササイズはやっていないけど、食べるものは気をつけてます。たとえば夜はご飯やナンは食べないで、ロティーを食べることにしてます” ”ナンとロティーってカロリーに違いがありますかね?”  ”もちろんあります。しかもロティーは栄養バランスがいいですから”                                                      ロティーは全粒粉を使っており、精製した小麦粉から作るナンよりは栄養バランスが良いということは聞いていますが、カロリーに大きな違いがあるのだろうか? 帰りの車の中で彼女はGoogleを検索して、どこかのサイトから ”ナンは500Kcalに対し、ロティーは120Kcalほどです” と4倍以上の違いがあると言います。エー!どちらも元は小麦から作るんだから、カロリーにそんな違いがあるはずないと思いましたが、その辺を深く追求してもお互い特に得るものはなく、というかその辺を英語で深入りするのが面倒になったので、”じゃ、ご飯も高カロリーなんですかね?消化は水分の多いご飯の方がよさそうに思うけど” ”はい、ご飯はすごくカロリーが高いと思います。” 消化の良し悪しについては自信がなかったようで、運転手のGovindにヒンデー語で聞いてみると、Govindはご飯の方が良いと思う、と答えたようです(という風に感じました)。ま、大差はないでしょう。

*左がナン、右がロティー。チャパティーというものありますが、ロティーと大きな違いはない、といわれています。私は発酵食品大好きですから、普通ナンを選びます。

いまや実に便利なGoogle先生。せっかくの機会だから翌日これらの違いについて調べてみました。いずれも100g中のカロリーです。                                     ロティー: 275Kcal  ナン:262Kcal  ご飯168Kcal                           ということでしたが、ご飯は水分が多いため(重いので)、単純な比較はできないと思います。ロティーやナンの一食分とは70gほどだそうですので、一食分約190Kcalほど。     一方、100gのご飯というと子供用のお茶碗一杯ぐらいの量とのことで、大人は仮に1.5倍食べるとすると252Kcal。この食べる量の仮定が正しいとすると、ご飯の方がやや高カロリーとなりますが、いまやご飯そのものは子供のお茶碗分ぐらいしか食べない大人も多いでしょうから、結局大差なし、ということになります。一緒に食べるおかずやおつまみ、お酒の方がずっとカロリーが高いに違いありません。

 

初めて歯医者に行く

一般的にインド人は不器用ですし(少なくとも私にはそう見える)、いい加減な処置で良しとする傾向があります。それをインド人は”ジュガード” (意味は一時的な対応とか工夫) などと言ってインド文化のひとつのように考えているようですが、日本人からしたらそれは単なる ”その場凌ぎ” 以外なにものでもなく、全く評価に値しないと思えます。

そんなインド人の特性と”文化”を知っている私としては、歯医者にだけは行きたくないと考えていたものの、2日ほど前に奥歯のクラウンが外れてしまいました。10月には日本に一時帰国する予定があるものの、まだちょっと時間があるし、”うーーん、これはどうしたものか?”

*外れたクラウン(金属)。背景はティッシュです。                                                       ちょうど日本からお客さんが来ていたので、そんな話題を持ち出したところ、”私はアロンアルファーでくっつけて、いまだに問題ないですよ” などと意外な情報。 でも、いくらなんでも自分で接着剤で付けるよりも、インドとはいえ、歯医者にくっつけてもらう方がまだマシであろう。あの、音を聞いただけで鳥肌が立つようなドリルを使って治療するわけでもないし、ただ外れたものを装着するだけ。そう考えた私は翌週月曜日、会社のスタッフに事情を話して適当な歯医者を紹介してもらうことにしました。そこはあるスタッフの奥さんがかかりつけの歯医者でした。

*歯医者の入り口。2人の男性は一緒に待っていた患者ですが、何を思ったか写してくださいとばかりに笑顔で入り口に立ってくれました。

*待合室の中。例によってヒンズー教の神様が飾ってあります。ちょっと不気味。

先生の名は、Dr. Pankajさんという、歳のころ40歳くらいの男性。歯科技術は日進月歩なので、歯医者は若い方が良い、などと日本では言われていましたが、インドではいかに。 3人ほどの”歯科衛生士” らしき女性と受付と会計の担当の女性らですべてです。日本の歯科医院もそんな感じでしょう。しばらく待ったのち、例の、歯科ではおなじみの椅子に案内され、そのまま座ろうとしたら、”靴を抜いでください”。日本だったら、中に入った時すでにスリッパになっていますので、そんなこと言われたこともなく、インドの歯医者に来たことをやや実感。                                                     外れたクラウンを見せて、”左の奥歯にはめてください” と説明しました。          ”何時外れましたか?” ”2日ほど前ですけど” ”うーん、いやもっと前でしょう” ”いや、ちょうど2日前ですけど。。。”                                         なぜそんな事を言うのだろう。インドの歯科医は”強欲” と聞いていたので、外れてから時間がたっているので新しく作り変えさせよう、という魂胆か?                  ”このクラウンは相当前に作りましたね?10年以上?” ”覚えていないけど、たぶん”      この質問も同じ意図か? ところが一度試しに嵌めてみると、見事にぴったりはまり、取れなくなってしまいました。”さすがは日本製。よくできているだろう。新しく作る必要などないのさ” と心のなかでつぶやいたのでした。                               それが通じたかどうか。 なんとか再度はがして、日本と同じようなプロセスで接着に取り掛かりました。でも、バキュームというのでしょうか、細いパイプを口の中に入れ、水などを吸引するのも同じなのですが、口に入る部分は換えていそうもありません。消毒もしているのかどうか??チッシュで拭くぐらいのことはしてるかも。日本は確認したことないですが、聞くまでもなく患者毎に換えているでしょうね。                                     かかった時間はおよそ15分。費用は1,000ルピー(約1,650円)でした。ま、日本よりは安いでしょう。”食事は一時間以降で、24時間は反対側の歯で噛んでください”   このあたりもほぼ同様のアドバイスです。                                        というわけで、歯医者にかかったというほどではないですが、初めてのインド歯医者は無事終了。いまのところ問題なく快適です。

新聞記事より

1.ICUに浸水。蛇やさそり、ヒルなども。

*日本同様インドでも今年は洪水被害が各地で起きております。                この記事はある病院のICU(集中治療室)が浸水により、医者や看護婦はひざまで水に使って仕事をしなくてはならないという事なのですが、水のなかには魚はもちろんのこと、蛇やさそり、ヒルなども一緒に侵入しているそうで、命がけです。それにしても、写真で見る限りただの大部屋で、”ICU”にはとても見えません。

2.妻の離婚理由を打ち消すために、自分のポルノビデオを送りつけて逮捕される。

*2016年に結婚したカップルが、たった15日間だけ一緒に生活しただけで別居生活になり、妻側は離婚を決意し、理由として”夫はインポテンツ”だったと主張。それを聞いた夫側が頭にきて、他の女性と関係するビデオを製作、”自分の体に非はない”ことを証明し、そのビデオを妻側の家族に送りつけて、逮捕となったというお話し。罪状はわいせつ物取り扱いとかハラスメントといったもののようです。

3.生まれてきた子供が男の子でなかったために、自分の子を殺してしまい、母親が殺人罪で逮捕。

*インドでは中国や韓国なんかと同様、未だ男の子の方が望まれます。でも女の子だからといって、その母親が殺してしまうとは・・・これには嫁ぎ先の家族とか周りのものの圧力があったのではないかと捜査しているそうですが、当然あったに違いありません。インドの農村では隠れた同様な事例が数多くあるに違いありません。想像するだに、おぞましいとしかいいようがありません。

 

インドで日本のTVが見れる

使っている人にとっては今更という感じでしょうが、小さな受信機のようなボックスを取り付けるとインターネットを通じて日本のTVがそのまま見れてしまいます。             シンガポールでは、日本のしかるべき業者と契約すると、日本のTV番組が見れるサービスがあるのは知っていましたが、たぶんインドにはそういうサービスはないだろうと思います。なにせ中国やタイ、シンガポールなどと比べると日本人の数が圧倒的に少ないですから。

今回の装置は通称で”TV BOX”と呼んでいるのですが、日本の業者と契約など必要なく、ただインターネットとTVに繋ぐだけで、ほぼすべての番組がタダで見れてしまいます。TV BOXのお値段は15,000円ほど。必要な費用はこれだけです。

*TV BOX. 左の電池は単4電池です。このBOXとリモコンがすべてです。

たまたまシンガポールからインドに出張に来ていた同僚がそのBoxを持ち歩いて、ホテルのなかでそれを使って日本のTVを見ていたのです。 そこまでして日本のTVが見たいか?と内心では思いましたが、”よかったら置いていきましょうか?私はまたシンガポールで買えますし。インドのホテルで見れること確認しましたから、よかったらどうぞ”                        私はTVはさほど見る方ではないのですが、15,000円ぐらいで日本と同じ番組が見れるなら、少なくとも大河ドラマは見たいし、などと思い、”じゃ、置いてってくれる?あとで代金振り込むから” ということで思いがけず日本のTV BOXをゲット。                  接続は簡単なのですが、WiFiのルーターがやや離れていたので、ルーターを近くにもって来るなど少々手間取りましたが、果たしてりっぱに機能しました。1-2分の時間のズレはあるのですが、日本のTV番組そのものです。BS放送はもちろんのこと、ゴルフ専門チャンネルやWowwow、日本の映画専門チャンネルなどてんこ盛り。さらに韓国のTVなども見れてしまいます。まったく興味もなければ理解もできませんが。

*最初に現れる画面。日本のTV,韓国のTV,Video on Demandなど日本のケーブルTV以上の選択です。中国語も多いですが、漢字ですのでおおよそわかるから便利です。

このTV BOXは中国で作られているようで、発信元も中国にあるようです。もちろん厳密に言ったら違法でしょう。                                                    しかし大きな欠点がひとつありました。インドと日本には3時間半もの時差があることです。たとえば日本のプライムタイムである午後8時の番組を見ようとすると、インドでは4時半に見なければなりません。それはほとんど不可能です。家にかえってゆっくり見ようとすると、日本ではすでに11時ぐらになっており、”熱闘甲子園”は見れましたが、その他の番組はなんか夜更け感を醸し出しており、いまいち見る気が起こりません。逆に朝だと、こちらの7時は日本の10時半。どの局もヒマな主婦を視聴者としているような番組ばかりで、こちらも見る気起こらず。日本のニュース、たとえば酷暑だの、台風接近などを聞いたところであまり関係ないし。今更ビデオでも買う?そこまでして、日本のTVが見たいか!?という疑問に帰り着くのでした。                                               ちなみに、これを日本に持ち帰って使えば、”有料の” NHKはもちろん、WowWowなどもタダで見れてしまうでしょう。

口座開設に2ヶ月!?

久しぶりに仕事関係のお話しです。                                  地元の銀行に口座開設が必要となり、SBI(State Bank of India=国立銀行)に申し込みをすることになりました。既に日系の銀行に口座はあるのですが、取引の関係上地元の国立銀行に口座がないと入札資格等いろいろ不都合が生じる可能性があるためです。SBIのサイト情報から必要な書類を準備し、口座開設の申請をしたのが7月上旬。しかし1ヶ月経っても開設されたという報告がないので、担当社員に ”どうなった?” と聞くと、”申請はとっくにしたのですが、なにせ国立銀行ですから時間がかかっているようです”                ”こちらから大金を預けてあげるっていうのになんでそんなに時間がかかるわけ!?お金を貸して欲しいって言ってるんじゃないんだよ!”                          ”それはそうなんですけど、なにせ国立ですから。民間銀行なら2-3日でOKなんですけど。余計な手続きが山ほどある上に、行員も働かないんですよ。なにぜ潰れることはないですからね。それに外国企業と取引するのは今回が始めてとか言ってまして”          ”うそ言え!外国企業とはじめてだなんて、あるはずねーだろ!”                                                  またここでもパブリックセクターとプライベートセクターの違いが顕著に現れました。           インドには国立と民間の2種類があるのですが、民間の銀行が普通に使われだしたのはついこの10年ぐらいとのこと。インドでは銀行といえば”国有”という感覚がいまだ強いそうです。確かに国有なら潰れることはないですから、お金を預ける側にとっては安心です。インドの農村ではまだほとんどが国立銀行しか使われていないそうですが、利益をださなくとも、働かなくとも潰れないところならば、当然効率は悪くなります。

民間銀行の多くは住宅ローンを扱うところから始まったところが多いとか。確かに、お金を預けるのではなくて、借りるのならば利用者側にとってはその銀行が潰れようがどうってことはありません。銀行にとっての担保は、客が買った家があるわけですから、銀行側もまあ安心です。そんな経緯で、民間銀行も発展、信用され、いまでは都市部の多くの人は国立銀行などは使わなくなってきているそうです。

結局、膨大な書類を提出し2ヶ月近く経ってから、私もSBIに呼び出され、あらゆるID(パスポート、FRRO、AADHARR等)を見せて、コピーを取ってサインをし、指紋をとられ、ようやく口座開設の準備ができました。本当に開設されるのは当日の夕方になるそうで、そのとき最低10、000ルピーほどの現金を新たに持って来い、との仰せでありました。ここでいくら貯金をするかは書きませんが、仮に日本の銀行で申し込んだとしたら、VIP扱いされるに違いない金額です。しかしインドではなんか”預金させていただきます”みたいな。いわゆる殿様商売で、客商売という感覚はないと思います。行員たちもさぞ居心地がいいことでしょう。

冷凍ごぼう

言うまでもなく、インドでは基本的に牛肉は食べれません。牛肉など食べなくてもどうってことはないのですが、たまには食べたいもの。以前家族が来たときに牛肉を買って来てもらって、すき焼きを楽しんだ、という話を書いたことがありましたが、あの時は冬だったので生の牛肉を持ってきてもらおう、などという気になったのですが、今回たとえ夏であっても日本から冷凍してから運べば問題ないことがわかりました。もちろん豚肉なども同様です。自宅を出る時に冷凍庫からとりだして、成田空港に着く頃は解けだしているかもしれませんが、機上では冷蔵庫に入っているようなものですから、インドの自宅に着いたころは、まだ冷たい状態です。そのまま再び冷凍庫へ。

さてこの貴重品の牛肉、どうやって食べるかはさまざまな選択があります。一人ですき焼きするのも侘しいので、好物のひとつであるごぼうと和えることにしました。しかし、ごぼうはインドでは手に入りませんので、こちらも日本から持ち込みました。ごぼうも冷蔵庫に入れておくと結構持ちます。                                        Cookpadから”牛肉のしぐれ煮” の作り方を見て、およそ10分ぐらいで完成。実に簡単です。このような通常のおかずを作るのは、難しいことなどなんにもありませんね。男子厨房に入るべし。

*これはCookpadからの写真ですが、だいたい同じようなものができました。ビールのおつまみにピッタシです。

ネットからの情報によるとごぼうは冷凍して保存できるとのことですので、半分(2本)は冷蔵庫に、半分は冷凍してみました。なにせ一人分しかつくりませんので、ごぼうも2本もあれば結構持ちます。                                               さて、果たして冷凍ごぼうはいかに?

*冷凍庫から出したごぼう。朝半分だけ冷蔵庫に。

夜調理するべく、朝冷凍庫から冷蔵庫に移しておいて、夕方取り出してみると中身まで真っ黒に変色していました。触ってみるとスポンジのようです。食べて食べられないわけでもなさそうですが、半分に切ってみると、まるで古くなった犬のウンチのようでちょっと食する気になれず。ネットに書いてあったのはウソだったのか?それとも冷蔵庫で戻したのが間違いか?                                                     今度は冷凍庫からだしたごぼうにそのまま包丁を入れてみました。凍っているわけですから刃が立たないと思いきや、ごぼうはもともど水分が少ないせいか、やや硬いもののそのまま切れました。そして黒く変色する前ににフライパンへ。出来上がってみるとこちらは生のごぼうを料理したときほとんど変わらず。ネットに書いていることは正しかったようです。これでインドでは絶対に手に入らないごぼうがいつでも楽しめることがわかり、なんだか少しうれしくなったのでした。

新聞記事より

1.インドはいまや世界No.6の経済規模。

*サッカーW杯では、フランスが決勝戦に行くかもしれないが、インドは経済規模でフランスを抜いた!という記事。人口で同規模の中国と比べるとまだ1/5程度ですが、それでも大きくなったものです。ブラジルやイタリア、韓国を凌ぐのですから。

2.牛の尿が牛乳より高く売れる!!

*インドならではの話です。なんと牛の尿が牛乳より高く売れるのだそうです。牛乳の値段が1リットルで22-25ルピーのところ、牛の尿は15-30ルピー。何に使われるのか?牛の尿を野菜などにかけると農薬の効果があるのだそうです。確かに有機栽培にはなるでしょうが、トマトとかきゅうりにそのままかけているのだろうか?                             ではどのように集めるのか?牛乳のように”搾る”わけにはいきません。よってじっと出る時を待ちます。たとえ一晩中でも出る時を逃さないように、そして地面に落ちてしまわないように収集するのだそうです。                                       ”牛はわれわれの母。おしっこが出るのを待つぐらい何でもない” とか。??

3.30歳の男が拳銃を突きつけられて、強制的に”結婚”を迫られる。

*ビハール州でのこと。30歳の男と22歳の女性が1年ほど付き合った後、男のほうが”結納金”を要求(金額は分からず)。女性側が渋ったところその男性は女性を避けるようになった。そこで女性の家族数人がその男性を”誘拐し” ピストルを突きつけて結婚を迫ったという話。もちろん男性の母親の通報で警察に救出されたようですが、なんとも短絡的というか理解に苦しむ行動です。インドではまだ離婚はタブーですので、脅してでも一旦結婚させてしまえば、なんとかなると考えたのでしょうか。。。

はだしの社員

私が最初にインドに来たころ、およそ18年前にもなりますが、それはそれは現在のインドとはまったく違っておりました。100 年変わらないと言われていたインドですが、この20年の変化は大変なものです。車も少なく、ほとんどがスズキマルチ(日本のスズキアルト)かアンバサダーというイギリスのオースチンのレプリカ、あるいはフィアット(イタリア)のみという感じで、トヨタや現代なんでめったに無くて、ましてやベンツやBMWなんて見たこともありませんでした。                                                    最初に降り立ったのはチェンナイ(昔のマドラス)でしたが、”空港ビル”などという立派なものなどなくて、2-3階程度のみすぼらしい建物でした。”空港ビル” を出るやいなや裸の物乞いがワーッと寄ってきて、金をくれだの荷物を運ばせろなどと、カートを奪いとらんばかりに右から左から寄り付かれたものです。時には追い払うのも面倒になって、運ばせて10ルピーぐらい上げたりしたこともありました。それでも”Thank You”の一言でもあればまだよかったのですが、さも当然のごとく奪い取るようにして去って行くのをみて、”やらなきゃよかった” とムッとした覚えがあります。                                                   街を行く人たちも裸足で歩いている人など普通のことで、道も悪いですから、足の裏の皮はさぞかし硬く、靴底のようになっているに違いない、などと想像したりしたものです。

しかしかなり豊かになった今でも、裸足で街を歩いている人もいます。道路はゴミだらけで、砂埃もひどく汚いのですが、サンダルを買うお金がないのではなくて、気持ちがいいからでしょう。                                                    事務所のなかでも裸足でいる人がいます。しかもなぜか女性に多いです。(女性社員は全部で3人)事務所は引っ越したばかりで新しいものの、さほどきれいとも思えないのですが、彼女らは気にならないようです。私は注意するほどのこともないだろうと、見て見ぬふりをしています。                                                 暑いインド、実は私も内心では、”裸足で居れたらさぞ気持ちいいだろうな” などとうらやましい気持ちもあります。一日靴と靴下を履いて、家に帰って裸足になったときの開放感というか気持ちよさはなんとも言えないものがあります。少なくとも事務所に居るときには裸足で、サンダル履きでいれたら、と思います。                              ここインドでは裸足とかサンダル履きというのは決して不作法ではないようです。デリー市長ぐらいであっても公式の場所にサンダルで登場します。サウジアラビアあたりでもそうですね。あの、オバQ(だいぶ古い?)みたいな白一色の民族衣装にサンダル履きが一般的です。仮にどこかの王室の人であっても。                                            そういえばシドニーあたりでも、裸足で町を歩いている人が結構いました。男も女も。そしてそのまま足も洗わず家に入るんですね。もっとも靴を履いていてもそのままですが。

仮に私が事務所で靴下をはかず、サンダル履きであっても誰も文句は言わないでしょうが、日本人としては少々抵抗があります。でも実際には私がしてくれたら、みんなもそうしたいと思っているのかも知れません。

かわいい”ぼり”

久しぶりにチェンナイに来ています。月曜日の朝から、ある会議に出なくてはならなので、前日夕方のフライトで19:00ごろ到着。ホテルには20:00ごろ到着と思われたので、念のためホテルからのお迎え運転手に ”ホテルでビール買えるよね?” と確認すると、    ”Of course, Yes”。                                             一安心してしばらくすると、その運転手が ”Kingfisherの大瓶をホテルで注文すると250ルピー+税金がかかるけど、街で買うと170ルピーで買えるので、途中で買いましょうか?” と言うので、170はちょっと高くないか?とも思いましたが(デリーでは120)、州ごとに値段は違うし、いつかのようにルームサービスでイラつくもの面白くないので、買って持ち込むことにしました。2日分として4本で680ルピー。700ルピーを渡すと、車を止めて、表を鉄格子で守られたとても酒屋とも思えない店で4本買って両腕に抱え持ってきてくれました。(インドでは普通袋などに入れてくれない)                                          お釣りの20ルピーはチップとして上げようと考えていたのですが、ホテルに着いてもお釣りはもらって当然かのように、しらばっくれています。たかだか20ルピー(30円ほど)ですが、その不正直さが許せず、”おい、お釣りは?” と言うと、さもちょっと忘れていただけ、と言うような顔をしながら胸ポケットから出してきます。”最初から正直に出してくれば気持ちよく上げたのに” と思いつつ、むっとして20ルピーを受け取りました。返してもらう方も気分悪し。

部屋に入って即、ルームサービスで簡単なつまみを注文して、まずはいっぱい。”うまっ!” ルームサービスにイラつくこともなく、外で買って正解、などと運転手に感謝の念さえ持ちかけたとろ、ビールのラベルを見ると価格140ルピーと書いてあります。”あれ、あの運転手だましやがった!” すでに30ルピーも上乗せしていたのです。ぼる、とは暴利からの派生語ということですが、こんなかわいい金額なら正直に”一本につき手数料30ルピーいただきます” となぜ正直に言えないのだろうか!?こちらとしては、金額の問題ではなくて、だまされた、という事実が問題なのです。やれやれ、今に始まったことではないけど。

*右上に140ルピーの表示あり。

ホテルには3泊し、2日目は会議の公式ディナーがあり、当然ビールぐらい出るものと予想していたのですが、なんとまったくお酒はなし。日本側からの参加者は一同大がっかり。でも私は運転手のおかげで部屋にビールがありましたので、帰ってから飲めましたが、翌日の分がなくなってしまいました。そこで翌日自ら同じ酒屋に買いに行き、”140ルピーね?” と言って140払おうとすると、店の人は”150” と言います。                     ”ここに140って書いてあるだろ!” といっても、地元の言葉でなんか説明しているようですが、”150” と言い張ります。ま、140も150もどちらでもいいし、面倒なので150払いました。  いったいどうなってるんだ??正当な理由があるのか、あるいは私が外国人だから”ぼって”いるのか。。。

ところでホテルのルームサービスのメニューを見ると、ビール(お酒)の選択肢がありません。お酒は販売していないのかも知れません。毎度のこととはいえ、インド人の話ははなはだ信用できず。なんだかんだと結局は外で買って大正解。ぼられたビールで乾杯!